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日経平均は金曜続伸。前日のNYは3指数揃って堅調。新規失業保険申請件数が一段と改善したことで、S&PとNASDAQは最高値更新となりました。
それらを受けた日経平均は朝方こそ売りが先行したものの、間も無く買いが入ると月曜の高値を上回る動きに。ただ27900円手前で天井を打つと、その後はまた中国株を警戒するような売りに押されマイナス圏へ。中国株自体は軟調なスタートになりましたが、次第に落ち着きを取り戻しました。
後場は一段と買い戻されてのスタートになりましたが、27800円を挟んでほぼ横ばい。雇用統計を控えた警戒感は強かったものの、一方で売り込む動きにもなりませんでした。引けでも改めて買い戻しが入り、ほぼ後場寄値と同水準で終了。売買代金は2.4兆円とここ最近の中ではまあまあでした。
投資判断は「やや買い」。金曜のNYは注目の雇用統計において、それぞれ予想を上回る好調な着地だったことから長期金利が1.3%まで急伸。それを受けて金融株や素材株が買われダウとS&Pは最高値更新となりましたが、NASDAQは反落。VIX指数は16.2ポイントに低下。ドル高となったことでWTI原油先物は68ドル割れ。それらを受けた日経平均先物は27870円となっています。
パウエル議長が先のFOMCで少しタカ派寄りの発言をしたのですが、市場はもう十分織り込み済みとの反応で崩れませんでした。ですから今回の雇用統計が好調でも市場は動ぜず。やはりVIX指数も高めなところだったので、十分オプションなどで投資家が保険をかけてしまっていたというところです。
世界の中でも株式市場は二極化しているような感じです。中国株が弱い反面、アメリカは最高値更新波動。中国株を売ったお金が安全資産でもあるアメリカ株に逃避しているような感じすらあります。
一方、負け組に属する日本株。またいつものパターンで特に日本株の出遅れ感が強いです。足元は特に決算を出したところが売られるような地合で、7月はアメリカは月間プラスなのに対して日経平均は月初高、月末安のヒゲがほとんどない月足となり月間マイナスに。結果、7月終了時点では前年末比でもマイナス転落となりました。2日新甫の8月は順調なスタートにはなりましたが果たして。
日経平均に関しては寄与度の高いソフトバンクG(9984)などの影響があるとして、TOPIXの方は比較的しっかりしてはいるものの、時価総額の大きな225銘柄が足を引っ張る分、どうしても影響を受けてしまいます。NT倍率は昨年の大統領選挙前の低水準に。
これはIMFが先進国では日本だけ景気見通しを下方修正したことが響いたとみられます。ワクチン供給の遅れから回復力が鈍くなる・・・という見立てですが、他に下方修正されたのは新興国であり、日本はすっかり新興国扱い。
先にMSCIから大量に除外されたり、そもそも日本市場から外資系証券が次々撤退したり、欧米から見るとアジアの単なる一地域とみなされている感じです。IMFは日本が出資額3位も幹部は欧米勢が中心の機関ですから、欧米勢に随分となめられたものです。
ただ現実問題として日本の株式市場はすっかり外資系に好きなように蹂躙されていますから、彼らの評価に生殺与奪の権を握られています。ともかくワクチン遅れが原因ということならば、東京の感染者数が過去最高を更新してきたことも確かに売り材料にされかねません。まあ、この辺りは逆にワクチン接種率が上昇してきたら上方修正されると思うので、今は我慢の時。
アメリカでは企業の決算が概ね一巡しましたが、事前評価は別として、軒並み大幅増収増益の好決算ではありました。新CEOが率いるAmazonの決算は厳しい反応でしたが、それ以外のGAFAMは軒並み高値圏を維持できています。
先日一つ記事を読んでなるほどと思ったのは「IT企業は自社株買いに資金を向けてくる。アメリカ連邦取引委員会(FTC)の委員長はIT業界に批判的なリナ・カーン氏であり、司法省の反トラスト法担当責任者に指名されたのはGoogleの宿敵ジョナサン・カンター氏。これで買収が難しくなる」という話。
以前から書いているように、中国だけに限らず為政者はとにかく巨大過ぎる力を持った企業を規制しようとするでしょう。そのためこれ以上巨大化するIT企業を看過できないバイデン政権も、これ以上の巨大化を阻止しようとしています。
現在GAFAMの5社で手元資金は6000億ドル前後なのだとか。勿論これら全てが自社株買いに回るわけではないにせよ、足元の低金利環境下もあって自社株買いがまた株価下落局面での下支えになってくることは十分考えられます。この辺りもアメリカの強さですね。
一方、日本ではオールドエコノミー系が買われています。先週は大手鉄鋼株が買われました。先に出た電炉系の決算が良かったことに加え、bloombergが「中国が更なる鉄鋼輸出関税を検討」と伝えたことで、国際鉄鋼市況の底上げに繋がるとみられたこと、また日本製鉄(5401)の大幅上方修正が材料視。
個人的に唯一気にしているのは日経ダブルインバース(1357)のチャート。長期的には今年に入ってから400円弱の水準で下値を固めており、ある程度は上放れる素地があります。ただ日経平均は下がってもTOPIXがあまり引っ張られずに済むならば、つまりNT倍率が更に低下していくのならば、個人投資家はそんなに不幸にならずに済むかも知れません。
新興市場は「やや買い」。金曜は高安マチマチ。下落の続いたマザーズはようやく下げ止まりとはなったものの反発力鈍く。日経JASDAQ平均も巻き込まれる形で、ズルズル3連敗となっています。マザーズは連日売買代金が細っていたところに、BASE(4477)やマクアケ(4479)といった大きめの銘柄が決算を受けて軒並み大幅安になったことが投資家心理を悪化させました。元々成長期待で買われている新興市場は現実に引き戻される決算に弱いです。
【ポートフォリオ銘柄】
アニコムHD(8715)は続伸。金曜引け後に1Q決算を発表。きちんと大幅な増収増益でのスタートに。ただ保険契約も順調に伸びてはいるものの、一方で保険金支払いが診療費のインフレなどで増加しているということで、週明けこの辺りをどう評されるかというところです。一段と売られるような筋合いは無いと思いますけれど。
BlueMeme(4069)は続落。2000円こそキープしたものの、終値ベースではまた最安値を更新。週末要因もあって投げが続いている一方、売買高は上場来最低に。戻りだしたら早いとは思うのですが、期待できない1Q決算を11日に控えているので、まだ警戒感が必要です。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
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パウエル議長が先のFOMCで少しタカ派寄りの発言をしたのですが、市場はもう十分織り込み済みとの反応で崩れませんでした。ですから今回の雇用統計が好調でも市場は動ぜず。やはりVIX指数も高めなところだったので、十分オプションなどで投資家が保険をかけてしまっていたというところです。
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