KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

11月の成績発表

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本日は11月の成績発表です。11月は選挙で自民党が実質的に勝利したことで大幅高で始まったものの、その後の岸田政権に対する失望感やアメリカの金融政策変調などを受けて、特に日本株が月末に急落。結局月間ではマイナスとなりました。そんな中、私のポートフォリオは一体どうなったでしょうか。早速検証してみましょう!


【買い銘柄】

アニコムHD(8715)
885円→774円(23営業日保有 下落率12.5%)

投資判断引き上げを受けて急騰する場面もありましたが、結局は他の銘柄同様に売りに押されてずっと安値更新波動。うーん、安値更新銘柄は年末まで損出し売りが出そうなので、とりあえず12月も後半までは厳しい展開が続きそうです。良い銘柄なんですが・・・。


ブロードメディア(4347)
1010円→837円(23営業日保有 下落率17.1%)

こちらも地合に抗えず、結局行って来いの急落に。折角順調に評価されていたのですが、足元の新興市場株安で台無しになりました。正直、これすら売られるのか・・・という気持ちですね。


BlueMeme(4069)
1830円→2055円(23営業日保有 上昇率12.3%)

こちらは11月は上昇の月・・・に途中までなっていたのですが、後半新興市場安に引っ張られて急失速。各移動平均線を下回ってしまいました。1800円弱の水準での逆三尊の形にはなっているのですが、流動性が低いのが痛いですね。


ヴィッツ(4440)
11/4より 1621円→1324円(20営業日保有 下落率18.3%)

需要繁忙という辺りや、イベントの入退場関連ソフトといった辺りに面白みを感じたのでエントリー。ところが、その後は下げに下げました。うーん、新興市場銘柄をチョイスしてしまった辺りが運の尽きでしたね。ここまできたら売り枯れまで我慢する他ないですね・・・。


チェンジ(3962)
11/6より 2094円→2464円(12営業日保有 上昇率17.7%)

今月大成功と言えるのはこの銘柄のみ。一時は安値更新となったので厳しいところでしたが、決算を信じて正解でした。利食い後に地合悪化で売られて来たので、売りのタイミングもバッチリでした。


ITBookHD(1447)
11/30より 403円→396円(4営業日保有 下落率1.7%)

チェンジ売却分に代わりの銘柄として取り上げたのですが、ちょっとまだ早かったですね。テーマ性はある銘柄なので、こちらも売り一巡後のリバに期待します。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
-0.16(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。


ちなみにその間
日経平均 10/29終値 28892円→28029円(23営業日 下落率3.0%) -0.13(%/営業日) 
TOPIX  10/29終値 2001→1957 (23営業日 下落率2.2%) -0.10(%/営業日)

今月はベンチマーク程度の負けっぷりでした。特にポートフォリオ新興市場に偏り過ぎてしまい、新興株安をモロに受けました。もう少し上手い立ち回りができたのではないかと反省です。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数1186.3ポイント
何とか掉尾の一振で1300ポイント回復を目指したいところです。


最後に全体感ですが、足元の株式市場に関しては「やや売り」で見ています。

オミクロン株に関しては特に何とも思っていません。確かに問題としては、もしこれでまたロックダウンが行われたとして、もう金融引き締めに向かっている中で中央銀行に打つ手が無いと市場が受け取るということはあるでしょう。ただ今は金融相場から業績回復相場へと向かっています。アメリカでは巨額インフラ投資法案も成立しました。

既に2年近く向き合ってきたコロナとの付き合い方、危険性に関しても皆慣れてきたはずです。その上で、世界各地で「これ以上コロナで我慢を強いられるのはたくさんだ。マスクすら付けたくない」とデモが起こるくらいです。

ただ何より気になるのはVIX指数。足元では1月以来の高値水準になりました。既に11月後半からジワジワと上がっていたのが嫌な感じではありましたが、30ポイントを超えVIX指数が長期上昇トレンド入りとなった感じです。

それを増幅したのがNY州の非常事態宣言再発出。感謝祭というアメリカでは日本の正月並のイベントがあったので「そこは何とか乗り切ろう」ということでこれまで変異種の報道が封じられていただけではないのかというくらいタイミングが良すぎます。

まあそれは考え過ぎとしても、元々アメリカは一日平均10万人超の新規感染者数が続いています。NY州でも平均6,000人以上の新規患者が出ているということですが、それに変位種が加わったところで今更どれだけのことか。

日本株に関しては11/26の空売り比率は51.5%でした。50%を超えてきたら遅くとも2週間以内に底打ち反転をし、最低1週間~1ヶ月くらいの上昇相場になります。ただ実際、底打ちまで2週間も時間があったら果たしていくら下げるのか・・・という考え方もあります。今回は12月メジャーSQも迫ってくる日柄なので、一層読み辛くはなります。

ちなみに前回の空売り比率50%超えは10/28のTOPIX浮動株比率変更のリバランスの日。当時は54.1%と過去最高のものになりましたが、やはり翌日一旦更に安値を付けたあとは長い下髭を付けました。共に受渡日が翌月となるタイミングが意識され、やはり機関投資家ポートフォリオリバランスに絡んだものという辺りが強いように思われます。

以降の先物の値動きは異常です。結局12月メジャーSQが近づく中、プットの売り手が急激に先物売りでヘッジする必要性が生じたことに因るものでしょう。つい一週間前まで3万円に手が届くところまできていたものが、一転27500円が見えてきた。29000円から下は500円刻みで1万口単位の建玉があるので、これらの売り手は慌てて先物売りでヘッジをしないといけなくなりました。

結局先物のチャートを見ると、8月、10月安値に接近しています。日本株の売り要因の一つは円高反転の影響があるのも事実。これまで円安パワーで何とか踏み止まっていた日本株の化けの皮が剥がされたとも言えます。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文に貴重な時間を割いていただき、誠にありがとうございます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。