KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

信じる者は(足下を)すくわれる

色々なブログで既に話題になっているので既にやっている方はやっていると思われるのですが、日経マネーの投資力検定というのをやってみました。

↓第一回日経マネー検定
http://toushikentei.jp/

軽い気持ちでスタートしたのですが・・・何と全部で50問!(××)だいたい4択になっているとはいえ結構しんどい・・・(-。−;)

そして結果は・・・特級の91点!あの森永卓郎氏と全く同じ点数になりました。わーい(^^)

どこが悪かったかというと、銘柄力が13点ということで、大部分はここのミスだったようです。一問だけ逆を選んでしまってうっかりミスでしたがそれ以外はマジミス。勿論これで満足できるわけではなく第二回が実施される時は満点取ったらー!と一人燃えている私でありました(;^_^A

さて、燃え尽きてしまった感のある日経平均は本日も大幅下落。大引けにかけて下げ足を早める展開となりました。今回の下落の主因は新興市場のようです。朝方から売りが先行したマザーズ指数は後場に入って大きく下落。ヘラクレス指数も概ね似たような動きです。

4月3日のブログにも「次のポイント(マザーズ:2200、ヘラクレス3600)を明確に抜くことができれば、私が前々から警告している新興市場一段安懸念は払拭され・・・」と書き、それからは穏やかな動きを続けていましたが、やはりまだまだ気は抜けない状況のようです。特に本日の下落は結構痛いものがあります。

というのもマザーズ指数、ヘラクレス指数共に200日、75日移動平均線に頭を押さえられた嫌なチャートになってしまったからです。元々各新興市場の指数は新規上場銘柄の採用方法により指数の連続性に疑問がありますが、意外に素直なチャートになっているため侮れません。

一方、今回の下落は季節的要因の一種、つまり毎年恒例のGW前後に見られる突発的な下落と見ることができます。その場合は話が簡単で、大体いつもこの手の下落があった時にはマザーズ指数で200ポイント程度下落すれば反発します。日にちにして2営業日半位で、いつも突然反発に向かいます。つまり明日もう100ポイント位下がれば黙って押し目を拾うのが良いでしょう。

私は「ライブドアショック」という人為的災害があったため、今年こそこの「季節的要因」は無いだろうと踏んでいたので、このブログでも敢えてその話題は触れませんでしたが、どうやら失敗だったようです。これは反省材料として来年また生かしたい所でもあります。

ともあれ、目先(今後2日程度)の戦略としてはポートフォリオの現金比率を高めて、様子見が正解だと思います。強いて買えるとするならば、相場にあまり連動しない低位、ボロ株といった仕手性の強い所ということになりますが、私の専門ではないのでお勧めはしません。私の信念としてはどんなに相場環境が悪くなっても良い企業は必ず見直されるということです。

芝浦電子(6957)は逆行高。先に下落していたというのもありますが、この銘柄の場合市場動向に遅れて下がることがあるので要注意。

A&D(7745)は何とか25日線で反発しようという意気込みは感じられます。この土俵際の粘りのうちに市場環境は戻るのかが焦点。

日本ライトン(2703)は折角大幅反発の準備が整って、今週にも爆発か!?・・・と思いきや、市場環境に出鼻を挫かれた感じ。ここはもう少しエネルギーを貯めるチャンスかも。

ソフトクリエイト(3371)はこういう市況の影響をモロに受けるタイプの銘柄。ただ、最近の上昇圧力は引き続き残っており、3000円の下値は固そう。本日の売りのほとんども信用の返済売りだったようで、週足のMACD好転と併せて、下がったらむしろ押し目買いの好機と捉えたいところ。

失敗したのはSCN(3789)。金曜には「素直に買い」としましたが引けにかけて下落。個別の銘柄分析では間違った事は言ってないつもりで、今日の前場も市場の割には強かったものの、後場はついに売りに負け下落。ただ、後場の出来高が前場に比べて少なく、売り一巡の場合は再度上昇トレンドに戻り易いと思われます。ただ明日はちょっと様子見が良いかと。

完全に失敗したのはグッドウィル(4723)。25日線を割り込んでしまったために一旦損切りとします。推奨してから全く良いところがなかったですが、今回は損失を限定するための損切り。9万円まで様子見としまして、そこまで下落した時の反発力次第で再推奨する予定です。今回は一時避難。

逆にバッチリ成功したのがカナレ電気(5819)。個別決算の上方修正を金曜の引け後に発表し、反発の展開。連結の方はまだ据え置いていますが、28日にも上方修正は必至かと。配当も私の勘違いの倍はなかったですが、22.5円→24円と上方修正。チャートも良いムードに戻りつつあり、このまま2週間は無難な上昇トレンドに乗せて欲しいところ。

ちなみに今日のロイターのニュースの中に「ライブドアショックの最中利益を得た個人投資家が4割」と出ていましたが、本当にそんなにいるんですかね?そしたら皆すごいなーと思いますが。私個人はといえば、ブログで日々お伝えしていたようにかなりやられました(T△T)ですが悲観は全くしていません。先ほども書きましたが優良な企業は必ず見直されると信じていますから。というわけで本日の下落でも売却したのはデザインエクスチェンジ(4794)と東栄住宅(8875)といった最近のショートコメントで載せていたもののみ。後は長期勝負なのでロングホールドで引き続き。

以下、推奨銘柄の動きです。

芝浦電子(6957) 12月26日推奨 1552円→1475円 第二目標2000円 第三目標3000円

A&D(7745) 10月29日推奨 1700円→2605円 目標3500円

日本ライトン(2703) 10月31日推奨 1099円→1339円 目標2000円
そろそろ大きく動きだそうとしてこける・・・

ソフトクリエイト(3371) 12月2日推奨 3470円→3190円 目標10000円
最近ちょっと調子が上向き

SCN(3789) 1月20日再推奨 390000円→385000円 目標75万円

ソニー(6758) 2月2日後場推奨 5800円→5580円 目標7000円

グッドウィル(4723) 4月3日推奨 111000円→98900円
一旦退却です

カナレ電気(5819) 4月6日推奨 2155円→2150円 目標3000円

※株式投資は自己責任でお願いします。