KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ゲゲゲの女房 その1

先週末台風が接近する中、私も関東に接近してみました(;^_^A今回は嫁が毎月わざわざ東京まで習いに行っている習い事の大会があるという事で、私も嫁の集大成を参観するという目的で行きました。今回の旅行記は前回程長くならないと思いますから、お付き合いいただければ幸いです(;^_^A

朝から嫁のご両親と共に調布へ。大会は嫁が習っている会の創立20周年という事で、調布グリーンホールを借り切って大々的に執り行われました。

ところで、正直言って私はこの大会をなめていました。「大会って言っても、身内だけでやるような小規模なものでしょ?」ってな感じで。だから、今回嫁に「東京まで見に来て欲しい」と言われた時には、なんでわざわざ・・・と思っていた程です。

ところがところが、開場前から列を成す程の大盛況(××)開場15分後に到着した我々は、危うく1200もある席に座れなくなりそうな程でした(・・;)大会自体は夕方まで滞りなく進み、思ったより飽きる事無く、そして感動裏に終了しました。

終了後、折角調布まで来たので、ゲゲゲの女房でまた脚光を浴びている深大寺にまで行ってみようという事になりました。過去に嫁と一緒に行った事もあったのですが、今ゲゲゲが終わってもなお熱いホホホホットな場所でもあります。調布駅にも今度公開される映画版「ゲゲゲの女房」のポスターがびびびびっしりと貼られており、当然駅前の本屋にも水木しげる関連の本がひひひ平積みされています←しつこい

調布駅から深大寺までバスも出ているのですが、必殺iPhoneで最短ルートを確認すると徒歩30分程度になっています。よし、最近歩いてないし、今日は一日座りっ放しだったし、これ位の距離なら歩くぞ!と思い立って歩いていきました。

てくてく歩いていき、深大寺近くになると何となくお金持ちの住宅が並びます。そうか、やはり田園調布は高級住宅街という事もあって、良い家が多いんだな・・・と思っていたら嫁に「調布と田園調布は違うよ(-。−;)」と突っ込まれました。えっ、そーなの?

東京の人にしてみれば常識かも知れませんが、田舎者は勘違い。嫁曰く「ゲゲゲの女房の中にも、境港の家族が勘違いする一コマあったよ」とのこと。うちの女房に思わず「ゲゲゲッ!(-。−;)」と言ってしまった一コマでもありました。(つづく)

さて、ゲゲゲッと驚く日経平均は金曜大幅続伸。前日のNYダウは金融緩和による過剰流動性相場への期待からリスク資産全てに資金が流入し、株・債権・金などの商品市況それぞれが大幅上昇となりました。

それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。過剰流動性相場の訪れを予感させる資金の流入で、俗に言う「持たざるリスク」が台頭する流れに。為替は相変わらず80円台のままでも何のその。終日先物主導で買いが入り、9600円台を回復しての引けとなりました。

投資判断は「強気の買い」。週間の上昇幅も今年最高となって、ここにきていよいよ買いが本格的に集まってきた感じがします。2ヶ月程前から言っていた「アホみたいに上がる相場」は、ここにきてようやくスタートか、という印象です。商いも21億株台と、いよいよ膨らんできました。

金曜のNYダウは小幅続伸ながらも高値を更新。また為替も81円までじわりと円安が進んでいます。月曜も引き続き上昇する公算が高いでしょう。金曜に大方の決算も通過しましたし、より一層買い安心感が増して「持たざるリスク」「日本株の出遅れ」が意識され、上手くいけば来週一気に1万円回復も見込まれます。今買わなければいつ買うのか、という状況が続きそう。

新興市場は「強気の買い」。金曜は2指数共に上昇。さすがに過剰流動性相場の資金は新興市場にも向かってきた形で、売買代金も膨らみました。また、新興市場の雄サイバーエージェント(4751)が好業績と自社株買いをセットで出してきて、大幅高となったことも市場ムードを明るくしました。

恐らく新興市場はもう少し緩やかな上昇を続けると思いますが、東証1部銘柄が落ち着いてきたら資金が一気に新興市場に流れ込んでドカンと来ると思います。その時は今年2月〜4月のような、イケイケどんどんといった新興市場全面高の様相を呈する強い流れになるでしょう。それまでしばしお待ちを。

ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は続伸。りそなHD(8308)が増資報道で、本日の相場展開において一人負けの中で、メガバンクはしっかりした動きが続きました。特に増資という言葉に神経質になり易い同社に過剰反応が起こらなかった事は、同社を取り巻くムードの変化点と言えます。一時120円を回復する場面もありましたが、完全にトレンド転換するためには、もう少し頑張りが必要。

トヨタ(7203)も続伸。金曜引け後に決算を発表。中間期の黒字転換は良いとして、問題は通期見通しですが、為替レートを85円に置いて上方修正。この辺りは色々と苦心した数字だなぁという印象を受けます。個人的には3月末のドル円は85円よりも更に円安になっていると見ていますが、今のレベルではやや説得力に欠ける上方修正となるでしょう。

