KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

枯れざくら~昔の防衛大学校物語 校友会

防衛大学校入校話の続きです
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200927.html


GWも過ぎて色々なことが一巡してくると「校友会」の勧誘が熱を帯びてきます「校友会」とはクラブ活動のことで、課業が終わった16時頃~18時頃までの間活動します1学年の中にも少しずつ校友会に参加できるような時間と心の余裕ができる時期であると同時に、もう1学年で辞める人間が減ってくる時期なので、勧誘が無駄でなくなるからでもあります

基本、学生は運動系の校友会に一つ所属する必要があります校友会は一般大学のサークルのように生やさしいものではなく、真剣にやるクラブ活動他の一般大学に混ざって、大学対抗試合に出場したりします

防衛大学校だから体力があり、どのスポーツにおいても強く常に上位校に顔を出す・・・というわけでもありません勿論強い部もありますけれど。基本的に練習時間が限られたりするのと、他の大学のようにスポーツ推薦で採ったりとかありませんし、そもそも学生の絶対数が少ないので

最も勢力が強い(人数が多い)のはラグビー部。次いでアメフト部というところで、この辺り体育会系らしい感じです他にも柔道や剣道、空手など色々あります特徴的なのは短艇委員会で、先述のカッターをクラブとして年中やっています。ここも結構過酷な割には人数は多いですその他、銃剣道というのも防衛大学校ならではですね(小銃の先に剣を付けた槍状に見立て、剣道と槍術を合わせたような競技。私結構得意でした)。
https://www.mod.go.jp/nda/cadetlife/extracurricular.html

自分が高校までに何らかのスポーツをずっとやっていたのであれば、そのまま入れば良いでしょうし、敢えて違うスポーツに挑戦するも由。対番に勧誘されたり、別の2学年が部屋に突然やってきて「ラグビーに興味無い?」とか誘ってきたりします。

1学年を勧誘するのは2学年の仕事でもあるのですが、優しく接してくるラグビー部の勧誘を断ったら、後日手のひらを返すようにシバきのターゲットにされたという嫌な思い出もありますまあ、それはあくまでその人の資質の問題ですけどね勿論そういう人は「地」がそうなので、元々嫌われるタイプです(つづく) 

10営業日連続2兆円割れで鯨幕続く

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日経平均は金曜反発。前日のNYは追加経済対策の協議について、ペロシ下院議長がムニューシン財務長官との合意が「すぐそこ」と述べたことや、9月の中古住宅販売戸数が年率換算で前月比9.4%増の654万戸と14年超ぶりの高水準となったことを好感。3指数揃って堅調でした。原油も上昇。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ただ寄り高後は売られ、マイナス圏に沈む場面もありました。10時以降に大統領候補の討論会が始まると、次第に警戒感が無くなり買い戻しが優勢に。バイデン候補優位の流れが市場に安心感を与えました。

後場は一段高のスタートになりましたが、引けにかけて失速。後場の安値で終え、23500円台をキープするのがやっとでした。売買代金は10営業日連続となる2兆円割れ。


投資判断は「中立」。金曜のNYは引き続き追加景気刺激策に対する期待感と警戒感が交錯する中で高安まちまち。ただ製薬大手ギリアドの「レムデシビル」がアメリカで初めてコロナ治療薬として承認されたこともあり、全般的にはしっかりでした。個別では決算を受けてIntelが急落。それらを受けた日経平均先物は23560円となっており、月曜の日本株は堅調なスタートが予想されます。

アメリカでは長期金利やVIX指数の高止まりが不気味ですが、その割には大崩れしません。出てきている企業の決算も比較的良いものが相次ぐ中で、不透明だけを材料に売ってしまうと置いていかれかねない投資家のジレンマがあるからでしょう。逆に言えば大統領選挙を通過して不透明感さえ払拭できれば、株価は上がる方向性にあるとも言えます。

一方、アメリカではダウ輸送株指数も頑強なのですが、日本の方はJR3社を筆頭に鉄道株が売られる流れ。勿論日本とアメリカの事情は違いますが、ことコロナに関してはむしろ日本の方がマシな感じもしますけれど。

