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株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

日米の金融政策決定会合を終えて上値追い!

★☆★☆ 第11回目の開催決定!

テレビ東京日経CNBCラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で11回目となる自主開催セミナーを開催されます!!

馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html

内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 
日時 :10月7日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
http://kokucheese.com/event/index/481551/

東京では3日で定員に達する人気セミナーです。
当然私も参加します(^_^)/

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日経平均は本日続伸。前日のNYは注目のFOMCにおいて、予想通りのテーパリング開始を受けて総じてしっかり。Apple Watchの不具合やiPhone8の予約不調が伝わったAppleが軟化したことなどでNASDAQは反落となりましたが、ダウとS&Pは高値更新。ドル円は112円台に突入に。


それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。いきなり20400円台に乗せ窓を開けて始まりました。ただ次は日本の金融政策決定会合を控えて20500円手前までの高値圏もみ合いに。そして昼にはこちらも予想通り現状維持で伝わると、為替は特段動きがありませんでしたが、株が次第に利食い売りに押される展開になりました。売買高は14:45現在で16億株台とそこそこ。


投資判断は「やや売り」。売りだと言っておきながらもドンドン高値追いになるのは今年よく見られる赤っ恥パターンです。

しかし難しいのは、今は昔に比べて為替との連動性が薄くなっていること。本日も特に後場ドル円が横ばい推移にもかかわらず、ジワジワと売られる流れになりました。

理由は何と言っても需給面にあるのでしょう。やはりそれぞれ繰り返しになりますけれど、9月が外国人売りの多い月であると共に、大きいのは日本郵政の1.4兆円規模の追加売出だと思います。月内受け渡しを目指すと報じられています。

ちょっと話が飛びますが、ここで日米の株式の時価総額を見てみます。マザーズが出来た2000年開始時点の東証時価総額は456兆円→現在613兆円で上昇率34%。対してアメリカは14.6兆ドル→21.8兆ドルで上昇率49%。確かにアメリカの方が買われているのは事実ですが、TOPIXが1722ポイント→1670ポイントとむしろ下落しており、S&Pは1387ポイント→2508ポイントと時価総額以上の上昇率となっています。

この齟齬がどこから生じているかの理由の1つが上場企業数の違い。日本株は1,935社→昨年末で3,539社と増えています。これは途中から大証JASDAQが加わって1,100社嵩上げされた点はありますが、それを差し引いても500社ほど増えています。ちなみに東京証券取引所は世界でも4番目に上場企業数が多い取引所でもあります。
https://zuuonline.com/archives/133470

一方、アメリカの方は実は97年以降ドンドン減り続けています。と言うのも、NY証券取引所の方は2,300社前後で大きな変化が無いようですが、NASDAQの上場企業数が98年の5,068社→02年には3,649社に激減。アメリカは上場審査が世界一厳しいと言われ、容赦なく上場廃止になったり合併したり。13年からようやく増加に転じ、NY証券取引所NASDAQ合わせて5,204社となりましたが、かつてのITバブル崩壊によって、2000年よりむしろ減っています。

となると、例えば年金などの大口投資家がアメリカ株というジャンルに○○億ドル投資する、と決めた場合、他の残存した銘柄に資金が流れるわけです。ですから、指数がドンドン上がるのは当然で、巨額な金融緩和も手伝ってアメリカ株が上場来高値圏にあるのも需給面からはうなずける話です。

しかも日本の方で2000年当時と比べて増えた時価総額の大きなところは、今回の郵政3社や大塚HD(4578)、第一生命(8750)などといったオールドエコノミーばかり。新興ITで急速に伸びるアメリカとは大きく異なります。

そしてもう一つ、こちらの方が影響が大きいでしょうが、浮動株比率の上昇。これまで日本は銀行の持ち合いがあり、浮動株、つまり市場に流通する株式が比較的少なかったです。浮動株が低いと、市場で流通しているわずかな株数の過不足で株価が上下するわけですから、単純に発行株数×株価で計算される時価総額への影響が大きくなります。ところが近年銀行による持ち合いはほとんど解消されました。つまり浮動株比率が全体として上昇したわけです。

