KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

遠くの親戚より近づく他人 その5

郵送した翌日の晩。母の元に一本の電話がかかってきましたそれが兄からの初めてのコンタクトでした。

直後に母が私に興奮した様子で伝えてきた感じでは、電話の声は非常に穏やかで優しい感じで「連絡ありがとうございました」と、好印象だったとのこと

「あんたがヤ○さんかも知れない、なんて言うからドキドキしてたけど、とんだ取り越し苦労だったわ」と一気に肩の荷が下りた感じに。「逆に向こうの人はあんたの事をヤー○んとも思っていないような優しい感じの人やったわ」と言うので「そういう性格になったのは間違い無く母親の差やね。父親が同じなんやから」と言い返すと、母はそれ以上何も返せませんでした

とりあえず後日改めて日程を決めて、一度富山にやってきて直接話をするということでした。実は兄の母親が富山出身だったので(父と結婚したわけですからそんなに不思議な話でも無いですけれど)、ほぼ毎年のように富山にはやって来ているとのこと

それからしばらくして、実際に会う前に兄から手紙が送られてきました「連絡をいただきありがとうございました」という内容と、写真が3枚同封されていました。最近の近影のもので、見てみるとその姿が亡き父に激似でビックリ皆で回し見て「これは父の子供に間違い無い」と言い合っていました。ちなみに私自身は父の若い時の写真に似ていますが、どちらかというと母似だそうで。

そして母もこちらの写真を3枚同封して返信まずは互いに写真で面通しを済ませました。そして実際に来てもらう日程を確認。四十九日に間に合えば親戚一同にも紹介できて良かったのですが、日程的に間に合いませんでしたし、初対面でいきなりはちょっと刺激が強すぎるのかも知れません。

父が亡くなった日にちなんで、毎月二十日がいわゆる月命日ということで、家にお坊さんがお経を詠みにやってきますというわけで、そのタイミングがきっかけとして良いだろうということで、その日に合わせて来てもらうことになりました。その際相続の話もしたいので、印鑑と住民票などの必要書類を合わせて持ってきてくれるようお願いし、了承を得ました。(つづく)

北朝鮮のミサイル発射が激震

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日経平均は本日続落。前日のNYは高安マチマチ。ハリケーン「ハービー」による被害を受けてエネルギー株や銀行株が売られる一方、ヘルスケア株などが買われました。ただ日本時間の朝方、北朝鮮が日本上空を通過するミサイルを発射したことを受けて、いつものパターンでリスク回避の円高が進捗。一時今年4月以来の円高水準になりました。

それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。売り一巡後は買い戻しも入りましたが、今回ばかりはさすがに韓国株も下落したことを受けて改めて下値を伺う展開に。後場は日銀のETF買いが入る期待感もあって下支えられる流れ。売買高は14時時点で10億株台と低調。


投資判断は「売り」。いつものパターンですけれど、ジャクソンホールなど「イベント待ち」と言われたイベントを通過しても特に出来高も増えないんですよね。本日のミサイル騒ぎですら商いが膨らまず。そうなるとトレンドが変わりようも無く、利益確定売りに晒されやすいと思います。なお日米共に流動性が少なく、本格的なエネルギッシュな買いが見られません。

日経平均は週足で見ると先週までで6週連続安。これは14年1月以来とのこと。当時はその後も戻りが鈍く、結局5月の本決算通過後まで横ばいの低迷が続きました。

一方、出来高も低迷が続き、これも昨日時点で12年8月以来の5日連続15億株割れとなりましたが、当時も8/20から6営業日連続の15億株割れ→9/6まで6%程度下落して、その後は概ね横ばい推移が続きました。

当時は株価水準が9000円程度だったので、今とは売買代金のレベルが大きく異なりますけれど、両方の事例を総合して言えるのは「しばらく上がることが無い」ということ。買い上がるエネルギーや理由が無いわけですね。

最近の雑感としては、年初来安値更新銘柄でも空売り残が多いこと。信用倍率が1倍を割り込んでいる銘柄が多いんですよね。毎日の東証1部全体の空売り比率も一応高いですし(最近は商いが薄いのであまりアテにはならないですけど)、高値警戒感自体は十分織り込まれている感じでもあります。

そういう意味で空売りの買い戻しが入り下値を支えているので、ガンガンと安値を更新するわけではなく、ジリジリと真綿で首を絞めるような下げ方をしている印象です。前向きに捉えれば、閑散相場の中で空売りという仮需の売りばかりで実需の売りが出ていないことが先々の安心感を生むかも知れません。が、一方で積極的にバンバン買っていこうという筋が居ないことも確か。

