KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

12月の成績発表

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本日は12月の成績発表です。12月は11月の下落相場からの反発が見られた月となりましたが、IPOラッシュなどを背景にマザーズ指数が年初来安値となるなど、個人投資家好みの小型株中心に弱い動きが目立ちました。そんな中、私のポートフォリオは一体どうなったでしょうか。早速検証してみましょう!


【買い銘柄】

アニコムHD(8715)
774円→829円(19営業日保有 上昇率7.1%)

今月も安値更新波動でしたが、730円台でのダブルボトムを経て切り返し。12月は保険株がしっかりしていたこと、また同社も配当が微量ながら一応前年比倍になったことで、今期の利益に対する自信や株主還元に対する姿勢が示されたことが安心感に繋がりました。来年は反撃の年にしたいところです。


ブロードメディア(4347)
837円→818円(19営業日保有 下落率2.3%)

新興市場株安で同社も売られる展開に。ただ800円水準で下値を固める月になりました。通信制高校を中心にサブスクモデルの安定的な業態であり、来年は同社の巻き返しが十分期待できると考えています。今のポートフォリオ銘柄の中では一番有力だと考えています。


BlueMeme(4069)
2055円→1862円(19営業日保有 下落率9.4%)

琉球物流との協働という材料で買われる場面もありましたが、こちらも結局は新興市場安に押されて軟化。1800円水準での逆三尊が確認されれば本格反転になっていくとみられますが。成長ポテンシャルはある銘柄です。


ヴィッツ(4440)
1324円→1448円(19営業日保有 上昇率9.4%)

こちらも新興株安の流れが波及。ただ後半は自動運転絡みのニュースが出たことで先んじた反発の動きになりました。自動運転以外にも中小向けDXやイベント入退場管理システムなど面白いこともやっているので、今年の一貫した下落トレンドが来年には是正される動きになると思います。


ITBookHD(1447)
396円→404円(2営業日保有 上昇率1.7%)

新興市場安の流れから急遽損の無いところで撤退を決めました。そろそろ再度入れ直して良さそうですが、来年年初の動きを見てから考えることにします。


巴川製紙(3878)
12/18より 802円→843円(9営業日保有 上昇率5.1%高)

隠れた半導体関連株としてエントリー。また足元の業績が好調なので復配も期待できます。7月に高値を付けた時に急増した信用買い残がネックで足元11.6万株もありますが、それが1月末くらいには期日を迎え需給状況が好転してきます。800円という歴史的な抵抗線が下値を支えてくれており、あと1ヶ月くらいの辛抱でしょうか。


【売り銘柄】
シマノ(7309)
12/9より 32290円→30660円(16営業日保有 下落率5.3%)

ユーロ安デメリット株としてエントリー。途中までは強い動きが続いていましたが、足元ではようやく下がって来ました。まず200日線くらいまでの下落は十分期待できると思います。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
0.17(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。

ただしITbookHDは短期間で上昇したため、そのまま計算してしまうと強い上方バイアスがかかってしまうので、投資期間を最大の19営業日分として計算し保守的に見積もっています。もし保守的に見積もらなければ0.30(%/営業日)でした。


ちなみにその間
日経平均 12/3終値 28029円→28791円(19営業日 上昇率2.7%) 0.14(%/営業日) 
TOPIX  12/3終値 1957→1992 (19営業日 上昇率1.7%) 0.09(%/営業日)

今月はベンチマークに勝利。新興小型株主体の割には頑張りました。BlueMemeだけがガンでしたね。売り銘柄のシマノも結果的には正解でした。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数1255.1ポイント
1300ポイントにも6月高値1276ポイントにも届きませんでしたが、まあまあ高いところで終われたので由とします。来年は一気に2000ポイントを目指します!


最後に来年に向けた全体感ですが、足元の株式市場に関しては「中立」で見ています。

アメリカではダウやS&Pが最高値更新と強さを見せつけました。出来高が薄いのは事実ですが、ザラ場ベースでも終値でも完璧に最高値更新となってきたのであれば、この実力は認めざるを得ません。年末まで行けるところまで突っ走るつもりでしょうか。

最近の日本株での話題は、株価が逆転し日経平均寄与度の首位がファーストリテイリング(9983)→東京エレクトロン(8035)に入れ替わったこと。ファーストリテイリングは過去10年間絶対王者として君臨してきましたが、日銀によるETF買い停止や中国リスクで遂に陥落の形。結果、ファーストリテイリングの「10月決算から大発会までは負け無しアノマリー」もいよいよ土が付きそうな感じです。栄枯盛衰ですね。

また最近は年初来高値更新銘柄に対して安値更新の方が多い状況が目立ちました。実は日本だけの現象ではなく、S&Pが最高値更新してきたアメリカでも同じような状況のようです。そしてそれを過去の下落局面との類似性を指摘する人もいます。確かに歪な状況は大きな修正を生むものです。これですぐに崩壊が始まるわけではないということですが、下地は整ってきたとのこと。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-12-28/R4SXOMT1UM0X01

先週末時点の信用倍率は前週4.69倍→4.29倍に低下。買い残自体も3.4兆円に減少していることで、先週の戻り局面で需給は軽くなった感じになっています。

また先週末時点の裁定残高は買い残2,951億円に対して売り残1,561億円の差し引き1,390億円の買い長。前週に比べて555億円減りました。この辺りは需給が改善した形。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文に貴重な時間を割いていただき、誠にありがとうございます。

それでは皆様、よいお年を!


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。