NY話の続きです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20160204.html
注文したピザトーストを待っていると、やがて黒人の店員からアルミホイルに包まれたピザトースト(らしきもの)を渡されました。それであとは「本日のおすすめスープ」が欲しいと伝えようとしたのですが、相変わらず声が届かないのか、それとも忙しいからたどたどしい英語を敢えて聞こえないふりをしているのか、とにかく無視され続けました
すると、おもむろに先ほど私の注文を聞いた女性店員と黒人店員が喧嘩を始めました女性店員に早口で怒られて、それに対して黒人店員が何やら反論手に持っていた台ふきのようなものをキッチンにバンッと叩き付けて、怒りながら店の奥に引っ込んでいってしまいました
私は何がなんだかわからないまま「もうスープ要らないから、さっさと会計して~」と思いました。すると同行のAさんが私の持っている包みを見て「それ、注文したものと違うんじゃない?」と指摘。アルミホイルをちょっと開いてみると、確かに私が頼んだバーベキュータイプではありません私の次のお客さんも何やら店員に向かってちょっと怒っていて、現場は大混乱
私はもうパニックになって手に負えないと思い、師匠に助けを求めに行きましたすると、何故か師匠のテーブルの上に私が頼んだバーベキュータイプのピザトーストが置いてありました。師匠曰く「店員が持ってきて置いていった」とのこと。???とりあえず、私が今手に持っている包みは「mistake order」と言って、店員に返しました
そしてこの店のシステムもなかなか奇妙なのですが、その出来上がった商品を自分で会計のところに持って行ってお金を払うんですねそしてアルミホイルに包まれているので、会計の人に「それは何だ?」と聞かれて「ピザトーストのハーフサイズだ」と答えるんです。自己申告制なんです
あとはコーラを一本買って、ようやく席に着いた時には、私はもうパニックで汗だくでしたとにかくコーラを飲み干してまず一息つきます。ふぅ~コーラの味は世界共通ですね
そしてようやくありついたピザトーストを食べながら、私はここまでのことを考えてみました。そこで至った結論として、どうも私が受け取ったアルミホイルの包みが騒動の発端だったようなんですねそれが恐らく次の人の注文したものだったのではないか、と。
で、次の人が「自分の頼んだ注文がまだできない。どうなってるんだ?」と女性店員に聞いて、女性定員が黒人店員に「あんた、さっきのオーダー作ったの?」と問い詰めたんだと思います。そして黒人店員は「作ったさ確かに渡したよ」とブチ切れしたのだと。
これらは私の想像ですが、多分そんな感じなのだろうと思いますまあこの店のシステムがオーダーを受ける人、作って渡す人、会計する人それぞれ別人なので、業務の非効率性が生み出した悲劇ですねうん、私は悪くない中身も見えないような包みで渡すし。そして皆簡単にキレすぎもっとおおらかな気持ちで生きていきたいよね。うん。
・・・と、自分を納得させて腹ごしらえすると、次の取材先に向かいました(つづく)