他方、市場全体の信用倍率が少しずつ悪化してきているのも事実。半年の信用期日を意識すると、この流れは12月まで続くということかも知れません。
http://www.traders.co.jp/margin/transition/transition.asp

一方、高値更新銘柄の中に時価総額の大きい金融株や不動産株などが無く、逆に安値更新銘柄の方に属している点が、今の地合の弱さを象徴しています。

しかし需給はそこまで悪く無いのに「何故日本株が海外株に比べて相対的に弱いのか」と改めて考えてみると、やはり日本だけ金融政策に出口が見えず、今後起こるであろう世界的な株安になった場合の備えが薄い点が相対的な弱さなのだろうと思いました。

景気は当然ながら無限に回復するわけではなく、アメリカでの景気拡大期が98ヶ月続いているのに歩調を合わせる形で、日本の景気拡大期も今月で57ヶ月となっており(残念ながら震災で途中減速したので短い)、戦後2番目の長さとなっています。いずれやって来る景気腰折れ局面において、利下げで対応できるような策が用意できない(マイナス金利は通用しないことは実証済み)点が、日本株の弱みなのでしょう。

GPIFは日本株の買い余力がだいぶいっぱいいっぱいになりましたし、ここから日本株の比率を更に引き上げるのはなかなか難しいでしょう。こうなると頼みの綱は日銀ETF買い一本のみということでしょうか。

投資主体別売買動向では、先々週外国人が現物を2,057億円の売り越し。一方、個人は2週連続の買い越しとなり、特に信用取引以外の現物での買い越しが350億円ということで、3月最終週以来(権利取り目的の買い)になった模様。これが押し目と認識したということでしょうか。なお、外国人は先物の方は3,288億円の売り越しということで、薄商いの中ガンガン売ってきた格好です。

ところで先週金曜は世界的なネットワークの障害がありました。楽天証券を始め、国内の証券会社が軒並みシステムダウンする中で、出来高が一層細った格好。一説にはGoogleによる誤送信が引き起こしたとされています。

正直、私は細かい理屈がわかりませんが、これはGoogleに対する損害賠償に発展しないのでしょうか?実際そうであれば金曜のGoogleの株価はもっと下落していたと思いますが、とりあえず小幅安に止まっています。となると、本当の犯人は今回の北朝鮮のミサイル発射前のサイバー攻撃だったのではないか・・・というのはゲスの勘ぐり?
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/082502137/

もしGoogle株の下落に繋がるとなると、チャート的には6月と7月に1000ドル手前の水準でダブルトップ形状となっており、その間の7月安値895ドルを割り込んでしまうと、本格的にダブルトップ完成と言えます。その場合NASDAQへの影響度が強い銘柄ですし、他のFANG株などへの波及を通じて下落相場を作り上げるかも知れません。


新興市場は「強気の売り」。本日は両指数共に軟調。高値更新波動の続く日経JASDAQ平均もさすがに下落は避けられないものの、下げ幅は限定的で底堅く。一方、アンジェス(4563)が公募増資を発表したことで、そーせいG(4565)など他のバイオ株にも売りが波及。マザーズ指数押し下げの要因になりました。

まあ今回の一件があろうとなかろうと、とりあえず需給バランスを崩してしまったマザーズの方は厳しい展開が続くと思います。


ポートフォリオ銘柄】
グリーンズ(6547)は反発。北朝鮮によるミサイル発射がインバウンド需要に影響を及ぼすか、そうでなくても円高がマイナスと見られましたが、特段影響無く。JASDAQや2部指数の強さから見られるように、小型株に資金が流入する流れになっています。明日の機関投資家向け説明会を控えた期待感もある模様。

また、近年はインバウンド需要も3大都市圏から地方に人気が逆転したということで、地方のホテルに強みの持つ同社にとっては良い話でもあります。ここからの見直し買いに期待です。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFS09H1M_T10C17A8NN1000/


売りポートフォリオJXTGHD(5020)は反落。冒頭でも述べたようにハリケーンの影響でアメリカで原油価格が下落し、その流れが原油株の上値を重くする格好。一方、銅の価格は天井知らずですが、今のところ原油のマイナスの方が大きく出ている格好。ただ今月中にはちょっと撤退ポイントを探っていきたいと思っています。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