となると、例えば年金などの大口投資家が日本株というジャンルに○○億ドル投資する、と決めた場合、流出してきた浮動株に資金が吸収されてしまいます。ですから、株価はそれ程上がらない=時価総額はあまり上昇しないということになります。

それでようやく日本郵政の話に戻りますが、15年のIPO当時は新しく日本郵政Gやかんぽ生命(7181)、ゆうちょ銀行(7182)が上場したことで、日本株時価総額の17.5兆円増えました。一方、それに要した金額(すなわち市場の資金吸収額)は当時も1.4兆円。1.4兆円政府に払ったけれど、17.5兆円の時価総額が増えました。

ところが今回は日本郵政の浮動株比率が上がる分、単に政府に1.4兆円株式市場から持って行かれます(※勿論新規に売出に応じるため資金を投じる人もいるかも知れませんが、まあ少数でしょう。実際、IPO時に政府が20%の株式を放出しましたが、浮動株比率は3.6%と個人投資家の比率は低め)。その場合リバランスの対象になった既存の株は単純に売られるので、日本株全体の時価総額はむしろ減少することになり、指数が押し下げられることになります。

1.4兆円という金額の大きさは、薄商いの日の市場全体の売買代金程度に匹敵しますし、日銀が毎日739億円ずつ買っていますが、大体19日分のインパクトになります。個人的にはもういっそ日銀が丸々日本郵政株を引き受けてしまえば良いのに、と思ったりするのですが。

というわけで、案外この辺りを深刻に捉える論調を聞かないのですが、私は円高よりもこの話が市場全体の大きな重石になっていると思っています。


新興市場は「売り」。本日は両指数共に堅調。東証1部がしっかりしていることでリスクオンモードに。しかも東証1部の値上がり率ランキング上位を見ると新日本理化(4406)やルック(8029)、エコナックHD(3521)など往年の仕手株ばかり目立ち、個人の短期資金の活況ブリが見て取れます。短期勝負なら個別個別ではアリな環境ではあります。


ポートフォリオ銘柄】
グリーンズ(6547)は反発。訪日外国人観光客数が9/15時点で2000万人超えということで、昨年よりも1ヶ月半早いペースでの達成に。インバウンド関連株の刺激材料になりました。為替の円安進捗も追い風に。このまま25日線を上抜ければ、ダブルボトム形成チャートになるのですが。

売りポートフォリオソフトバンクG(9984)は反落。昨日は傘下のスプリントとTモバイルの経営統合が伝わり、日経平均を押し上げる原動力となりました。本日は先んじて急騰した反動もあって軟化。ただ結構な好材料のはずですが、6月以降の高値を結ぶ上値抵抗線を抜け切れていません。この辺りまだ下がっていく脈はありそうです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

肉球は無い

3連休は嫁・子供を実家に預け、一人「猫耳クラブ」に行ってきました・・・と書くと非常に最低なオヤジな感じに写りますが、一応解説すると猫耳クラブという4人組バンドのライブで、もっと言うと今流行りの若いアイドルグループなどでも無く、30代以上の男女4人のソロシンガーで構成された健全な(?)バンドです
http://hotfield.jp/2015/artist/nekomimi.html

私はこの中の片岡大志さんのファンで、CDは全部持っています東京に居た頃はライブにも行ったりしていたのですが、富山に戻ってきてからはなかなか機会が無くなりました

ご存じ無い方のために簡単に紹介すると、片岡大志さんはシンガーソングライターで斉藤和義さんらと同期(のはず)の年代。矢井田瞳さんをプロデュースするなど、近年はプロデューサー業が多くなっています。メジャーどころではV6にも楽曲を提供したりしていました

非常に独特の世界観をもった誌と幅広い音楽ジャンルの造詣が魅力的です。ちなみに最近は音楽学校である尚美学園大学のJ-POP担当の准教授として、活躍されているそうです。

大志さんは元々富山に結構縁があり、私が高校の頃、地元のFM局でプッシュされていたのがファンになったきっかけ。それで猫耳クラブのメンバーの一人tomomiさんが富山県で活動されていることもあり、富山での講演が年に一度くらいのペースであります。今年はようやくタイミングが一致して、また嫁の許可も出たので行けることになりました。

正直言って他のメンバーの方はよく知らず、初めて聞く曲ばかり。ただ、この猫耳クラブは「軽音楽の部活動」と称しているだけあって、全般的に肩の力を抜いて楽しめるタイプのライブ

中には猫耳クラブの由来となったミュージカル「CATS」の『ガス芝居猫』という曲があったり、皆が知っている洋楽のカバーや童謡もあったり。小さな子供からお爺さんお婆さんまで老若男女ほのぼのと楽しめる構成になっていました。たまにはこういうものも良いですね正直想像以上に行って良かった感があり、また来年も行きたいです

解散風が追い風で2万円回復!

