KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

外部環境の好転で戻り歩調続く

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日経平均は本日続伸。前日のNYは引き続き中国やドイツの景気対策期待感や、ファーウェイに対する一部製品の禁輸措置を11/18まで90日間延長すると発表したことで3指数揃って上昇。先週好決算を発表したNVIDIAが連日の大幅高したこともあって、NASDAQは8000ポイントを回復しました。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ただ14日の戻り高値を手前に利食い売りに押される形。中国市場開始前に警戒感が高まりました。注目の中国人民元基準値は3日連続の元安設定となったものの、人民元は落ち着いて中国株もしっかりしたスタートになったことから買い戻しの動きが出て来ています。売買高は10時45分現在で3億株台と低調。


投資判断は「買い」。逆イールド実現で荒れた先週の株式市場ですが、底堅い印象を受けます。これでそこまでパニック売りが生じないならば、売りが一巡した後に世界は不思議な不思議な株高に向かっていくような気がします。勿論、07年当時も逆転した瞬間にリーマンショックが発生したわけでもないのですが、これまで予行演習(他の年限での逆イールド実現)はだいぶ出来ていたような気もしますから。

そもそも当時はリーマンブラザーズなどは当然救われるだろうと思われていたのに、政府が冷たく突き放したこと、また現預金の流動性がストップしてしまうのではないかという面からの不安が換金売りの連鎖を呼びました。今はその点既に予防利下げと資産圧縮停止を実施しており、資金が余って不動産は買われ、ジャンク債もしっかりの状況。状況は12年前と異なります。

↓ジャンク債ETFのチャート
https://jp.tradingview.com/symbols/AMEX-HYG/ 

アルゼンチンショックやイタリアショックなど相次ぎましたが、以前から繰り返しているように基本的にアメリカや中国以外の危機に関しては一過性と考えて良いと思っています。例えば昨年の8/10もトルコショックが発生しました。当時もアメリカ人牧師がスパイ容疑でトルコ当局に捕まり、その解放を求めて対立したという話でしたが、影響は一時的。世界的な夏休みモードで閑散な中、新興国が不安定になりやすい時期でもあります。

一方、中国に関しては香港のデモがなかなか収まりませんが、こちらも別に今に始まった話ではありません。そもそもフランスでも昨年11月から始まった「黄色いベスト運動」は未だに続いているようです。勿論当時よりだいぶトーンダウンしているようですが、結局株式市場の方はスッカリ慣れてしまいましたし、元々株価への影響も限定的でした。

香港の方は確かにより大きな経済大国である中国の話であること、また天安門事件のような悲惨な事件に発展してしまうのではないかという警戒感もあって毛色が異なるのですが、やはり近い国の話で気になりやすいという部分はあるでしょう。

繰り返しになりますがREITは引き続き高値更新波動が続いていますし、WTI原油先物も55ドル前後をキープ。あれもこれも売られるようなパニックではありません。強いて言えば円、スイスフラン、金、ビットコイン、そしてこれだけ買われているので安全かどうかは別としてアメリカ国債に至るまで「安全資産」に無条件に買いが集まっている印象です。

正直、明日の朝起きて突然アメリカ株が大幅高になっているような想像はかなり難しいです。反面、大暴落している予想の方が難くないでしょう。

ただ皆が本当にそう思いやすいのであれば、果たしてそんな簡単に暴落していくものでしょうか。売り方が「それいけ!」と仕掛けてくる程には下がり辛く(既に警戒感が高いので)、一方下値で買おうと待機している人がなかなか買えない水準であるからこそ、出来高も膨らみ辛く、ジワジワと戻っていきやすい相場環境にあるのではないかと思います。

先般アメリカが一部対中関税の延期を発表しましたが、まだアメリカ側が完全に関税を諦めたわけではないですし、半分近くは予定通り9月から実施されるということ。あくまでクリスマス商戦に影響があるとこを避けた自国側の事情を強調した形でした。ただ、これで追加利下げに対するプレッシャーはだいぶ和らいでしまった感もあり、その辺りの綱引きはありそうです。

それでもAppleにとって良かったのは、とりあえず次回9月発表が有力視される新型iPhoneに関しては関税の対象外になったこと(ちなみにAir PodやApple Watchは対象)。むしろ12月以降かかってくるとなると、駆け込み需要が増える可能性もあります。

日本株の決算の感触は軒並み悪いものが多いのですが、決算翌日は売られたとしても、結局復調してくる銘柄が多い印象です。これはやはり商いが薄いため少しでも買いが戻れば簡単に復元できること、また大部分が織り込み済みであることが背景にありそうです。そういう意味で足元で日本株が出遅れているのは、ザラ場が中国人民元基準値の発表に重なる警戒感と、この決算による下押し圧力が出やすい時期だったからとも言えます。

そう考えると決算は一巡しましたし、全体的なアク抜け感に繋がります。業種的には半導体関連や機械といった外需株にまずそういった傾向が出ています。

空売りが過去に比べて多いとは言いませんが、信用買い残の方は少なめですから信用需給も悪くはありません。一方、裁定売り残もどんどん増えて過去最高を毎週更新する動き。空売り比率も高水準ですし、引き続きGPIFなどの下支えを期待できることもあり、需給面には問題がありません。

あと新興市場も先般書いたように8月がボトムになって年末にかけて戻していく傾向があります。基本的に新興市場は決算を受けて売られやすいので、決算が出揃う中旬辺りがボトムになり、その後は上下ありながらも年末にかけて買われやすいという流れになっています。

そう考えると、実は大体の銘柄が買っても良いということになり、林(個別株)側見ると底堅さが感じられ、それがやがて森(全体相場、指数)の上昇に繋がっていくような感じです。




新興市場は「買い」。本日は両指数共に堅調。引き続き閑散相場の中で小型株優位の展開が続いていますが、指数に落ち着きが見られることで新興市場にも安心感から買いが入っています。上述したように例年8月をボトムに年末まで買い上げられる傾向があることから、ここが仕込み場であるとも思います。


ポートフォリオ銘柄】
カナディアンソーラーインフラ投資法人(9284)は続伸。引き続きREITが高値更新波動となる中で、安定高利回りのインフラファンドにも買いが回ってきている格好です。そして前回も書いたように6月以降上値抵抗線となっていた104000円を突破し年初来高値更新。やはり11万円を目指す波動になってきています。


MTG(7806)は続伸。ロナウドが登場する新CM放送という材料もあって1000円回復の流れになっています。ここ3日間は朝に急騰し、その後沈静化するというパターンが続いていますが、大体寄り付きでガッと買ってくるのは大口投資家のやり口。ようやく禊ぎも済んで、ここから優待狙いの買いが入りやすいのかも知れません。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。