遠くの親戚より近づく他人 その4

そんなわけでいよいよ兄が現在住んでいる場所を突き止めました。正直50年も経っているわけですから、最悪の結果として既に他界されている、という可能性も十分あったわけですが、どうやらご存命であるということは確認できました

が、ここからが本番。きちんとコンタクトが取れるかどうか。まずは郵送で手紙を出します

正直、相手がどんな人か想像もできません。なにせ会ったことがありませんから「こんなに居所を転々としているなんて、カタギの仕事ではないのでなはいか」「南に向かう人は過去に何らかの向こう傷を負った人だ」とか、多方面に対して失礼なことを考えましたすみません

結論としてはそうでなかったから、今こうして多少の笑い話的に色々書けるわけですけれど、やはり会ったことの無い人に会って、しかもいきなり金銭に絡んだ話をするわけですから、十分な警戒心は必要だろうと思います本当にヤ○さんだったらどうしよう、色々因縁をふっかけられたらどうするか、と考えたりしました

母は「お父さんの子供だからそんなことはない」と言っていましたが、当然そんな保証はありません。なにせ50年近く経っているのですから。その間環境が人間をどう変えるか知れたものではありません。

とりあえず、本当に父の財産が無いのは事実です。ところがいくら通帳の残高をコピーしても残高証明を取り寄せても「他に隠しているだろう」と言われてしまえば終わり。あるものを証明するのは簡単ですが、無いものを証明するのは難しいわけです。税務署なら他の取引との突合で探してくるでしょうけれど、素人相手には難しい話

しかしここまでくると、後はなるようにしかなりません。手紙は母が書くということになりましたが、文面は二人で考えました。アレコレ考えましたが、結局便せん一枚程度にまとまるように「突然のお便りで失礼します。あなたのお父さんが亡くなりました。この度、家の登記にあたりご相談したいことがございますので、宜しければご連絡ください」というような内容と実家の電話番号を合わせて記載したシンプルなものにしました。

そして配達がきちんとできたかどうかを確認するため、簡易書留で郵送することに郵便局でお願いし、相手からのリアクションを待つことになりました(つづく)

ジャクソンホールを控え買い戻し

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日経平均は金曜反発。前日のNYは原油価格の下落などを受けて軟調。ただ為替が円安方向に振れてきたことで、日経平均は朝方から買いが先行。薄商いの中、週初から全般的に売られた週であったことから、ジャクソンホール前のポジション調整による買い戻しが入りました。

後場は世界的なネットワークの障害が生じ、一部証券会社でログインできない事象が相次いだこともあり、商いが薄く。結局先週の終値を回復できずに14年以来の6週連続安となりました。売買高は13億株台、売買代金は1.7兆円台と低調。4日連続の出来高15億株割れは12年以来。


投資判断は「売り」。金曜のNYは総じてしっかり。ジャクソンホール会合の注目点イエレン・ドラギ両中央銀行トップの口から金融政策に対するものは語られず、結果タカ派色が弱まったとの見方からドルが売られ、一方タカ派色が強まったと見られたユーロが買われる展開になりました。NASDAQはFANG株が軟調で小反落。

それを受けた日経平均先物は19470円となっています。なお土曜の朝には北朝鮮がまたミサイルを発射しましたが、反応は限定的と見られます。

個人的には引き続きNASDAQの弱さを警戒していますが、NASDAQの指数寄与度が大きい「三つのAの企業」があります。

まずはFANGのAを示すAmazon。先般トランプ大統領に名指しされ、Twitterで口撃を受けました。その効果があったかどうかは謎ですが、Amazon株の下落基調は止みません。それがNASDAQの足を引っ張っています。

二つ目は何と言ってもApple。9/12にも発表されるのではないかとみられているiPhone8ですが、先の決算を受けて最高値を更新してきたように、また足元で期待値が高まる動きになっています。Apple株に関しては比較的強い動きが続いているのですが、実は足元で先行発売された「Essential Phone」がどうも強力なライバルになってくるのではないかと思います。

このEssential PhoneはOSのAndroidの生みの親とされるアンディ・ルービン氏が生み出した新しいブランドです。非常にシンプルでスタイリッシュな作りになっており、個人的にはとりあえず見た目は多いに気に入りました。私の中でiPhoneのデザインは4Sで終わったのですが、久しぶりにガジェット心をくすぐる製品が出て来た印象です。
https://www.essential.com/jp

正直、いきなりiPhoneのシェアを大きく脅かすとは思いませんけれど、これでiPhone陣営に大きなプレッシャーが与えられたことは重要です。今週辺りから随時予約者の手元に届くそうなので、これが巷のSNSなどを通じてどのように拡がっていくのか、ライバルのAppleは気になるところなのではないでしょうか。