★☆★☆ 第11回目の開催決定!

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日経平均は本日続伸。前日のNYは長期金利の上昇を受けて金融株などが買われる一方、Amazonクラウドサービス価格見直しを受けてITセクターが軟調Amazonも売られましたが、NASDAQも続伸で3指数共に最高値更新の場面がありました。


それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。連休中にドル円が111円台後半まで進んだことを受けて、いきなり2万円乗せとなりました。その後も売り方の買い戻しなどを巻き込んでじり高歩調。後場も上値追いの流れとなりました。売買高は14時半現在で15億株台と低調。


投資判断は「やや売り」に。にわかに持ち上がってきた衆議院解散を受けて、投資判断を引き上げざるを得ません。ただ今週日米の金融政策決定会合があるので、最終判断はその結果を見て考えます。

先週金曜ですっかり耐性が認められた北朝鮮リスクですが、こちらは結局偶発的に何か発生した場合、例えば熱狂的な兵士がテンション上がりすぎて韓国やアメリカを勝手に攻撃する、などといった暴発の怖さがあります。

両トップのキャラクター上、振り上げた拳の下ろし場所がありませんから、そのまま戦争状態に突入する(北朝鮮に言わせればまだ朝鮮戦争が終わっていないので休戦状態が解かれる)可能性があります。古来戦争の原因は案外小さな偶発的な火種であることが多いです。空気を読まない奴って絶対居ますから。

そのトランプ大統領は先般「法人税率15%が理想的」と発言する一方、日経では「20%台前半を軸に調整」と伝わっています。多少歩み寄った形で着地点を模索するのは、いかにも不動産王らしいやり方と言いますか。最初に無理な数字をふっかけておいて、妥協したような形で相手を納得させるやり口なのでしょう。

今週は日米の金融政策決定会合がありますが、先に行われたECB理事会では、ユーロ圏のGDP伸び率を上方修正。

一方、来年以降のインフレ率の見通しを下方修正しましたが、ドラギ総裁の「ユーロ相場は成長とインフレに重要」「QEに関する決定の大半は10月に」と述べたことで、警戒されたユーロ高に対する牽制発言が明確に出なかったと評価され、ユーロが急激に買われる展開に。それを受けてユーロドルは1.20ドルを突破し、年初来高値を付けてきました。

他方、ドル円チャートはボリンジャーバンド-3σに達してきました。そうなると私の経験則上、最低3営業日は反発します。結果的に足元まで10日以上円安トレンドになっていますが、今度は一転+3σが近づく流れに。

アメリカはまず懸念問題の一つである債務上限問題が3ヶ月先延ばしとなったことで、事態が前向きに前進。一方、フィッシャー副議長の辞任報道はタカ派の同氏が居なくなることのプラス部分を評価する部分もあるかも知れません。

ただし、先行きの不透明感が増した点はマイナス材料。また、次期総裁候補とされていたコーン氏をトランプ大統領が候補から外すと伝わった事も不透明感に繋がっています。

8月は相場の流れが変わった月だと言って良いと思いますが、9月もそんな感じを受けています。まだ結論を出すのは尚早ですが、恐らく9月はNT倍率の巻き戻しが出る月では無いかと。具体的には日経平均採用銘柄が相対的に買われ、非採用銘柄が相対的に売られる、という形です。

9月が外国人投資家が売り越しの季節であるということ。実は8月最終週の時点で、外国人は今年の累計が売り越しに転じました。じゃあここから売ってこないのではないかという見方もありますが、アベノミクス開始以後の買越額の貯金がまだ10兆円以上ありますから、余力は十分残されています。今年もやはり売ってくるのでしょう。
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/stocks_data/investment_3/investment_3.asp

