KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

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日経平均は本日続伸。昨日のNYは引き続き経済再開期待感から3指数揃って上昇。金融株などが強い一方で、これまで強かったNASDAQは相対的に弱い動きでした。長期金利は0.7%を挟んでの推移。VIX指数は27.6ポイントと小幅に低下。一方でWTI原油は31ドル台まで低下。


これらを受けた日経平均も朝方から買いが先行。その後もスルスルと買われ一時21900円を回復する場面がありました。中国の全人代閉会に向け、香港での不安感よりも景気刺激策に対する期待感が上回った形。ただ後場は一転利食い売りが強まり、前場安値を下回る動き。ただ前場安値を下回ったところからは買い戻しが入ってきています。

売買高は14時現在で14億株台とここ最近では多め。なお引けにはTOPIXの調整係数に関する取引がちょっとだけ入ってくるはずなので、売買代金は嵩上げされる可能性があります。


投資判断は「やや買い」。最近やたら強いですが、市場の解説を見ると「総額200兆円規模の補正予算」が刺激材料になったという見方があります。安倍首相の支持率急落が景気対策に全力を尽くす、という邪推も。一方で先般ドイツでも中規模企業に対する景気支援策を出したことから、Afterコロナ感が世界的に高まってきました。日本だけの上昇でも無いので、必ずしもこういったまともな解説通りの動きとも言えないでしょう。

一応、たまには多少ドヤらせてもらうと、ゴールデンウィーク前の4/26の有料メルマガ(ブログでは5/7)でも、度々「本格上昇は5月下旬以降になるのでは」としてきました。

理由も色々述べてきましたが、大きなもの順に(出遅れていた)決算が出揃うタイミングであること、中国全人代が開催され何らかの景気刺激策が出てくる期待感(こちらは今のところ不発)、株価の先見性が2ヶ月くらい先を見越すのであれば安値を付けた3/23から2ヶ月先くらいに世界的なコロナ騒動が沈静化する、などなどです。

特に(当然ですが)まだまだ弱気派が多く、また外国人投資家が毎週毎週売っているのに尚しっかりしており、あとはいつ過去最高水準となった裁定売り残の買い戻しに火が付くかどうかの問題でした。チャート的にも1月中旬の高値水準を超えたので、75日線の下落がマイルドになっていく流れの中で、上値が軽くなってくる銘柄が増えてくる日柄でもありました。

「今の株価はおかしい」「実態にそぐわない」というのは「非常にまとも過ぎる」感覚です。株を知らないうちの母親も口にします。ただ実態にそぐわないから株価が下がるべきだ・・・というのなら、じゃあどこまで下がれば実態に合うのか?

今期ほとんどの企業が赤字ならば、株価も原油価格のようにマイナスにならないとおかしい・・・という理屈になりかねません。16年にトランプ大統領の当選が決まってからグングン上がっていったあの相場を思い出すべきかも知れません。

もっとも「実態にそぐわない」というのは私もずっと思っている感覚ではあります。その修正はいつか来るだろうと思いますが、それが本格的に来るのは、前に書いたように夏場になると思っています。

まだまだ今の株価水準が「おかしい」と思っている人は多いので。勿論、その前の段階でチョコチョコ大きめの下落になるタイミングはあるでしょう。足元の出来高も薄いので、値ブレはまた大きくなってくる可能性はあります。VIX指数などもまだ高めです。

実際、需給面の良好さが相場の強さになっています。弱気派の先回り売りによる需給バランス、さらに6月メジャーSQに向けたオプション建玉は2万円~22000円までに厚みがあり、下値はせいぜい19500円くらいまでですから、上方向に需給が向きやすいです。

残念ながら個人的に期待していた全人代での追加景気刺激策は具体的なものはまだ出ていません。むしろ成長目標を示さないことで、地方政府が無理に公共投資をバンバンやって財政悪化を招くことを防ぐ方向で考えているようです。思った以上に中国に余裕が無い感じが見え隠れします。またやはりトランプ大統領の支持率低下に対するアピールによる米中対立激化は懸念材料ではあります。

もっとも、懸念材料があるからこそ結果的な上述の好需給に繋がっているわけであり、差し引きで2兆円超えとなった過去最高の裁定売り残も下支え。売買代金が少なく、外国人が毎週毎週あれだけ売っても下がらないから尚、この好需給が効いてきます。業績の見通しや景気の先行き云々はともかくとして、需給要因で株価が下がる材料はありません。

個別では差が歴然としているような感じがあります。すなわちアメリカ市場のように買われる銘柄はドンドン買われ、売られる銘柄は戻りが鈍い(時々やってくる空売りの買い戻し、出遅れ感からのリバウンドのみ)という感じです。これはやはりAfterコロナで買える株に資金が集中するというところです。

米中問題がこれだけ懸念されても、ほとんど嫌気する向きがありません。人民元の相場自体はまだ昨年9月の水準を上回っていませんけれど、香港でまたデモが激化するなど、不安要素はてんこ盛り。ただ全部二番煎じなのです。それが相場を無敵モードにしているわけですが、であればコロナの第二波が来ても二番煎じと受け止められて上昇続く・・・と考えるのはさすがに甘過ぎでしょうか。とりあえず目先は好需給の株価水準に身を委ねる相場が続きそうです。

ただとりあえず今月いっぱいに関しては、特に売られる材料も無いように思います。トランプ大統領の身に何か起こったり、何か突発的な事件さえ起こらなければ問題ないでしょう。


新興市場も「やや買い」。本日は両指数共に軟調アメリカでもNASDAQが相対的に弱く、先行して買われた新興市場よりも出遅れ東証1部銘柄が選好されやすい地合になっています。本日はテラ(2191)がメキシコでの新型コロナ臨床研究の成功を受けてストップ高となる反面、アンジェス(4563)が売られ総合的には相場が冷えている形。マザーズ指数1000ポイントも近づいてきたことで、買い上がりに奥手になっている感じです。


ポートフォリオ銘柄】
日本ドライケミカル(1909)は大幅高で値上がり率上位。昨日発表した決算が大幅増益だったことで、見直しの動きが強まっています。現状長い陰線になっているのは残念ですが、長期チャートで見ると1200円水準からの上放れトレンド発生は明らか。引き続き同じALSOK(2331)系のホーチキ(6745)との業界再編などに期待しています。


フマキラー(4998)は反落。昨日から同業のアース製薬(4385)と共にやたら出来高が増えて高値更新波動になっています。昨日なんて東証2部での売買代金が東芝(6502)に次いで2位に。ちょっと何故突然盛り上がってきているのか不明で、ひょっとしたら何か業界再編的な動きがあるのか?と勘ぐったり。ともあれこれだけ出来高が出来れば、更なる上放れに期待が持たれます。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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そして次回は5月の成績発表です。5月は復調の月となったので、ベンチマークとの戦いに勝てるかどうかというところが見所です。お楽しみに!


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。