三つ目のAはAlphabet、すなわちGoogleです。欧州で巨額の制裁金報道などがあり、少しずつ株価は下落基調にあります。特にこちらはチャートが微妙で6月と7月に1000ドル手前の水準でダブルトップの形になっています。まだその間の安値895ドルを割り込んでいませんから正式なダブルトップは完成していませんが、足元910ドルの株価からいつ落ち込んでもおかしくはありません。

無論、その他にもFacebookNVIDIA、Teslaといったところの影響度合いも気になりますが、とにかく注目しておくべき3銘柄が「AAA」です。

NASDAQは丁度6/9の高値陰線と7/26の高値陰線以降の値動きが似ていますが、6/9~7/6まで下落基調が続きました。1ヶ月弱の日柄を7/26から当てはめると、大体今週辺りがその日柄になります。歴史が繰り返すならば今週が大底となり、また最高値更新波動に向かうのかも知れません。

ところが前回と決定的に違うのは決算を通過したということ。アメリカ株も2Q決算が出尽くして、それが今の株価の萎みに繋がっています。日本株同様、決算は総じて良かったのに買われない。この辺りを深刻に捉えておくべきだろうと思います。アメリカ株が崩れてくると、どんなに日本株のPERが割安だと言っても虚しいだけ。既に最近の値動きがそれを証明しています。

最後に原油は需給の引き締まり傾向があることに加え、シェール掘削リグの頭打ち感、また先物限月交代によるテクニカル要因もあり比較的しっかり。ドル安も背景に銅などの商品市況も強含んでいます。

特に銅はEVの電池に使用されることで今後10年で9倍に膨らむという試算もあります。まあ今後どのようなイノベーションが生じてまた材料に変化があるかも知れませんが、商品市況の上昇が見込まれています。
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00432008

その影に隠れて不気味な動きをしているのが金。18日には1300ドルに乗せる場面があり、大統領選挙直後以来の高値を付ける場面がありました。

最近はビットコインの方に資金を奪われたとも言われる金ですが、個人的にはビットコインは恐らく北朝鮮の資金などが入ってきているのではないかと邪推しているので、本当に有事や危機が起きた時に代替になる商品ではないと思っています。波乱を図るバロメーターとして意識しておく必要はあるでしょう。


新興市場は「強気の売り」。金曜は両指数共に堅調。特に後場から世界的なネットワーク障害が発生したことから、マザーズではネットセキュリティ関連株が買われました。日経JASDAQ平均は時価総額が大きい日本マクドナルドHD(2702)の強さもあってしっかり。全般的にリスクオンモードが戻ってきていますが、個人的にはまだ早いと思っています。


ポートフォリオ銘柄】
グリーンズ(6547)は続伸。金曜引け後に上場後初の中期経営計画を発表。全般的にはちょっとつまらない中期経営計画ではありますが、まあ内需株の着実な成長というのは、買われる一つのキーワードみたいなものですから、それで由としておくべきかも知れません。次は優待発表のタイミングに期待でしょうか。


売りポートフォリオ大東建託(1878)は続伸。ただ25日線での攻防となっており、金曜は微妙に下値を切り下げる場面がありました。また同業のレオパレス21(8848)は修繕費用を徴収しているのに適切な修繕が行われていないということで提訴されたと週末に伝わりました。
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20170826/CK2017082602000076.html

実は2月にも名古屋のオーナー会100人以上が「10年不変と言われた家賃を引き下げられた」と提訴しており、どうもこの辺りは火薬庫のようですね。ともあれ、この辺りの話は色々なメディアにも取り上げられて今では暗黙の了解的な感じになっています。サブリース業界の闇と言えるでしょう。


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遠くの親類より近づく他人 その3

というわけで、まずは兄が今どこに住んでいるのかということを探さないといけませんそこで市役所に行き、父の戸籍を調べるところからスタートとなります。戸籍を発行してもらい調べると、兄の籍が北九州に移動していることがわかりました

あぁ、兄さんは北九州に居るのか。そういえば20年ほど前に一度北九州に行ったことがあるけど、その時にひょっとしたらどこかで知らずにスレ違っていたのかも・・・なんて

しかしこれ、ひょっとして北九州市役所まで行って戸籍を取ってこないといけないのか?・・・と思いましたが、電話で「斯く斯く云々の事情で兄の居場所を探している」と問い合わせると「であれば郵送で対応できる」ということでした。返信用封筒や手数料分を郵便局で定額小為替を用意して同封したりと、なかなか面倒くさいのですが、ともあれ郵送して返事を待ちました