そして日本郵政(6178)は市場からの資金吸収額が1.2兆円とも言われる売出を発表。市場全体に対する換金売り圧力が懸念されます。実際、IPO時には市場押し下げ要因としても働いており、当時チャイナショックの余波もありましたけれど、15年10月(郵政3社の公開価格決定)→16年4月(TOPIX算入完全完了)の日本株軟調推移を見ると、少なからず影響した様子を見とれます。

しかも当時は日本郵政だけで7000億円弱の資金吸収額でしたが、今回はその倍額。市場の高値からの下落幅は当時ほどではありませんが、今回も高値から少し押したところでの決定は、ちょっと市場全体に秋風を送りつけてくるような感じがします。

なお、その日本郵政Gは日経平均の採用が決まり、また傘下の日本郵便ゆうパックの値上げを来年3月から実施と伝えられ、売出に向けた援護射撃が次々撃たれています。そして今回の選挙も大きな援護射撃となりました。ただそれらが売出「後」の支援材料になるかどうかは別問題です。


新興市場は「売り」に。本日は両指数共に堅調。こちらも東証1部が落ち着いているなら落ち着きますし、特に日経JASDAQ平均は高値更新波動なので、一括りに新興市場という見方は難しいのかも知れません。そんなわけで投資判断は一段階引き上げました。個別ではそれぞれ十分短期勝負でいける銘柄はあると思いますが、この辺りはテーマに沿うかどうかでしょう。


ポートフォリオ銘柄】
グリーンズ(6547)は反発。為替が円安に反発したことで、何とか訪日外国人観光需要増加に期待を繋ぎました。一応明日の引けにまた8月分が公表されるため、この辺り材料視されやすい環境ではあります。ここで反発できればダブルボトム形成チャートになるのですが。

売りポートフォリオソフトバンクG(9984)は反発。9月に入ってからは弱い動きになっていましたが、本日のような環境になってはさすがに買い戻しが出ました。ただアメリカではNASDAQ関連に買い疲れ感が出てきており、買い戻し一巡後は改めて売られる展開になると見ています。


【注目銘柄】
IBJ(6071)は大幅高で値上がり率ランキング上位。こちらは先週配信の有料メルマガで買いで取り上げ。一進一退の動きが続いていましたが、本日は今度の選挙が争点にまた子育て支援・婚活などがテーマになってくるのではないかという思惑が働き買い上げられる動きに。ラッキーパンチが出ました。

足元では売り長の最高値更新波動となっており、売り方の買い戻しが出て来やすい流れです。目標株価はもっと上。また達成し次第取り上げ根拠などを当欄にて紹介します。


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遠くの親戚より近づく他人 完結編

その後実家に移動し、お茶を飲みながら家系図を描いて我々の知る限りの先祖のルーツを伝えました。兄にしてみれば今後会うであろう様々な親戚の立ち位置を知っておく必要もありますし、自分の出自は知りたいでしょう。

そして肝心の登記に関して説明。我々子供は全員相続を放棄し、家の権利を母に譲るという形をとりました。各自の保有用に遺産分割協議書を4通用意して、それぞれに全員判を押し、あっさりと円満無事話し合いは終わりました。

ちなみに兄と姉は誕生日がたったの6日しか違わないことが発覚兄と姉は両親が共に違うわけですからあり得る話ですが、何か妙な縁があります。ちなみに誕生月で言えば3人共に同じ11月というのも奇妙な縁

その日の夜は和食屋で会食兄は父に似てお酒好きということで、酒を飲みながら胸襟を開いて話すことができました。そこで来年子供が産まれる、という話をすると「自分達は3年前に結婚して、もうお互い年なので子供は諦めている。是非丈夫な子供を産んで父のDNAを継いで欲しい」とエールを受けました。全く余談ですが、兄は晩婚なようですけれど、奥さんといつもラブラブな感じなので、実に幸せそうで良かったです

そしてまた翌年、つまり今年の一周忌に来て貰うことを約してお別れしました。元々富山には毎年のように来ているということなので、毎年お盆の季節には父の墓に来てお参りしてくれるということでした。

