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日経平均は本日大幅反落。前日のNYは久しぶりにFANG株がしっかりでNASDAQが堅調。他方、原油が弱かったことでエネルギー株などが売られ、ダウやS&Pは軟調でした。
それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。住宅版エコポイント復活が伝わったものの、LIXILG(5938)の大幅下方修正などを受けて住宅関連株が先行して売られました。その後は前日安値近辺で下げ渋ったものの、中国株が少し反落したところで一気に売りが加速。日経平均寄与度トップのファーストリテイリング(9983)やTOPIX寄与度トップのトヨタ(7203)はしっかりしていたものの、全般的に売りが広がりました。
後場も日銀ETF買いが入ったものの下げ止まらず、TOPIXは夏場以降の安値水準である1670ポイントを割り込む流れに。その後も断続的な売りが継続し、日経平均は22000円割れの場面がありましたが、何とか22000円台は維持して終えました。トヨタも結局抗しきれずマイナスで終了。売買高は14億株台、売買代金は2.5兆円と前日より膨らみました。
投資判断は「中立」。またしばらくお休みした途端、相場は大変な暴落に見舞われました。大事なタイミングで何もコメントできずに申し訳ございません。昔から私が遠出したら相場が荒れることが多いんですよね。新婚旅行の時にはリーマンショックでしたし・・・。
景気先行指標とされるダウ輸送株指数も9月中旬をピークに下落に転じていると思ったらアメリカ株が崩れてきました。これは9/17に決算を発表した物流大手フェデックスの株価下落の影響を色濃く反映している模様です。もっと言えば小型株指数のラッセル2000も結局9月以降ずっと下落基調が続いて、足元では3月以来の安値水準。
https://www.bloomberg.co.jp/quote/TRAN:IND
しかしまだアメリカの経済指標自体は明るいです。今月はISM非製造業景況指数が60超えの絶好調を示しましたし、またAmazonの賃金引き上げ報道もありました。他社の追随も意識され、次の雇用統計は賃金の伸びが大きくなってくると思います。ただ確かに2月のVIXショックは雇用統計の数字が「良すぎたこと」が背景でしたが。
特に本格化してきている個別企業の決算発表の数字を受けて、アメリカ株も方向性を決めてくるのでしょう。中でもやはりFANG株辺りの決算を受けた動向に注目しておくべきだろうと思います。
ともあれ私は今回の下落がまだ本番ではなく、少なくとも中間選挙後にもう一度より大きな下落に見舞われるのではないかと考えています。長期金利は足元では落ち着きを見せているものの、もう少し金利は上昇し、世界の株価に対して重石になってくる可能性があります。
中国の外貨準備が先月末時点で急減ということで、先月に関してはかなり米国債を売って元買い介入していた模様。この流れがいつまで続くのかというところが焦点になっています。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-10-08/PG93H66S972901
私が15年にNYに行って様々な人から聞いてきた話の中で最も印象に残った言葉。「(当時まだ利上げ開始前だった)アメリカ国債に利回りが付けば、喉から手が出る程欲しい投資家が世界中に居る」と。今が正にその状態であり、出口戦略に向かいつつあるとはいえ欧州、日本という大国は未だ金融緩和が続いていますから、買い手には事欠きません。
ただ海外からアメリカ国債を買うとなると、一般的にはヘッジコストがかかります。つまりドルを売って自国通貨を買う必要があるのですが、自国通貨がドンドン安くなってくると今度はこのヘッジコストが大きくなってきて、差し引きで額面通りの利回りを得ることが困難になってきます。
今はそのヘッジコストがかかり過ぎてアメリカ国債を買う妙味に乏しくなっているのが実情です。ヘッジをかけずに買うことも勿論可能ですが、大金を運用する投資家でヘッジをかけないのはなかなかの冒険です。
https://www.financialpointer.com/jp/post-17838/
アメリカはずっとずっと巨額な経常赤字が続いているものの、海外からの資金流入があるので繁栄を築いています。その資金流入を確保できるまでの水準(つまりヘッジコスト以上に魅力的な水準)にまで長期金利が上がる必要があり、今はその過程にあると言えます。
一方、そんな絶好調なアメリカに資金が集まることで割を食うそれ以外の国々。新興国通貨はとにかく安くなっており、人民元を筆頭に、インドネシアルピア、インドルピー共に最安値圏推移が続いています。アメリカという巨大なブラックホールに、資金が吸い上げられているような構図。
特にアルゼンチンなんかは政策金利を70%超にまで高めようやく通貨が下げ止まっていますが、無論こんな無茶苦茶な高金利をいつまでも維持しえるわけではありません。そういったところから、やがて根腐れするように新興国がバタバタと倒れていってアメリカを含めた先進国も無事では済まないという流れになるのは時間の問題でしょう。長期的に最も実現性が高いリスク要因と言えます。
新興市場も「中立」。本日は両指数共に軟調。ただ東証1部の下げに比べると、新興市場の下げ幅はそこまで酷い下げでもなく、あくまで東証1部が先物主導で大型株中心に売られた形。本当の大暴落であれば、東証1部以上にマザーズやJASDAQの下げが拡がっても全然おかしくはありません。なので比較的個人投資家の投資意欲は高水準のままキープされているような感じがあります。
【ポートフォリオ銘柄】
売りポートフォリオの竹内製作所(6432)は反落。10日に発表した決算を受けて大幅安となっており、そこに地合悪化も加わって下げが大きくなっています。幾度となく損切りがよぎりましたが、何とか決算での急落が当たって一安心。死んだふりしている間に一命を取り留めました。今晩はアメリカの建機大手キャタピラーの決算があり、それを受けて明日の日本の建機株がどのような反応になるか注目です。
同じく売りポートフォリオのソフトバンクG(9984)は続落。サウジ問題という予想もしないところから飛んで来た矢が刺さり落馬した格好になっています。こちらも死んだふり投資法が生きてきました。
冗談はともかく、元々アメリカでのスプリントとTモバイルの合併が上手くいかないと思っていること、またソフトバンク通信子会社のIPOも相当な配当利回りを出さないと成功しなさそうですし、本質的に上手くいくはずがないと思っています。その辺りが表面化すればもう一段安ありそうですが。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。