すると一週間後くらいに返事が。中に入っていた戸籍謄本を見ると「調布に転出」と書いてありました。ううむ、まあかれこれ半世紀近い人の人生ですから、そりゃ転居の2度、3度はありますわねそういえば数年前に調布に行きましたが、その時にひょっとしたらどこかで知らずにスレ違っていたのかも・・・なんて

と言うわけで、次は調布市役所に同じように照会をお願いします。また返信用封筒や定額小為替を同封して、郵送し返事を待ちますするとまた一週間後くらいに返事が来ました。中に入っていた戸籍謄本を見ると今度は「那覇市に転出」そういえば4年前に那覇に行きましたが、その時にひょっとしたらどこかで知らずにスレ違っていた・・・ってもういいですね

ここまでくると、面倒臭いというよりも、妙に段々楽しくなってきました「次はひょっとして海外に行っているんじゃね?」「いや、一周回って富山に戻っているのかもよ?」などなど、勝手に盛り上がっていました。

で、結果的には那覇市の次に転出した国内某所で決着が付きましたその瞬間「えー、つまんない」と内心思ったのは秘密です(つづく)

トランプ発言で再び円高に

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日経平均は本日反落。前日のNYはトランプ大統領が「メキシコの壁を作る費用のために、政府閉鎖も辞さない」「NAFTAもある時点で打ち切り」などと発言したこと、また新築一戸建て住宅の販売戸数が増加予想に反して-9.4%と落ち込んだことが嫌気され軟調長期金利低下に合わせてドル円は109円を割り込んで戻ってきました。

それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ただ日本では昨日に既にトランプ発言を織り込んでいたこともあり、売り一巡後は下げ渋る動きに。一時前日終値付近まで戻しました。ただその後は達成感も出て改めて売り直される動きに。後場は今晩から始まるジャクソンホール会合を控えて様子見気分が高まりました。売買高は14億株台、売買代金は1.7兆円台と低調。


投資判断は「売り」。前週の貿易収支が予想を上回ったことやトランプ発言で円高が進んできています。

しかしトランプ大統領もやけくそになったか、事件を起こした白人至上主義者に対して深く責めませんし、それを機に各経営者の離反を招いて助言組織の2つを解散させる動きに発展(組織側から解散を決めたようですが、トランプ大統領のTwitter的にはトランプ大統領が辞めさせた形になっています)。

Amazonを口撃してみたり、本当に何をやってもダメな感じがします。なにせこれでも世界のトップですからタチが悪い。下手をすると単なる点数稼ぎのために北朝鮮攻撃を仕掛ける可能性すらありますね。

アメリカ株もいよいよ下落トレンド入りが明確になっています。木曜の大陰線で決定的な感じにはなっていますが、金曜も一時反発に動いたものの結局マイナス引けの陰線で終値ベースでも8月安値。バノン氏を退任させようが何しようが、もう修復不可能な感じの流れになっています。

一応、バノン氏と対立関係にあったコーン国家経済会議委員長の辞任話は否定されましたが、市場はトランプラリーの終了を見込んだ動きになっており、アメリカの長期金利は昨晩また6月以来の水準にまで低下。もし本当にトランプラリーが終了するとなると2%割れも十分想定され、まだまだドル売りの流れは落ち着かないような感じがします。
https://jp.investing.com/rates-bonds/u.s.-10-year-bond-yield

毎週チェックしている短期筋の動向によると、ユーロ買い、円売りのポジションは共に減少し、それがここ最近のトレンド(ユーロ売り、円買い)を後押しした形にはなっています。ユーロが売られドルが買われてもドル円の方は円高が進んでおり、やはり例年通り8月いっぱいは円高基調にあるのでしょう。
http://www.dai-ichi.co.jp/market/cftc.asp?cd=5173

日本株のチャート的には、TOPIXも遂に75日線を割り込んできました。日経平均の方は25日線と75日線はデッドクロス。そして一番まずいのは75日線が下方に転じてきたこと。加えて最早鉄壁と見られる2万円の厚い価格帯があって、しかも薄商いが続いてでは突破は難しいでしょう。もう基本的にしばらく2万円回復は無さそうです。

一方、下値は200日線があるので、まず19200円辺りで下げ渋る動きは出てくるだろうと思います。この辺りも先般「急落というよりも大きめの下げが続くことで、日本株は段々下がっていくような展開を想定」としたような流れが続くでしょう。