その約束通り、今年兄に一周忌に参列してもらい、2度目の対面となりました。正直まだ相変わらず「遠くの親戚」な感じで、直系の兄という実感は沸きません。

その一周忌の席上で、初めて他の親戚の前で紹介。そして互いに挨拶を交わしました。今父の兄弟で存命なのは弟、つまり私の叔父さんだけですが、親戚の中で一番関係が深いと言える叔父さんは、これまで会わなかった甥っ子の半生を聞いて感銘を受けていました。

最後にまたしても全くの余談ですが、兄と今年も一緒に墓参りに行きました。実はその際に兄のお母さんも一緒にお参りしてくれました。つまり前妻です。前妻、後妻二人の女にお参りしてもらうとは・・・男として本望(?)なのかも知れません父は高次脳機能障害を煩い、我ら家族の固有名詞を間違えることもありましたが、その際一度だけ「○○子」と前妻の名前を呼んだこと、多分母は根に持っています(完)

北朝鮮のミサイルが連休前に撃たれアク抜け!

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日経平均は金曜続伸。前日のNYはボーイングが格上げを受けて買われたことでダウが最高値更新となったものの、その他の指標は反落。Appleは続落となりました。ただ朝方北朝鮮がまた日本上空を通過するミサイルを発射したことで、為替は一気にリスク回避の円高に。


それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ただ間もなくプラス転換すると、その後はジワジワと上値を追う流れに。後場は一段高となって、前日高値を上抜きました。結局高値圏での引けとなり19900円台を回復。週間の上げ幅は634円となり、今年最大となりました。

売買高は20億株弱、売買代金は2.9兆円弱と膨らみましたが、FTSEラッセル指数の銘柄入れ替え0.5兆円規模があって、引けで4.7億株の出来高が嵩上げされました。


投資判断は「売り」。金曜のNYは出てきた経済指標が概ね好調だったことから揃って堅調でダウとS&Pは最高値更新。Appleも反発し、日本のSQにあたるクアドルプル・ウィッチングを無事通過しました。それを受けて日経平均先物は19850円となっています。

NYの強さは7月の急反騰相場の再来をイメージさせます。最も時価総額の大きなAppleは9/12の新製品発表会以降、失望売りが続いていましたが一服。Appleは毎度「事前に新製品の期待値が高まっているから発表会で出尽くしの売りが・・・」と思っても、発表会後に更に株価が高まる強さがあります。

それがここまでの株価最高値更新波動を作ってきたのか、逆に最高値更新波動の流れがあるからそれでも強いのか、玉子と鶏の関係はわかりません。ただこういうブランド力のある会社は、例えば任天堂(7974)も新型ハードの出る年は株価が強いという特徴があるように、株価的にも強い動きを作りやすいです。

一方、いくら反応が薄くなってきたとはいえ、引き続き北朝鮮リスクは燻り続けます。根本的に何かが解決した問題ではないですから。アメリカ市場も平時は薄商いの中、上がったら下がる相場が続いていくのだろうと思います。それでなくとも9月は例年日本株の弱い月。

それ以外ではアメリカの政府閉鎖の問題に関しては今まで特にこのブログで言及してきませんでしたが、個人的にはあまり大きな問題ではないと思っていたからです。一応市場では少し懸念され、そして今回ハリケーンもあってあっさり先延ばしになりましたが、元々公務員などの給料に絡んでくることですから、これはどっちみち引き上げが成功した類いのものでしょうし、実際今までもそうでした。

今回のハリケーンは、非常に不謹慎な言い方になりますけれど、結果的にトランプ大統領やアメリカ株式市場にとっては神風と言えるのかも知れません。トランプ大統領がこのチャンスの対応を誤らなければですが。

しかし株式市場にとってはハト派の延長なども含めてプラスに作用するかも知れませんが、実体経済にとってはマイナスです。テキサス州の経済地盤沈下もありますけれど、ガソリン価格の上昇によって消費が落ち込む可能性があります。今回のハリケーン被害によって製油所が停止。アメリカの精製能力の大きな部分が一時閉鎖に追い込まれ、ガソリン価格が上昇しました。

ガソリン価格の上昇は他地域にも影響を及ぼしますから、被害は拡大する格好になります。またいくら債務上限を引き上げたといっても、最終的にない袖は振れぬ状態になりますから、その他の予算はどうしても削らざるを得ない状態になってくるでしょう。

