一昨日京セラドームに行ってきて、阪神中日戦を観戦してきました。例の荒れた試合ですね(;^_^A
会社帰りに地下鉄を乗り継いでようやく到着。会社最寄りの肥後橋駅からドーム前千代崎駅は一駅ずつ二回乗り換えて行かないといけない接続の悪さ(-。−;)うーん、イマイチ大阪の地下鉄は不便やなー。
何はともあれ到着した京セラドーム。何とか数週間前にネットでとったチケットはレフト外野上段指定席だったのですが、ほぼセンター寄りで、残念ながらドラゴンズ応援席からは2区画以上離れた場所。熱狂的阪神ファンの地元である大阪でちょっとでもビジター応援席から離れると、それはすなわち「死」を意味します(-。−;)四方八方を虎党に囲まれ、加えてギュウギュウ詰めで狭いのに、メガホンを振る事は許されないような環境です(T△T)前もそうだったんですが、ネットでとるチケットは席が悪い( ̄Д ̄;;
何はともあれ試合は開始。いきなり井端のツーベース、荒木のピッチャー強襲内野安打でノーアウト1、2塁。下柳の立ち上がりを攻めます。続く中村紀は前日のスクイズ失敗の借りを返すバントを何とか決めて1アウト2、3塁(個人的にはここで1塁を空けたらウッズが勝負を避けられるため?と思いましたが(・・;))。ウッズは敬遠気味に歩いて満塁とはなったものの、森野が併殺で初回は攻めきれず(T△T)
対する我らがエース川上憲伸はいきなり鳥谷を三球三振。上々の滑り出しを見せます。
2回も下柳のフォアボールによる四球から満塁のチャンス。しかし荒木が好機を生かせず。それから憲伸は味方の援護を待ちながらも、攻めのピッチングで阪神打線に付け入る隙を与えませんでした。
6回。ウッズに待望の通算200号となる2ランホームランが飛び出し試合は動きます。その裏の憲伸は圧巻の3者連続三振。先発投手の出来が試合を決める典型的な例でした。
7回には中村紀の貴重な犠牲フライによる追加点を挙げ、その裏憲伸は金本にソロホームランを許すも、その前後は三振で切り抜け、エースとしての貫禄を見せつけてくれました。
8回。2アウト2、3塁の場面で憲伸に代打立浪が告げられます。個人的には憲伸の調子が良いのに勿体ないとも思いましたが、確かに追加点は欲しいところ。結果的には立浪は敬遠され、本日3度目の満塁の好機はまたしても生かされませんでした。チャンスに一本が出ないのが痛いですね。
モタモタしているうちに阪神打線に捕まります。憲伸の後を継いだ岡本は2四球被安打1でワンアウトも取れないまま満塁にし降板。一体何しに来たんじゃー!しっかりせいっ!!\(*`∧´)/当然阪神ファンのボルテージは最高潮。球場全体が盛り上がります(・・;)
後を継いだのが我が高校の後輩(といっても面識は全くなし(・・;))高橋聡文。彼は度胸のあるサウスポーで、将来の抑え候補と個人的にはひいき目無しで思っているのですが(ただし安定感はまだまだ)、2004年4月13日のプロ初登板で当時強打線だった巨人相手に9回、10回を0封でしのいだ事が鮮烈に記憶に残っています(試合自体はアレックスのサイクルもあったのに、延長の末負けてしまいましたが(T△T))。この場面で登板するのは彼しかいないと思いましたが、本当に出てきたので、さすが落合監督と思いましたね(^^)
しかしここで問題の事件が発生します。セカンドゴロに打ち取ったかに見えた当たりを荒木がファンブル。セカンドでクロスプレーとなり判定は何とかアウトだったものの、ここで判定に不満の岡田監督が猛抗議の末退場となりました。阪神ファンは一斉の大ブーイング。益々居心地の悪くなる私( ̄Д ̄;;
ところでアレは実際どーだったんでしょうか?私からはよく見えなかったので帰ってテレビで見たかったのですが、残念ながら見れずに終わったので真相は定かではありません。しかし知人のドラファンも「あれはセーフでしょ」と言っており、スポーツ新聞各社も「誤審」とはっきり書き立てる程だったので、やはりセーフだったのでしょうか?誤審で勝ったのであれば何かスッキリしませんよね(・・;)
それにしてもいつも思うんですけど、審判って職業は報われないですよね。両チーム、そして両チームファンからも基本的には疎まれる存在じゃないですか?3万数千人居るスタジアムの中で、味方は同じ4人の審判員だけ。辛い仕事だといつも思いますね。しかし試合には無くてはならない存在で、やり甲斐もあるんでしょうけど。
私の右後ろに居た人はどうやら熱狂的ドラゴンズファンだったようなんですが、そこで終始虎党を挑発するような発言を大声で連発(・・;)「この阪神ファンのド真ん中で応援するから意義があるんだよなー(^^)」と言っておられました(・・;)思いっきり阪神ファンに睨まれていましたが、この人も高橋聡文に負けない強心臓だなーと思いました(?)(;^_^Aノミの心臓の私はいたたまれなくなってアウェイ応援席へ逃げました(××)
何はともあれ、そんな高橋聡文の強気のピッチングで何とかピンチを凌いだドラゴンズは守護神岩瀬へと繋いで勝利。落合監督の300勝、川上憲伸の4年連続二桁勝利達成とメモリアルデーとなりました。
最後に私は応援席でドラファンと一緒に今までの鬱憤を晴らすように応援して、フラストレーションを晴らしてきました(^^)首位もめでたく奪還できて、結果的には良い試合でしたね。
今年のドラゴンズは福留が途中から離脱と非常に苦しい台所事情になってきましたが、ある種そのお陰で堂上剛の成長が確認できました。少しずつ年齢層の上がってきているチームですから、若手の成長が急務だと思います。未来のドラゴンズを背負って立つ若ドラには、是非昨今の接戦を経験してもらって、その成長に期待したいところです。