今の日本株に絶対的な割高感が無いですし、需給的にもどうしても売らないといけないもの(裁定残とか信用買い残とか)が無い以上、アメリカの下げにお付き合いする形でじり安展開が妥当だと思うからです。

ただ、これは案外日本株にとって不幸なことかも知れません。と言うのもドカンと下がった方が、衝撃の大きさと共に涙ながらの損切り、あるいは強制退場という動きが早まりそうですが、真綿で首を絞める、あるいは茹で蛙状態で損切りできないまま被害が拡大するということもあるからです。

4-6月GDP速報値もあれだけ良かったのに、また1Q決算も全般的に上方修正されたのに、これ以上どんな好材料が出てくれば気が済むのでしょうか。どうも日本株固有の材料で上がるという現象は起こりそうにありません。

安倍内閣の支持率もパッとしませんし、まして都内は8月に入ってから雨が降らない日は無いという冷夏の様相を呈してきており、7月の猛暑予想から一変。これが経済に悪影響を与えるのではないかとも言われ始めています。

SQ値が今月遂に連続上昇記録をストップしたこともあり、外国人投資家の姿勢も変わってきたように思います。その証左が毎日出てくる空売り比率。8月に入ってから40%を超える日が続いており、明らかにアメリカ大統領選挙以来の大きな基調の変化になっています。

そのアメリカ株に関しては引き続きNASDAQに注意をする必要があります。とりわけNASDAQの方が寄与度の大きい銘柄が存在すること、また値動きの激しさがあることから、いち早く変化を読み取ることが出来そうです。


新興市場は「強気の売り」。本日は両指数共に堅調。マザーズ指数は途中まで弱かったものの、前引け前から急速に切り返す動きに。円高耐性の強さが久しぶりに安心感に繋がりました。売買高も1日以来の水準に回復。ただ引き続きNASDAQ同様の下落トレンドが続くと見込まれるため、安易なリバ取りは止めた方が良いと思います。


ポートフォリオ銘柄】
売りポートフォリオソフトバンクG(9984)は反落。一時はトランプ銘柄としてもてはやされた株ですが、最近トランプ大統領の失言が続く割には値がしっかりしている印象です。本日こそファーストリテイリング(9983)がしっかりでしたが、先月来下落が目立っているため、指数寄与度の関係から同社が買われる動きが強かった印象。

足元ではアリババ株が高値追いの動きになっている点が追い風ですがNASDAQの下落が重石になってくるものと見ています。金利上昇気運も同社の収益性に対してのネガティブ要因になってくるでしょう。


同じく売りポートフォリオJPX(8697)は続落。7月以降下落基調が続いて、200日線も割り込んでいます。足元の市場の閑散ぶりを見ても敢えてこの銘柄を買う理由は無いでしょう。弱気で。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

遠くの親類より近づく他人 その2

それから月日が流れ、昨年父が他界し葬儀関連のことが一段落した頃。一つ気になる点が出てきました。それは今母が住んでいる実家の登記。父の死亡により相続が発生するわけですが、お陰様で(?)相続税が発生するレベルの財産は父は残しませんでした。それは良いとして、登記は変更手続きが必要です。将来このボロ家でも処分しようという時に放っておくと厄介です。

現実レベルの話をすると、登記を変えずに放っておく人の方が多いみたいですね。ただ実際に不動産を売買したりする際には、権利者不明という状態では手が付けられません。権利者のあずかり知らぬところで勝手に売買されるわけにはいきませんから。

そして放っておくとその不明の相続人がいつの間にやら死亡していたりして、その子の相続などになり、登記の権利関係がより複雑になって後々苦労するということになるのできちんとしておいた方が良い、とは私の前職の経験上の知識。

父の相続人は4人。つまり母、姉、私、そして未だ会ったことの無い兄です。この4人で法定相続分に応じて、父が保有していた実家の権利を案分することになります。特に「争続」ともならないので単純に分ければ良いだけのですが、この最後の人物の存在が、今回登記をややこしくしています。探し出して話し合いをし、登記にあたって何らかの決着を付けないといけません。

私は一応前職で多少やっていた関係上、司法書士に何万も払って依頼するくらいなら、面倒くさくても自分でやったるわいというケチケチ人間です今回特に、実の兄を探すというちょっとイレギュラーな体験が、個人的な興味も刺激しました。一体どんな人なんだろう?(つづく)