ドル円相場に関しては、足元で円安回帰の動きが続いています。今月雇用統計はイマイチでしたが、先般より雇用統計の際「今年の3月以降に顕著なのですが、雇用統計の結果が予想を上回ったら翌週くらいまでは円安が続くけれども、最終的には円高方向に振れて月末を迎えます。下回ったらその逆のパターンに」と書いてきました通り、逆の目が出てきています。

ただ私は結局市場規模の大きいユーロドルがどう動くかを最も注目すべきだと思っています。ユーロドルに関しては長期チャートで見ると1.20ドルが10年、12年の下値支持線として機能した強い抵抗線になっており、突破は簡単では無さそうです。また14年5月高値1.40ドル→17年1月安値1.03ドルの半値戻り水準が1.22ドルラインなので、やはり戻りはこの辺りで一服と見るべきです。

となると、ユーロ売りドル高となることで、足元はドル円では円安圧力が強くなるような感じがします。と言うわけで、ドル円に関しては9月は円安方向に圧力がかかると見ています。変数として厄介なのはやはりトランプ大統領の発言や行動。この辺りで何か突拍子も無いことがあれば、またかき回される可能性があります。金正恩と並んで突然何かやらかしますから、本当にややこしい奴らですね。


新興市場は「強気の売り」。金曜は両指数共に堅調。マザーズは反発も弱いですが、日経JASDAQ平均の方は年初来高値更新と強い動きが出ています。引き続きビットコインの急落が関連株の目立つマザーズの上値を重くしている格好。売買代金も低水準で、JASDAQはともかくマザーズの方は引き続き警戒が必要です。


ポートフォリオ銘柄】
グリーンズ(6547)は続落。「中国が訪日団体旅行制限」という報道が出て、金曜は化粧品株を筆頭にインバウンド関連株が一斉安。同社もインバウンド関連の一画として売られてしまいました。まあそうでなくても北朝鮮の度重なるミサイル発射が、訪日外国人観光客の足を遠のけてしまうリスクがあるのですが。

一方、同社は3/23のIPOですが、来週には上場から半年の期日を迎えます。実際、信用買い残は上場来最低水準まで整理が進んできており、そろそろ底打ち感が出てきても良さそうですが。同業の日本ビューホテル(6097)よりは割安感が強く、ここから優待創設や1部昇格期待感などを加味すると、もう少し買われても良いと思います。


売りポートフォリオ大東建託(1878)は続伸。同業の東建コーポレーション(1766)が好決算も材料出尽くしで急落波動となる中、同社はしっかりした値動きが続いています。チャート的には25日線が上向いてきたり、MACDが好転してきたりと改善してきており、また売り方にとっては厳しい流れになっています。


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遠くの親戚より近づく他人 その7

それでも車中でお互いのこれまでの生活や、父の話などをしながら、まずは父のお墓に向かいました。今のご時世、果たして墓を建てることが良いのかどうなのかも議論の末、結局母の意向で建てたばかりの真新しいお墓でした。

そこで父にご挨拶。新型のお墓は、お骨を入れるところも簡単に開きます。母は人がお参りに来る度に、嬉しそうにわざわざそこをパカッと開けてお骨を見せたりしていましたまあ、今回は確かに見せる必要があり、兄にしてみれば約半世紀ぶりの父との対面となりました。

そこでお参りを済ませると、次は兄の生家に案内。生家といっても既に家は建て直されているのですが。近くには従兄弟が住んでおり、従兄弟は兄と遊んだことがあるそうです。もっとも、兄の方は物心が付く前に父と離れてしまったので、その辺り全く記憶に無いそうですが。

そんな従兄弟も交えて近くの寿司屋で昼食。そこでようやく落ち着いて互いのこれまでの話を伺いました。

兄は新しい父親の仕事の関係で、日本各地を転々としていたこと(住民票もアチコチ移動していたけれど、それ以外にもアチコチ転々としていたとのこと)、子供の頃からその父親とウマが合わなかったこと、高校の時に家出同然に自転車で旅に出て、辿り着いた沖縄でしばらく生活していたこと、そして19の時になって初めて自分の父親が別に居ると聞かされウマが合わない理由がわかったことなど。

