KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

今日からいよいよ本格的に始動です!

ほんとは銘柄選択の方法について前置きしておきたいのですが、いつまでもそれを続けていると本末転倒になってしまうので、今日から具体的な銘柄の話にしていきたいと思っています。
今日からは平日で市場も動きますからね。

さて、銘柄の紹介の仕方は前日までのブログに記した通り、本命、短期、長期と加えて自身は実際に投資したりはしていないですが「気になる銘柄、注目しておきたい銘柄」もあれば紹介していく感じです。今日は本命銘柄の紹介だけにしておきます。何か意外に文章が長くなるものですね・・・。

本命銘柄 スルガコーポレーション(1880)東2 

本日終値 3990円 +50円

記念すべき第一号はスルガコーポレーションにしてみました。
この銘柄は随分と付き合いが長く、1800円水準の頃から何度か保有、売却を繰り返しています。株主優待(?)のカレンダーもいただきました。時々売っては利益を確定したりしているのですが、私と相性が良い銘柄です。

株とは不思議なもので、相性の良い銘柄は何回売買しても利益が出るし、相性の悪い銘柄は損切りばっかりというのが多々あります。恐らくは売買している大口投資家と考え方がピタリと当てはまれば相性が良いということになるのでしょうね。

さて、何故本命視しているかと言えば、ズバリ成長性があり、株価が割安と見られるからです。

この会社はマンション開発、販売がメインでしたが、現在は不動産ソリューションがメインに移り変わりつつあります。不動産ソリューションとは不良債権化した不動産を元の価値に戻すために
あれこれ試行錯誤しながら計画を実行していき、資産価値が高まったところで売却し利益を得るといったものです。

皆さんご存知のように都心のマンション販売に関しては立地条件の良いマンションは高値で売れ、売れないマンションは値引きしても売れない状態が続いています。

しかし、何十年かの後の将来を考えると、少子化問題で絶対的に部屋余りの状態がやってきます。今売れているようなマンションも売れない時期がやってきます。その時の資産価値を考えると、中々不動産を資産や投資対象として保有しようといった気になりません。

となると、今は好調なマンション販売もピークアウトし、次第に空室率も増加してくることになるでしょう。マンションは建てたのであればほぼ満室の状態にしておかないと利益が出ません。空室率は20〜30%の状態でトントンであるのが一般的なようです。

日本がそういった状態ですから、国内のマンション販売事業だけで経営するには限界があり、不動産ソリューション事業にベクトルを変えたことは正しい舵取りであったと思われます。加えてソリューション事業のノウハウをもってすれば自社開発・販売のマンション事業にとってもプラスとなるでしょう。

ファンダメンタル的な観点から言えば、未だPERは13倍程度。同業他社のPERが18〜20倍ですから、その程度のPER水準まで評価し直されてもおかしくはないでしょう。株価で言えば6000円程度の水準です。

テクニカル的にはチャート上、株価はボックス相場(3800円〜4000円程度)に突入している感じです。RSI、MACDが好転しつつあり、長期的には今がまさに買い時ですが、ストキャスティックは割高を示しつつあります。

ただ、ここで注目していただきたいのは3600円〜3800円の価格帯出来高が多いことです。この水準を下回らない限りは安心して保有し続けることができそうです。

また、東証1部上場も視野に入っています。毎年2月の東証1部上場候補には挙がっているものの、落選し続けています。毎年この思惑と高利回りであることから、冬頃から上昇します。しかし1部昇格が見送られた後も意外に株価は底堅く推移して、長期的には右肩上がりの成長を続けています。

リスク要因は大型のファイナンスを実施する可能性があるということです。力を入れているモンゴル開発に資金がかさみ、その分をファイナンスで補うことを検討しそうです。その際は増配とセットで発表し、多少売り圧力は緩和してきそうです(株式分割はこの会社はあまり期待できません)。

モンゴルでの事業展開は長期的には多大なプラスとなりそうですが、利益として現れるのは早くとも2008年頃になると見ています。ですので短期的にはリスク要因となると思います。ただ地域的には他の企業が目を付けていない収穫の期待が高い場所であると思われます。日本とも比較的友好的な地域であるし、朝青龍をはじめとした力士達も活躍中ですしね。

株価は目先5000円が目標です。4550円を超えてしまえば上場来高値を更新し、後は出来高真空地帯を突き進むだけです。

↓スルガコーポの3ヶ月ヤフーチャートです。
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=1880.t&d=c&k=c3&a=v&p=m25,m75,s&t=3m&l=off&z=m&q=c&h=on

スルガコーポレーションのアドレスを加えておきます。
http://www.suruga.com/