それにしても追加景気刺激策の合意云々で市場が右往左往するのは本当にバカバカしいですが(合意の見込みは薄いし、どちらにしても大統領選挙まで近いので本来たかだか数週間程度の誤差であるはず)、薄商い環境下でそれをネタに動かしたい筋が存在するであろうことも事実です。

大統領選挙も本当に下馬評通り民主党が優勢ならば、民主党員はコロナ回避策を採りやすい→郵便投票が多くなることから、結果が出るのはやはり11月3日よりも遅れることになりそうです。議会に関してはもう上下院民主党が優勢になるのはほぼ決定的な模様なので、単純に今後の政策決定力を考えれば大統領も民主党になった方がスムーズです。

もしトランプ大統領が再選したとして、今後4年間通りもしないワガママを通し続けることになったとすると、これはいよいよアメリカ政治の機能不全。株価が暴落してもおかしくありません。FRBも4年間債務を膨張し続けて支えるわけにもいかないでしょうし。そう考えると、全て民主党が勝利する「トリプルブルー」の方が株式市場にとっても良いという判断に傾いたのも道理です。

チャート的には25日線が下向いているTOPIXは上値を25日線に抑えられ、逆に上向いている日経平均は下値を支えられているような形になっています。もう一踏ん張りという感じですね。

ドル円は先週104円台まで円高が進んでおり、一気に10月で最も円高の水準に。為替も薄商いの中でギッタンバッコンしているようですが、総じて円高方向に振れています。

そもそもアメリカは大統領選挙を控え不透明、ユーロ圏もイギリスとEUFTA交渉に加えコロナ再拡大と、足元は円高になるような要素しか見当たりません。今週日銀金融政策決定会合を控えますが、ここで劇的な金融緩和策が出てくると期待するのも無理があります。人民元高ドル安の流れもドル売りに繋がりますし、ユーロドルで比べてもドル安の流れになっていますから、特にドル円に厳しさがあります。

ただバイデン氏が勝つとしても、トランプ大統領がゴネて郵便投票の集計が終わるまでしばらく勝利宣言も出なさそうですから、やはり目先はリスクオフのドル売りに傾きやすいです。現状、どのシナリオになっても円高方向に向きやすいと言えます。

というわけで折角ドル建て日経平均バブル崩壊後の最高値水準にあるのですが、円建て日経平均の上値が抑えられる構図です。下値は固く底堅いですが、明確に上放れる理由も無いのが現状。それ故売買代金が薄く方向感が出にくいのも致し方ありません。

先週出てきた決算はやはり上方修正が相次ぐ流れ。まあ一般的に良い修正は早めに出したいのが経営者側の気持ちなので、下方修正よりも上方修正の方が先に出やすい傾向はあります。ただ中国などを中心に明確な復調基調がある中で、保守的な見通しが上方向に修正されるのは当然のようにも思われます。

あとサプライズだったのは、日経平均採用銘柄からファミリーマート(8028)除外の代替にネクソン(3659)の採用。オンラインゲーム専業で初の組み入れとなったのは、今の時代に沿っていると言えるのかも知れません。が、同じゲームなら時価総額でも任天堂(7974)だと思うのですが、(指数寄与度が高くなる株価水準というご都合主義もあって)意地でも採用しないつもりなんですかね・・・。

先週末時点の裁定残高は売り残1.9兆円に対して買い残0.4兆円の差し引き1.5兆円の売り長。前週に比べて743億円減ってしまいましたが、毎度のことながら全然高水準なので問題ありません。

投資主体別売買動向によると、先週外国人投資家は現物を696億円の買い越し。一方、先物は2725億円の売り越しということで、外国人は再度売り越しに転じた形。それに対して個人が買い向かう格好。


新興市場は「やや買い」。金曜は両指数共に軟調。投資主体別売買動向で外国人投資家はマザーズは366億円の大幅売り越しとなっており、前週の243億円の大幅買い越しの1.5倍規模で売ってくるという短期売買を見せています。特にメルカリ(4385)が弱く、先物の値動きを動かすために使われた面もあるのかも知れません。