特に旅が好きで、電車の時刻表を毎回買っている、というところに我々は「お父さんと一緒だ」と口を揃えて驚きました。ただうちの父と違うのは自転車などの身体を動かすことも好きなこと。特にその高校の時に家出した際、東京から九州まで自転車で旅に出て、フェリーで沖縄まで行ったという行動力にはビックリでした

我々も父の人柄やこれまでの父の思い出、寝たきりになった経緯や最期の状態などを伝えました。実は兄は老人病院で看護士をやっており、丁度父が最後にお世話なったようなお仕事をされているとのこと。なので父の状態をよく理解できるそうです。

そして母が「実はお父さん、私と再婚した後に東京にあなたが居ると聞いて、何度となく探しに行ったのよ。ただ、この子(私)が産まれて、ようやく諦めが付いたように、それ以来あなたのことは一切口にしなかった」と伝えました。私も初めて聞いた事実でした。兄は一言「そうですか」と沈鬱につぶやきました。

私も今や人の親となってわかるのは、自分の子供と引き離された時の衝撃。これらは父の口から一切聞かなかったので母からの伝聞ですが、どうも姑とのソリが合わずに離婚となったそうで、子供との別れもドラマチックで突然だったそうです。それこそ半身をもがれたような、身の引き裂かれん程の思いだったのではないかと。本人の口から語られなかったから余計に深みを感じました。

非常に結果論ではありますが、どうにかして父が生きている間に兄に会わせてやれれば良かったのに、と悔やまれました(つづく)

北朝鮮リスクが過ぎ去り一段高!

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内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 
日時 :10月7日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
http://kokucheese.com/event/index/481551/

東京では3日で定員に達する人気セミナーです。
当然私も参加します(^_^)/

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本日の日経平均は続伸。前日のNYはハリケーン「イルマ」の被害が予想よりも小さかったことや、北朝鮮リスクの後退により堅調。S&P終値ベースで最高値を付けてきました。


それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。北朝鮮に対する制裁決議が無事採決されると、窓を開けて始まり一気に19700円台を回復して9月の高値を付けました。その後は小康状態が続きましたが、珍しく後場から上値追いの流れに。値幅はそれ程拡がらなかったものの、今日の高値圏で引けて25日線を回復。売買高は16億株台、売買代金は2.2兆円台とやや膨らみました。


投資判断は「売り」。ただまた売り方が劣勢な時代にはなってきました。北朝鮮による日本上空通過となったミサイル発射から端を発した北朝鮮リスクは、ひとまず鎮静化の形となりました。

なお、日本上空を北朝鮮のミサイルが通過していったのは通算5回目の出来事。大和証券の話によると、過去4回の日本上空を通過したミサイル発射のケースにおいて、3回は1週間~3週間くらいの円高に繋がった(具体的には98年8月末、09年4月5日、16年2月7日で5円~10円ドル円円高に。1回は12年12月でアベノミクスによる円安が進捗していた時)ということで、今回も一時は円高が進捗しました。

というわけで個人的にはドル円の下値は限られるかと思っていたのですが、ドル円チャート的にも改めて下値を掘り下げる場面がありました。昨日からは反発局面となってきたものの、まだ105円くらいまで円高を見ておいた方が良いかもしれません。短期筋による円ショートポジションの買い戻しがあると思います。

問題はこれ以上更に事態が深刻化するかどうかですが、まあトランプVS金正恩共に、振り上げた拳を下ろせない立場である以上、改善を期待するのはかなり厳しいような気もします。一方、トランプ大統領にしてもハリケーンの対応があり、正直極東の問題には構っていられない感じなのかも知れませんが、北朝鮮も今回敢えてそのタイミングを突いてきたのか。

とりあえず国際情勢は一庶民が気にしてもどうにもできないのですが、株式市場に関しては比較的落ち着きを取り戻す動きにはなりました。理由は何と言っても「もうあまり売る玉が無いから」なのでしょう。これが信用買い残裁定買い残が十分に積み上がっていて、正に青天の霹靂のような突然起きた事象ならば、反応は異なったかも知れません。

アメリカではハリケーン「ハービー」などが猛威を振るってアメリカ南部に壊滅的な打撃を与えつつあります。特に直撃を受けたヒューストンは人口が全米4位の大都市(といっても、人口は210万人くらいだそうですが)。その爪痕によって製油所が打撃を受け、ガソリン価格が急騰するほど。

