KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

米中首脳会談無事通過で上昇

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日経平均は金曜続伸。前日のNYはロシアがドルでの利払いを実施し国債のデフォルトが回避されたことで安心感から買われる展開に。3指数揃って1%超の上昇となりました。WTI原油先物は103ドル台に上昇。

それらを受けた日経平均は前日終値近辺で始まると、その後はやや買われる動き。マイナス圏に押し戻される場面もありましたが、前日終値が下支えとなりました。連日急騰を見せた香港株がさすがに軟調なスタートになったものの、特に嫌気する動きもなく。

昼に日銀金融政策決定会合が現状維持と伝わると先物がやや売りに押され後場は改めて前日終値に接近。ただその後は引けにかけて買い戻しの流れとなってほぼ高値引け。今年初の5日続伸、週間全勝となりました。売買代金は4.1兆円台と活況。引けにFTSEのリバランスが入り膨らみました。


投資判断は「やや買い」。金曜のNYはクアドルプルウィッチングデーで商いが膨らむ中、米中首脳会談がとにかく無事終了したことで3指数揃って上昇。それぞれ3月高値を更新しました。長期金利が2.15%で落ち着く中、特にNASDAQの上昇が大きくなりました。VIX指数は23.9ポイントに低下。WTI原油先物は105ドルに上昇。それらを受けた日経平均先物は27100円となっています。

プーチン大統領や習主席などの独裁者は絶対的な権力が既にあるので、基本的にそれ以上強化されることはなく、油断すれば失うのみ。一度失ったら、再度奪取されないようライバル(政敵)に抹殺されてしまう。それが怖いのです。そういった対抗馬や部下に対して権力の正当性を誇示するために、常に領土拡大意欲や海外強硬を示し続けないといけません。

だから金正恩はミサイルを撃ち続けて国内にアピールしないといけませんし、習近平も絶対的な権力を維持するために成果を挙げ続けないといけません。

真実はわかりませんが、プーチン大統領にはパーキンソン病疑惑が出ています。動画なども足の震えを指摘されており、確かに様子がおかしい感じはあります。自身の身体の衰えから余計に心理的な「怯え」が強くなり、今回の暴挙に出たのだとみられます。そういう意味では、逆に本当に強いプーチンに戻って外交的な解決や修復を描けるのであれば、今すぐにもウクライナから手を引くのではないでしょうか。

ロシアが中国に軍事支援を要請していたという話もありますが、北京オリンピック開催中に攻め込んでおいてどの口が言うのか・・・と私が習主席だったら思うでしょうけれど、私ではない習近平氏が冷静にどう判断するかは知る由もなく。同じ共産主義と言いながらも、中国は今や世界2位の経済大国であり、10億人もの人口を抱える大消費国。昔から「両雄並び立たず」という言葉がある中国が、プーチン大統領と手を取って・・・とは考え辛いと思いますけれど。

そもそも中国は台湾方面に睨みを効かせておく必要があると感じているのか、台湾の防空識別圏に軍用機を侵入させたりしています。ロシアの軍艦も津軽海峡を通過したり、潜水艦が宗谷海峡を通過したりと極東アジア方面も緊張感の緩和は見られません。

ただウクライナ情勢はちっとも改善されませんが、残酷ですけれど株式市場は慣れてしまい、もう売り材料にはならないのでしょう。コロナの時もそうでしたが、現実的な情勢と株式市場は温度差が大きいものです。

話が逸れましたが、動きがあったのは原油などの商品市況です。ただ個人的には原油価格はもう大天井を付けたのではないかと見ています。先週月曜の時間外取引の一番流動性が低い時にWTI原油は130ドルを付けてしまいました。高値覚えで節目ができたことが大きいと言えます。またニッケルの約定キャンセル事件があったことも投機家の手を引っ込めさせた一因だと思います。

他の商品市況も概ね同様に限月が先になる程に価格が安くなっています。アメリカの金利が上がっているので割引現在価値を考えれば当然ですが、一方でインフレを認識するのであれば上がってもおかしくは無いわけで。つまり今の供給不足は時間と共に解消されるという見方が優勢です。

もう一つ、為替も動きがありました。ドルインデックスは先週またバイデン政権下での高値を付けましたし、ユーロドルもパリティ(1ユーロ=1ドル)への流れが意識され始めています。円も実効為替レートが既に50年ぶりの低さと言われていましたが、ドル円は119円を突破してきています。

どちらかに振れたら光より影の部分が強く報じるのはマスコミの悪癖ですが、今は円安=物価高で庶民の敵というような感じになっています。ただ第一生命経済研究所の永濱氏によると「円安はむしろ内需に効く」という話もあり、この辺りは直感よりも中身を詳しく調べて議論する必要がありそうです。
https://www.dlri.co.jp/pdf/dlri/04-20/1709_4.pdf

日本株に関しては日柄的には昨年9月14日高値から半年期日通過。まあ信用買い残がここ半年で最も貯まったのは11月下旬の急落時だったので、半年の信用期日到来と言ってもあくまで象徴的な意味合いでしかありません。それでも気にする人も居ますし直感的に感じやすいリズムでもあるので、一つターニングポイントとしてなりやすいタイミングではあります。

先週末時点の信用倍率は前週4.9倍→4.3倍に低下。買い残が3.2兆円に大きめの減少となっていて、先週の急騰場面で処分されたものが多いのではないかと推察されます。

また先週末時点の裁定残高は買い残9,366億円に対して売り残2,060億円の差し引き7,306億円の買い長。前週に比べて2,718億円も増えました。先週は確かに週末のメジャーSQに絡んで、先物が特に乱高下していたのが目に付きましたが、そこで増えたんですかね。この分需給が大きく悪化しています。


新興市場も「やや買い」。金曜は両指数共に堅調。あと半月ほどとなったマザーズ市場ですが、金曜は売買代金1,669億円と活況。ここに復活の兆しが見えれば、個人投資家の回帰から日本株も更に強含めると思います。なお、IPOに関しては住信SBIネット銀行を始め、延期が相次いでいます。その分、需給は安定しても良いはずですが。


ポートフォリオ銘柄】

ヴィッツ(4440)は続伸。同社に関しては自動運転というテーマがメインで見られていると思いますが、実はイベント向けの入退場管理システムなども手がけており、イベントの入場制限緩和もあってAfterコロナ関連株という切り口も期待しています。出遅れ感が強く、ここからでしょう。


トヨタ(7203)は反落。半導体不足の影響でまた生産台数の下方修正を発表。その影響もあって他の自動車メーカーも軒並み売られる展開になりました。ただ足元で円安がドンドン進んでいる中で、こちらのメリットの方が上回ってくるだろうなとは思います。そもそも自動車需要が強いですしね。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。