体感的な感想ですが、これだけマザーズが上がった割に、ネットなどで「億り人になった!」という喜びの声が全然聞こえてきません。

これは「やはり外国人投資家が主導で買い上げられていて、個人はむしろ売りに回って乗れていない」「ガンガン買いに付いていけるような猛者は既に億り人である」のどちらかなのでしょう。つまり大多数の個人投資家には恩恵の薄いマザーズ高なのかも知れません。


ポートフォリオ銘柄】
MTG(7806)は大幅反発。終値ベースでは昨年6月以来の高値水準となり、5連続陽線と回転が効いています。足元でEMSオンラインジム「SIXPAD HOME GYM」を発表し、自宅でのジムを提唱する形になっています。こういうのを出されるとメディアも飛びつかざるを得ず、そういうところを心得ているのがこの会社の上手いところだなぁとは思います。


サニックス(4651)も反発。月曜に菅首相所信表明演説があり、そこに50年までのCO2排出量0を標榜すると伝わり、環境関連株として買い上げられる動きに。引け値ベースでも遂に75日線を上回ってきました。今週は上値を追ってそろそろドカンときそうです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

枯れざくら~昔の防衛大学校物語 その後

防衛大学校入校話の続きです
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この経験があるので、お陰様で残りの人生、大概のことは辛く無くなりましたあの時に比べたら・・・と思える大きな自信になりましたまあ、今は子育てが防衛大学校時代よりもきつい・・・とか思ったりしますけれど

なお、この一件の後、対番とはちょっと溝が出来た感じになってしまいましたというのは、やはり順番としては「相談するなら対番の方が先だろう」というのがあるでしょうから

まあここで弁解しても仕方無いのですが、対番は非常に頼り甲斐があって良い人なのは間違い無いですけれど、やはり2学年でまだ大変な時期でしたし、更に同い年ということもあってちょっと躊躇われました先に「もう知らんわ」とサジを投げつけられた言葉も刺さって(突発的なセリフであったとはわかっていますが)、これ以上迷惑をかけられないというのもありました

良いように解釈すれば私が少しは成長して教えることも無くなったと思ったのか、少し距離を置いて見守ろうというのもあったのか。また対番が小隊学生長付になって忙しくなり、私の面倒ばかり見ていられなくなったのか。あまり夜話などにも来なくなりました。タイミング的なものも色々あったかも知れませんが

そういう意味で4学年の方が年も離れていて経験も豊富で、部屋長でもありますから、一気に飛ばして相談に行きました。何よりいやらしいですが、実力者でもある部屋長の庇護下に入ればちょっと忖度があるかなと下心があったのも事実です

ちなみに恐らくですが、部屋長は実際この話を中隊学生長や他の4学年、上級生などにもしてくれて「ちょっとあいつには配慮してやってくれ」というようなことを言ってくれたのだと思います。なので、少し私に対する風当たりが弱く・・・なりませんでしたね特に相談後も変化は感じませんでしたまあ、自分だけ贔屓にされたらまたやり辛いんですけどね(つづく)

円高が重石に

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日経平均は本日反落。前日のNYは追加景気刺激策に進展が見られず3指数揃って軟調Netflixは加入者数の伸びが鈍化したことを嫌気して売られました。一方、VIX指数は28.7ポイントまで低下し、節目の30ポイントは下回りました。WTI原油先物は週間原油在庫統計でガソリン在庫の増加などを嫌気して40ドル割れ。長期金利は0.83%まで上昇し、ビットコインは年初来高値更新。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。アメリ長期金利が高くなる一方でドル売りのトリプル安となったことで、ドル円は104円台に。寄り付きから一段安となり一旦は下げ渋ったものの、ドル円が少しずつ円高方向に戻す中でも改めて売られる形。

後場は日銀ETF買いが入ったと見られるものの下げ止まらず。マザーズの下落率は一時5%を超え、先物にサーキットブレイクが発動されました。売買代金は13時15分現在で1兆円ちょっとと低調。