ただこれが不謹慎な言い方になりますが、トランプ大統領にとってはチャンスとなりました。オバマ大統領が再選を狙う12年大統領選挙の直前ハリケーン「サンディ」が直撃し、その災害対応が評価されて下馬評では再選が難しいと言われたオバマ大統領の再選に繋がりました。

実際、今回も債務上限引き上げに繋がりました。今回特にトランプ大統領の支持基盤である南部地方の被害ですから、この辺り上手く対応するかも知れません。どちらにしろ既に最悪の大統領として名高いトランプ大統領ですから、これ以上評判が悪くなりようも無いですね。

一方、今後金融引き締めの遅れにも繋がりかねず、日本にとってはアメリカのハト派姿勢継続が円高になってマイナスというパターンにも繋がります。そもそもトランプ大統領の支持率が回復して、トランプ大統領の任期が長引くのがアメリカや世界にとって幸せなのかどうかはまた別の問題としてありますし。この辺りの推移は見ておく必要がありそうです。

最後に雑感ですが、気になったのが先月日経に出た「株主優待すかいらーく(3197)の業績の重石に」という記事。これは以前ヤマトHD(9064)で人件費コストの大きさが連日取り上げられて、それが市場コンセンサスになり、やがて各社の値上げラッシュに繋がったようなアドバルーン記事な感じがします。

つまり、ここから「優待不要」というコンセンサスが出来上がっていきやしないかと。現実的には日本の優待人気はすさまじいですし、実際桐谷さんのご活躍によって個人投資家の裾野は広がったと思います。2部銘柄などの小型株が優待を使って個人投資家を増やし、1部昇格という技は十分生きると思うのでそう簡単に減りはしないと思うのですが、既に東証1部の大きいところ程優待は止めていく流れにあるのかも知れません。

個人的には優待というのは特色があって面白いとは思います。また今回のすかいらーくに関しても、単にVCのベインキャピタルが売出にあたって高く引き受けてもらうために都合良く過剰に利用しただけで、その影響が出ているだけの話。そもそも客足が鈍っていることが足元の業績不振の原因で、株主優待が主因とは言えません。

最近は海外でもチラホラ優待を導入する会社が増えてきたらしく、案外日本だけのものでも無くなってきました。クオカードとか金券に近いものは面白くは無いですが、この辺り「ふるさと納税」と話が似ているかも知れません。自社製品、もしくは自社に関係あるものに限定しろ、などと金融庁から横やりが入るかも知れませんね。ちなみに私はふるさと納税の現行制度には反対です。

また「上半期の株式分割が5年ぶりの低水準」という記事もありました。投資単位の引き下げも一巡したということですが、全般的に個人投資家の売りが続く中、個人投資家軽視の方向に傾きつつあるのかなとも感じますね。まあ個人投資家の方もビットコインなどに資金を流してしまって、企業側もIRなどやっても反応が鈍く、やり甲斐を感じないのかも知れませんが。


新興市場は「強気の売り」。本日は両指数共に堅調。マザーズは反発も弱いですが、日経JASDAQ平均の方は年初来高値更新と強い動きが出ています。最近は特にビットコインが中国による規制、また北朝鮮がハッキングして狙っているという報道もあり弱く、関連株の上値を重くしています。売買代金も低水準で、マザーズの方は引き続き警戒が必要です。


ポートフォリオ銘柄】
船場(6540)は続伸。同業の丹青社(9743)が好決算を出して年初来高値更新波動となっています。この業界が売られる原因を作った乃村工藝社(9716)も復調傾向を示しており、過剰な懸念は後退する格好。12月も実現するかとされる東証1部昇格期待感もあって、底堅い展開が続くと見られます。


売りポートフォリオ大東建託(1878)は反発。ただ本日は買い一巡後に3万株程の買い板を突き破って売りに押される展開になりました。25日線が4月以来約5ヶ月ぶりに下落に転じており、今月の月次の悪さから上値追いの動きは限定的となっています。確かに配当利回りは高いですが、であれば大量売出される日本郵政G(6178)の方がよっぽど高く、高利回り銘柄には逆風となりそうです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。