KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

通天閣〜友人とボクと、時々、ビリケン〜その1

いい加減飽きたんじゃないかと思われていた方もおられるかも知れません。しかし私はまだ飽きていません。10月になった今でも8月に大阪に居た時の話は続きます(;^_^A

大阪に居た時に更にもう一人友人が姫路からやって来てくれました。その友人は6年前に大阪に住んでいた4畳のアパート(9/10のブログ参照)で知り合った友人なのですが、私が折角大阪に来たので久しぶりに会おうという事になりました。思い出の地、4畳のアパートの前で。

友人も当時そのアパートに住んでいたのですが、知り合って半年もしないうちに引っ越していきました。それでも大阪に初めてやってきた私に大阪での暮らし方を指南してくれた友人でした。一度東京にも遊びに来てくれたのですが、会うのはかれこれ4年ぶり。私が先に到着して待っていると、やがて彼もやってきて久闊を除しました。

二人してアパートを見上げて「あーあそこに住んでたなー」とか「管理人のおばちゃんもういないんだー」とか「ここもほとんど変わってないなー」とか。私は先日既にやって来て懐かしみましたが、友人と二人で見ると余計にノスタルジックな気分に浸って、現在の住人に訝しがられていました(;^_^A

近所もテクテク散策してみます。変わってないところあり、新しくなっているところもあり。「懐かしーわー、懐かしーわー」と連呼して、ひとしきり堪能した後に通天閣へと向かいました。

アパートから通天閣まで実に50mの距離。毎日通天閣を見て過ごしていましたが、近過ぎてかえって通天閣に昇ることなく終わっていました。友人もやはりそうだったらしく「折角だからこれを機に通天閣に昇ってみたい」という事になり、夕方で暮れなずむ中、入場券を買って昇る事にしました。(つづく)

さて、暮れなずむ事無い日経平均は本日続伸。昨晩はNYダウが史上最高値を更新。金融各社がサブプラ問題でそれぞれ実損を受けた決算内容を発表し、市場環境は一段と悪くなるかと思いきや、より一層の利下げを期待する買いが入り、逆に株価は力強く上昇しています。市場はすっかりサブプラ問題を消化しきった感じがありますが、正直実態経済が弱っているのにそんな楽観できるのかなと思います。アメリカ人特有の楽観的な部分が株価に良い影響を与えているようです。もっともそれが原因でサブプラ問題が起きたのですが・・・

何はともあれ以前バーナンキさんが示した0.5%の利下げは市場に強いメッセージを送るのに成功したと言って良いでしょう。中央銀行のリーダーシップを明確に表している点においては評価できます。また今年が来年の大統領選挙の渡り年ですから「アメリカ株は上がる」というアノマリーが底流にあるのも確かなようです。

それを受けた日本市場は朝方から強い展開。しかし17000円を超えると上値は重く、値動き自体はそれ程大きくなく。出来高は確かに膨らんできていますが、昨日下方修正を出してストップ安だったIHI(7013)がリバウンド期待から出来高2億5千万株と一銘柄で稼いでる分もあり、相場全体で20億株というのは追い風参考記録という感じでしょう。売買代金も2兆5000億円と決して大きいとは言えません。今晩のNY市場が反落するようであれば上値の重さが嫌気され、再度17000円割れの世界を彷徨う事になりそうです。

投資判断は「中立」。日本市場は世界の株高に取り残されている状況。とはいえ、取り残されているかどうかはいつの時点を基準にとるかによって判断は変わってきます。例えば日経平均が急激に上昇し出した2005年7月辺りを基準に採って、NYダウと比較してみるとどうでしょう?実は未だ日経平均の方が10%程割高な水準になるのです。ですからよく「世界の株式相場に比べて日本株は出遅れている」「まだ相対的に割安である」という声をよく聞きますが、それはごく最近のスパンだけを見た結果であって、言ってみれば自分の期待感に都合の良いように解釈しているだけとも捉えられます。ですから相対的に比較する場合は自分の物差しをしっかり持って、どこを0地点とするのかをしっかり見極める事が重要でしょう。

新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に強い上昇。昨日お伝えした私が思う底打ちの条件をヘラクレス市場も達成しました。ジャスダック平均はまだですが、私はこれで7、80%大底を打ったと言って良いのではないかと思います。目先はマザーズ指数は800ポイント、ヘラクレス指数は1300ポイントまで上昇しそうな感じ。その辺りの水準で揉み合ってくれれば、更なる高見を目指せそうです。

ソネットエンタテイメント(3789)は続伸。昨日は「この水準でやや揉み合うのでは」と書きましたが、新興市場の堅調さに後押しされて良い方向に期待を裏切ってくれました。一方でボリンジャーバンド+2σを大幅に超えてきていることから、多少調整があってもやむなしとも思います。

USEN(4842)は続落。新興市場活況の中、25日線に頭を抑えられる状況が続いています。有利子負債の圧縮に努めていますが、未だその額は多く。しかし日銀が未だ利上げに踏み切れないでいますから、まだ圧縮には時間をかける事ができます。

任天堂(7974)は大幅反発で遂に上場来高値更新。朝方上値が重かったので嫌な予感はしていました。ここまで来てしまうと上値が7万円まで一気に開けてしまうで、予告通り61800円で損切りとなりました。リベンジ3回目も失敗に。またほとぼりが冷めたら売りポジションを検討します。いずれきっとリベンジします。

日産自動車(7201)は続伸。テクニカル的には8/15に開けた窓埋めを完了。75日線が上方待機、ボリンジャーバンド+2σ越えと上値の重さを予感させる指標があれこれ。為替水準も良くて116円まででしょうから、上値は1200円ちょっとまでがせいぜいと見ています。

新日鐵(5401)は反発。本日はどちらかというと市場に引っ張られている感じで、テクニカル的には5日線と75日線の間で煮詰まっている状況。現在は正直買いの方が有利に見えるところです。一方上値も重く、当面の値動きは小さいと見ていますが念のため850円を損切りラインとしておきます。

新光証券(8606)は続伸。こちらも寄り付き段階で損切りライン550円に到達してしまったので552円にて損切りとなりました。うーん、証券市場は未だ先行き不透明ですし、短期的にはダブルトップを形成しそうですからもう少し様子を見たかったのですが、引っかかってしまったものは仕方ないですね。

楽天(4755)も続伸。さすがに少し買い疲れ感は出てきている状況。それが本日のジャスダック平均が他の指標に比べて弱かったのに反映されている格好です。明日も5日線の上昇を待つような格好か。

イー・ギャランティー(8771)は昨日に続き一時ストップ高の場面も。やはりこういう需給良好の銘柄は強いですね。個人的にはブログでどう扱って良いものやら苦労するのですが。本日の動きは短期筋の振るい落としであると見ており、上昇してくる5日線を支持線として明日も長い陽線を引くものと想定しています。ただ値動きが荒く、なかなかフォローし辛いため、念のため明日本日の安値224000円を割り込んだ場合、一旦利益確定の売りと設定しておきます。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→1800円 目標10000円

ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→353000円 目標75万円

USEN(4842) 1月16日後場より 1251円→708円 目標1500円

オプトロム(7824) 5月25日より 59円→42円 目標80円

楽天(4755) 9月7日より 42250円→46950円 目標5万円円

イー・ギャランティー(8771) 9月28日より 184000円→240000円 目標30万円

売り銘柄

日産自動車(7201) 8月21日より 1106円→1188円 目標1000円

新日鐵(5401) 8月21日より 775円→835円 目標650円

JT(2914) 9月4日引けより 628000円→639000円 目標59万円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。