投資判断は「中立」。月曜に日経平均終値ベースで昨年末比プラスに転じコロナ後の戻り高値を更新しましたが、ドル建て日経平均の方は224.6ドルとバブル崩壊後の戻り高値を更新。

一方、TOPIXの方は25日線を回復できていないという点でちょっと弱い感じです。結果、TOPIXのチャート的には25日前の株価水準も下回ってしまい、上値に控える25日線が下方転換。一層上値を重くするような形です。

最近の特徴は特に薄商い感が強まり、これまで弱かった負け組銘柄に一層売りが広がったところ。ここまで年初来安値更新してきた精密機器や重工、電力、鉄道、百貨店というところの弱さが際立ちます。これらに共通し等しく言えるのは、それぞれ時価総額が大きめの重厚銘柄なので、薄商いになって買い手が居なくなったら自身の重みに負け、途端に売りが売りを呼ぶ・・・という形になりやすいのだろうと思います。

引き続きこの辺りがAfterコロナの「K字型」回復、つまり勝ち組はドンドン勝ち続け、負け組はドンドン負け続けるという構図です。銘柄選択が重要なのはいつでもその通りなのですが、バブル後の最高値を更新している銘柄が目立ってきた中で一人負けというのはあまりにも切ないですね。いくら長期投資といっても、例えば一生銀行株を持ち続けて配当を・・・というのはある種の怠慢なのでしょう。少なくとも数年に一度はポートフォリオは抜本的に見直す必要があります。

ともあれファーストリテイリング(9983)は勝ち組の方に属する形で今週上場来高値を更新してきました。その分、他の銘柄のリバランスが発生してしまい、私がよく口にする「質の悪い」相場になります。あまりにもファーストリテイリングの寄与度が高すぎるため、ファーストリテイリング寄与分だけ単純に指数が上がると先物界やオプション界のバランスが崩れてしまうことから、他の銘柄を売って調整しようという動きが出て来やすくなります。

ちなみにファーストリテイリングは例年本決算以後、大発会まで高くなるというアノマリーがあり、実に02年以降ずっとそうですね。19年は大発会が急落で失敗したものの、大納会まではプラスを維持していました。近年株価水準が上がってきたのもあって上昇率は弱いですが、ともあれ指数寄与度の高い銘柄が牽引する形で(質は悪いかも知れませんが)やはり買われやすい流れは出来ます。

その「オプション界」の様子を見ると、11月ものはやはり24000円コール(買う権利)の建玉が1万口超で最高、24500円プット(売る権利)が1501口で特徴的な数字になっています。ただ現状24500円プットはほとんど商いが成立していないので「一応あるよ」という程度の存在感しかありません。ですからまだ実質的な意味は無いのかも知れませんが、個人的な経験則上からも24000円以上は目指してもおかしくない感じがします。

先々週時点の投資主体別売買動向で外国人投資家が日本株を久しぶりに買い越しに転じて来たこと、業績面でも世界的に半導体関連株の好調確認、新型iPhoneの発売など、日本のエレクトロニクス産業にとって良い話が出て来たのに先週上がらなかった点は「あれ?」という感じです。

また決算発表などを見る限り、結構上方修正などの割合が多いです。これまでの予想があまりにも保守的過ぎたということで、ここまでの株高の幾分かは肯定している格好。基本的には上に向かいやすい相場だと思っています。

河野規制改革相から様々な規制緩和策が表明されていますが(例えば再生可能エネルギー普及への規制緩和)、「規制緩和」は一般的に外国人投資家の大好物。昨日までは寄り付き10分程グイグイと買われる動きが見られましたが、どうもこの動きは誰かしらの大口買いが入っている模様で、薄商いだから余計に寄り付きの動きが目立ってバレやすいのだと思います。それが外国人だという確証までは無いのですが。来週の投資主体別売買動向まで待ってみないといけませんね。

この違和感が単に薄商い環境下での「気まぐれ」なのか、あるいは2年前の10月同様、我々の預かり知らないうちに既に地殻変動が起きているのかどうか。方向感は出辛い環境であるには違いありません。もう少し注意して推移を見守る必要がありそうです。

