出産話の続きです
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20170314.html
無事出産できた喜びに感極まる私と嫁「これで奥さんの涙を拭き取ってあげてください」と助産士さんからティッシュの箱を渡されます。それはこの場に居合わせた私が唯一嫁の傍で役に立てることここぞとばかり拭こうとして、立ち上がりかけると「旦那さんは手術中に立たないでください」と注意されました
間もなく私と嫁の前に抱きかかえて連れてこられた産まれたばかりの娘は、赤紫に近い感じの色で、まだ少し血が付いていました。髪も風呂上がりのようにベッタリと張り付いた感じで、へその緒を切った部分が白くなっています。とても小さな小さな赤ん坊でした。そして一応念のためご報告ですが「天上天下唯我独尊」とは言いませんでした
そして私が早速抱きかかえようとすると「まだです」と、手を押しのけられました娘は別室に連れて行かれ、まだ色々処置があるようです。その間、嫁のお腹の縫合が続いていました。
「では旦那さんは外へ」ということで、一足先に手術室の外に出ました。身につけていたマスクや手術衣などを脱ぐと、待っていた母に無事生まれたことを報告すると、その時母はiPadで麻雀パイを使ったゲーム「四川省」をやって時間を潰していました嫁が頑張っている間にゲームかぇ
やがて可愛らしい白い帽子を被せられ保育器に入れられた娘が、手術室の外に連れ出されてきましたそこで私の母も初めて娘と対面間もなく諸々の処置が終わった嫁もベッドに乗せられたまま出てきました。寝たままの状態で保育器の窓から手を入れ、つい先刻分離された分身を初めて触り、ここから母としてのスタートを切りました(つづく)