また、それでもアナリストコンセンサスを営業利益ベースで1000億円下回る内容になっていますから、今回の決算通過後の動きは微妙と言わざるを得ません。株価は木・金と二日続けて窓を開けた上昇になっており、一旦は調整を挟むのが妥当と思われます。今更トヨタショックも流行らないでしょうから、月曜の相場に同社が及ぼす影響は限定的でしょうが、これをもって上昇トレンドへと転換するとはちょっと見られない状況。

プロミス(8574)は大幅続伸。昨日出した決算を受けてアク抜け感が台頭。一気にストップ高を伺う水準まで上昇しました。それにしても皆本気で今回の決算の場でどうにかなる(破綻とか)のではないかと真剣に思っていたのですね。私はかなり驚きです。そんなわけは無いでしょうって。

ただし一度傷ついてしまった信用、株価はそう簡単には戻りません。残念ながら実態とは裏腹に、株価の需給は暗転してしまっています。まずは10月下旬に揉み合った400円前半のラインを時間をかけて突破する必要があります。25日線がもう少し降りて来た頃合いに再度上を目指す動きになるでしょうが、やはりここを抜けるには2週間程の時間が必要ではないかと見ています。

【注目銘柄】
ドワンゴ(3715)は堅調。野村が投資判断を強気にした事や全体相場の上昇を受けて、堅調推移となっています。先日は民主党の小沢氏がニコニコ動画に出演し、国会招致を否定する発言でマスコミに話題になりました。これで一層ニコニコ生放送の知名度が上がったと言えるでしょう。

そして「ネットによるマスメディア駆逐」という意味では、今回の出来事は歴史の決定的な転換点とも言える象徴的な内容だったと思います。すなわち、既に出演者や意見の発信者が既存の解説者を挟まない、中立的な(すくなくとも出演者達はそう考える)場での発表を、当人達の選択でできるようになってきたという事です。

これで益々ネットによる情報発信が強化され、その仲介者であった既存のマスコミは益々シェアや発言力を失う、という事になりそうです。なお、仲介者という意味合いでは既存の出版社が電子出版に押されるという構図も出来つつありますね。これもネット社会の変化。

また、昨日はYoutubeにて尖閣諸島の漁船衝突映像が流出するという出来事がありました。これも情報統制というものが最早政府レベルの押さえ込みでは難しく、国民が求める「知る権利」は今後徹底的に実行されていく事を意味します。そういう意味では中国のやっているような情報統制も瓦解は時間の問題で、今は景気が良いので国民の不満は無い状態ですが、景気が少しでも曲がり角を迎えれば、やがて天安門クラスの動乱が起こる事は必然です。

先日なるほどと思った事に「ダーウィンの進化論によれば、強い者が生き残るのではなくて、環境の変化に対応できるものが生き残る」という話。あんなに強い恐竜は環境の変化に対応する事ができずに絶滅してしまいました。今は社会の構造がものすごいスピードで歴史的な変化を繰り広げている最中です。過去の常識は既に意味をもたなくなっているかも知れません。

上記に挙げた例をとって考えてみると、既存の仲介者が一律にシェアを失うという単純な意味ではなくて、実は変化に対応できないところがシェアを失い、変化に対応できる仲介者はむしろ新しい流れに乗ってシェアを拡大するという事を意味します。

これは大きくても変化に対応できるフレキシブルさを持っているところはより強く、小さくて変化に対応できるところは成り上がり、それ以外の硬直的な、もしくは対応できない小規模な者は駆逐されるという事を意味します。

ただ念のため誤解の無いように付け加えておくと、どんなに苦境になってもマスコミが完全に無くなるわけではありません。実際にラジオは未だに残っていますし、むしろコミュニティFMという形では昔に比べて大量の放送局が出来上がりました。

ですから、時代の流れというのは常に既得権益保持者と新興勢力との戦いの歴史でもある通り、新規参入側にとってはチャンスの到来と見て取る事もできます。そういう風にチャレンジできるベンチャースピリッツこそが、やはり変化のスピードについていくという意志の強さの表れでもあるでしょう。

という事で、これから株式投資にあたる場合においても「生き残る銘柄」すなわち今の時代の流れに対応できる銘柄や、新しい流れを作る事ができる銘柄を選ぶことが重要になってくると思います。

そのためにはまず、自分の銘柄選別の目がきちんと機能しているかどうかを振り返って確認してみる必要があるでしょう。もし過去の成績が悪かったりするのであれば、変化に対応できていないという事ですから、今まで自身が目も向けなかったような銘柄について、詳しく調べてみようという気持ちを起こす事が重要なのかも知れません。その場合に他人の意見を傾聴してみるというのも一案でしょう。

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