先週末時点の信用倍率は前週の2.97倍→3.08倍に増加。そして毎回注目している日経ダブルインバース(1357)の信用買い残は差し引き8,360万口ということで、8月のピーク以降は少しずつ減ってきている形。純資産残高も7月末のピーク3,627億円→2ね956億円まで減ってきている形ですが、まあ基準価格が下がって来ているので、減るのは仕方無い面もあるでしょう。


新興市場は「やや買い」。本日は両指数共に軟調マザーズ指数に関してはだいぶ上値もきつくなってきて、25日線までの調整となりました。先週末にGNIG(2160)が新薬の完成に時間がかかるという旨のIRを出したことで軟化。先日のアンジェス(4563)といい、ノーベル賞や学会シーズンも通過したバイオ系はちょっと足を引っ張りそうなところです。

問題はそれでポートフォリオが単純に傷ついた・・・で終わらず、回転を効かせて他の銘柄に資金が入るかどうか。先週の話題で目立ったのは、外国人のマザーズ大量買いでした。結局やはり相場を動かすのは外国人の動向次第です。


ポートフォリオ銘柄】
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)は反落。ただ連日陽線が続いており、買い手の強い存在が確認できます。東証インフラファンド指数も最高値更新中ですし、上述のような再生可能エネルギー関連の規制緩和方針などから、新しい投信設定もされやすそうですね。テーマ的に営業が売り込みやすいですから。


サニックス(4651)は反落。こちらも太陽光関連であると同時に「環境省経済産業省がプラスチックごみを大量に排出する事業者にリサイクルを義務付ける方針を示した」とされ、廃プラ関連として旬のテーマ性を持っています。既に株価水準も十分低いのに売られる理由がわかりません。そろそろドカンときそうですが。


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枯れざくら~昔の防衛大学校物語 生まれ変わり

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私はこの瞬間から色々と変わりましたまず「他人は変えられないから、自分が変わるしかない」という人生の真理を悟りました。どうせもう一度死んだようなものだ、全力でやってダメなら本当に辞めれば良い、と自分のメーターを振り切りました。恥も外聞もない、出来るとか出来ないとか関係ない、とにかくがむしゃらに全力でぶつかっていこうと思いました。ネガティブな思考は止めてポジティブに生きていこうと変わりました

本当に私の性格はこの瞬間から180度変わり現在に至ります。上級生にも闘志をぶつけ、闘っていこうと思いましたこれを成人前に理解できただけでも私は防衛大学校に行って良かったなと思っています。逆に言うと、これだけ極限状態にまで追い込まれないと、私は覚醒しなかったのでしょう。まあ覚醒したらかといって、出来が悪いのは相変わらずでしたけれど・・・

そうすると、やはり周りの評価も少しずつ変わってきます。一般的にも「出来るけどやる気の無い奴」より「出来なくても一生懸命やっている奴」の方に力を貸してやりたくなるものです。そういう感じが伝わったのか、F君ともほどなく和解しました

そういう経験があるので、他人に対しても追い込まれて逆境で吹っ切れない人は「まだ極限まで追い込まれていないんじゃない?」「まだ心のどこかに余裕があるんでしょ?」と正直思ったりもします。本当に追い込まれたら、精神的な防衛本能が働いてスイッチを切り替えるはずです。勿論、それが出来る人と出来ない人はいるでしょうけれど。

また限界は自分が思っているよりももうワンステップ上のところにあって、自分で思う限界を超えた時に出す力こそ、成長に繋がるものだと悟りましたアスリートなどは正にそんな感じなのでしょう

まあ最近の風潮としては「頑張り過ぎない」「無理するな」が主流で、それはメンタル面では安定に繋がるでしょうし、当人の現状をわかるはずもない他人がかける言葉としては無難です。勿論それはそれで一つの選択肢です。しかし本当に何とかしたいのであれば、それではいつまでたっても現状は変わりません。最終的には自分が変わらないとダメなのです。(つづく)

売買代金は一層閑散

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日経平均は本日反落。前日のNYは追加景気刺激策の成立が難しくなったと見られ3指数揃って軟調。全面安症状となり、VIX指数も29.1ポイントまで上昇しました。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ただムニューシン財務長官とペロシ下院議長が電話協議し、20日も協議継続と伝わるとドル円が円安方向に振れて下げ幅を縮小。一時プラス圏に切り返す場面がありました。ただその後は達成感も拡がり再度下落。前引けのTOPIXが△0.39%に止まったことで、日銀ETF買いが見込めず後場は一段安に。売買代金は13時15分現在で1兆円ちょっとと低調。


投資判断は「中立」。先週のアメリカ株は月曜こそ高く始まり、NASDAQS&Pは最高値に接近する動きになりました。ただその後が続かず、週足としては高値圏で陰線を引いた形。それに歩調を合わせる形で日本も火曜を高値に、その後弱い動きになった週でした。

久しぶりにFRBのバランスシートを確認してみると、改めて最高値更新に向けて順調に伸びています。資金がジャブジャブに供給され、これがやはりアメリカ株高の原動力になっているのは間違い無いでしょう。
https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/bst_recenttrends.htm

逆に何故先週の株価は弱かったのだろう、と考えてみると、後付けであればいくらでも言えます。一番大きいのはコロナの感染が欧米でまた広がりを見せ「第三波」到来か、とされていること。アメリカよりも欧州下落の要因になっているようです。

ただコロナ後は景気云々で株価が動いているわけではなく、あくまで世界の中央銀行による無尽蔵の資金供給に因るところが大きいと言えるので、上述の説明と相反することになります。というわけで、個人的にはちょっと説得力に欠けます。

為替の方はユーロ売りドル高が進みました。これまで積み上がったユーロ買いポジションの巻き戻しが進んでいる形で、少しずつ少しずつ減っています。ただドルよりも強いのが円であり、結果ドルでもユーロでも円高が進んで重石になっています。

先週の為替市場で最も大きな変化は人民元の上昇でしょう。連休明けの人民元相場は中国人民銀行の元高抑制措置を受けて一旦上げ止まりましたが、改めて高値に向かっています。先週は中国が日本国債を記録的に大量に買い込んだという話もあり、アメリカ大統領選挙前に色々動いてきています(尖閣諸島周辺に中国船が40日超連続で姿を現しているのは、菅新政権の出方を見るだけでなく、アメリカ選挙前の揺さぶりでもあるでしょう)。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-10-14/QI6NFBT0AFB501

原油に関しては、ベイカーヒューズの掘削リグ稼働数がここにきて増加ペースが伸びてきました。これが伸びてきたからといって、早速産油量が増えるかどうかは別問題です。ただ連邦破産法が相次ぎ「死んだ」と見られたシェール業界が息を吹き返してきた点は、OPECなどにとっては嫌な傾向と言えます。先般OPECは「コロナ感染が拡大しても減産縮小(=増産)」と言ってきたのも、アメリカのこの動きを牽制するものだろうと思います。
https://jp.investing.com/economic-calendar/baker-hughes-u.s.-rig-count-1652

加えて足元のドル高基調もあって、原油は下げやすい圧力が続いています。WTI原油は今週限月交替がありますが、その後下落していく方向性を見ておくべきでしょう。

今週はスケジュール的にあまり大きなものはありません。

20日(火)は9月の首都圏マンション販売動向。先週末の報道では、実は「首都圏のマンション賃料2ヶ月連続上昇で過去最高」というものがあり、東京圏からの人口流出が指摘されている割にはそれなりに需要があるような感じもあります。9月末で住宅ローン減税が切れるのも駆け込み需要を呼びそうです。アメリカではNetflix半導体のテキサス・インスツルメンツなどの決算。

21日(水)はアメリカでベージュブックの発表。決算はTeslaやベライゾンなど。

22日(木)はアメリカで9月の中古住宅販売件数。また大統領候補のテレビ討論会があります。ここでトランプ大統領は巻き返しなるか。決算はIntelAT&T

23日(金)はアメリカで製造業PMIの発表があります。株価的には月初に出てくるISM製造業景況指数の方が重要視されますが、本質的にはこちらの方が重要とする人も居ます。

今週の日本株はしっかりの展開を想定します。ストキャスティックスにも割安感が出て来ましたし、引き続き2兆円割れの薄商いが継続するならば、23500円辺りに値を戻すようなボックス往来相場だと思います。

先週特徴的だったのはドル建て日経平均バブル崩壊後の四半世紀ぶりに最高値を付けてきたこと。日経500種平均も同時に最高値を付けてきましたし、マザーズ指数もやはり水曜が高値でした。他方、水曜に年初来安値を付けてきたのが先般も書きましたが三菱重工(7011)やニコン(7731)、ついでに青山商事(8219)といったオールドエコノミー系です。


新興市場は「やや買い」。本日は高安マチマチ。東証1部が閑散な中で、短期資金の退避場となっています。市場の流動性が高まっているので、外国人や大口投資家なども参戦しやすく、それがまた資金を呼んで・・・というような感じ。NASDAQの棒上げトレンドを見ると、マザーズもバブルかも知れませんがまだまだ行けるような感じはあります。


ポートフォリオ銘柄】
サニックス(4651)は小動き。本日も引き続き国内外で太陽光関連株が好調で、ウエストHD(1407)は大幅高、またインフラファンドも最高値更新が相次いでいます。であればやはり太陽光関連という面もあるサニックスはもっと注目を集めるべき。市場全体が薄商いで仕手株が流行りやすい下地が整ってきたことからも、そろそろピョコッと上がっても良いでしょう。


昨日寄り付きより買いポートフォリオ入れとなったJKHD(9896)は反落。ただ昨日引け後に大建工業(7905)や三和HD(5929)といった建材関連株が相次ぎ上方修正。やはりこの辺りの業界は好調なようです。この辺り強気に見ておいて間違いなさそうです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

 

枯れざくら~昔の防衛大学校物語 相談

防衛大学校入校話の続きです
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部屋長は小刻みに震えながら涙を流し鼻をすする私に対して「まあ最初は皆そういうもんだ」「対番も同部屋も迷惑だなんて思ってないよ」「嫌なこともいっぱいあるけど、良いこともあるぞ」などと色々慰めてくれました。

正直、私は自分が情けなくて情けなくて、あまりこの時の会話を覚えていません。何かハッと気付かされるような劇的な言葉をかけられたわけでも無かったように思います。ただ、胸中を吐露できたことで、憑き物が取れたような感じになりました。

また「お前は向いてないよ」とか「辞めたければ辞めたら」というようなバッサリ切り捨てられた言い方をされなかったので、私はまだ何とか気持ちを繋ぎ止めることができました。自分はここに居ていいんだ、と思えましたし、何より誰かに「相談できた」「口に出して言えた」ということが大きかったように思います。

元々自分で選んで来た大学です。出来ることなら辞めたくはありません。確かに入校前の覚悟と、実際に入校してみた後の現実のギャップは大きかったですが、辞めようと思えばいつでも辞められる、辞める前にもう自分にできることはないんだろうか?何とかもう少し続けて、全部出し切ってもうダメならその時に辞めよう、と腹をくくりました。

本当に私にとってここが大きな岐路でした。相談に行く前までは「あとは小隊指導官と親にどう言おうか」ということを考える段階で、部屋長には相談というよりも報告に行くだけのつもりでしたから。

私にとって本当にラッキーだったのは、この中隊でも実力者である人が部屋長だったこと。もしこの人が私の部屋長でなかったら、多分この人に無茶苦茶シバかれていたでしょうね。そしてGW以前にさっさと辞めていたでしょう・・・。

部屋長は私のような出来の悪い部屋っ子ほどかわいく思えたようで、同部屋のC君、D君よりも目を掛けてかわいがってくれた感じは十分伝わってきました。C君に「お前はお坊ちゃんだもんな」とか「部屋長のお気に入りだもんな」とか何かにつけて言われました(嫌味ではなく、冗談っぽい感じで)。(つづく)