KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

タダより高いものは無い

何だか最近仕事が忙しいのと不慣れな新生活のせいであまりブログを書く時間がとれません。もうちょっとなかなか更新できない日々が続くかも知れませんが、しばらく暖かい目で見守っていただければ幸いです。そんなこんなで先日来の話の続きです(;^_^A

親戚から新居を借りるというところまでは話が進み、いよいよ私・嫁さん・母・伯母さん・娘婿さんの5人で実際に顔を併せて最終交渉となりました。
娘婿「いやー、てけてけ君も結婚とはめでたいめでたい(^^)」
私 「ありがとうございます(^^)」
娘婿「新居で生活だなんて君もすっかり一人前だねぇ」
私 「いやー、どうもどうも」
娘婿「住む所に関しては心配しなくて良いから。君たちの新しい門出に相応しい家を用意するよ(^^)」
私 「いやー、どうもどうも・・・あのー、ところでその気になるお家賃の方ですが(・・;)」

ぶっちゃけ私の中では3万円辺りが落とし所ではないかという価格設定をしていました。というのは場所は一等地なのですが、部屋の数は少なく1階がLDK、2階が2部屋の計2LDKという構成です。都内ではそれなりの住宅と言えるかも知れませんが、持ち家率No.1の富山ではやや物足りない感じ。二人暮らしには十分な部屋数ですが・・・

そして伯母さんは身体の動きが年々弱くなり、物忘れが激しくなってきいます。先日も火をかけたまま出かけて鍋を焦がしたばかり(××)そんな伯母さんの世話役というのは正直結構私たちにも負担になります。だから我々に価格交渉力はかなりあるのかな、と。

娘婿「あ、そうだね。そろそろそういった話をしないといけないんだけど。それで私がこの辺りの不動産屋を回ってちょっとこの辺の相場を確認してきたわけ。それで一戸建てが大体6万円程度。別の不動産屋でも6、7万円ってな感じで・・・」

私はその後の言葉を待っていましたが、なかなか具体的な数字が出てくる雰囲気がありません(・・;)やはりビジネスというよりは親戚同士の話し合いという感が強いので言い出し辛いのでしょう。ただそのニュアンスはひしひしと伝わってきました。「だから6万円でお願いしたい」と。

それは「ひょっとしたらタダかも!?」と浮かれていた我々の想定額とは大きくかけ離れた数字でした。私は内心ドキドキ(・・;)審判の時は刻一刻と近づいていたのでした。(つづく)

さて、審判の時が近づきつつある日経平均は本日反発。昨晩のNYダウは原油市況の下落により最近の下げ相場からやっとやっとの続伸となる小幅高。それで多少安心感の出た日本株は朝方から買いが先行。そして後場からは昨日大幅安した上海株の落ち着きや、一気に107円台にまで進んだ円安を受けて先物主導で上げ幅を拡大。その後も少しずつ上げ幅を拡大し、本日の高値圏で引けました。

投資判断は「買い」。個人的には先日お伝えしたように「もうしばらく105円台での推移が続く」と思っていたのですが、あっさりと107円台に達したことで、円安基調が鮮明になってきているものと思われます。このまま110円程度まで円安が進みそうですが、そうなってくると各企業が想定した為替レートは100円前後であることから、将来的に大幅な業績上ブレ要因となってきそうです。加えて大統領選挙に向けて「強いドル」というものが意識されるシナリオになってきそうですから、しばらく先の話だとしても、今以上に為替市況は好転していけるものと思っています。もっとも日本にも物価上昇圧力があり、利上げのタイミングを伺っていかないといけない状況ですから、日米どちらが先に引き金を引くかによって、瞬間的な為替の上ブレ、下ブレは十分想定しておかねばならないことでしょうが。

新興市場は「強気の買い」。本日はマザーズ指数が7営業日ぶりのプラス。しかし直近は3指数共にほぼ最悪期の水準にまで下落してしまい、新興市場の閑散ぶりが目立ちます。確かに為替がこれだけ円安に振れて来たならば、為替に影響されやすい大型株市場の方が投資妙味はあるでしょう。割安感、出遅れ感以外に新興株を買う理由が見当たらないのが正直なところ。復権はいつの日やら・・・

ソネットエンタテイメント(3789)は続落。新興市場との連動性が高い同銘柄にとって苦しい展開が続いています。テクニカル的にも一目均衡表の雲を下回り、三角持ち合いを下放れてしまって苦しい局面。水準的には40万円割れは割安ですが、当面はこの辺りの綱引きが続くか。しばらくは40万円前後で推移しそうな感じです。

オプトロム(7824)は変わらず。昨日は新規事業(電池事業)説明会が催され、投資家に夢を与える内容が示された模様ですが、株価的には材料出尽くし感が強く。株価水準としても50円というキリの良いところで目標達成感が色濃く出ている感じです。出来高も昨日、今日と大きく膨らむ展開。正直短期的な相場は終わったと言えるでしょう。一旦ここで切るのも手かと思います。ただ長期トレンドは明らかに転換したので、日柄調整を経てから再度上昇に転ずる期待感は十分に持てます。チェックだけは怠らずに。

ソフトバンク(9984)は続伸。iPhoneの発売日が7月11日と決まり、まさに予想外のスピードで他社の追随を許さない態勢。ちなみに筆者は新しいスマートフォンが欲しくてドコモ(9437)のHT1100という機種をずっと狙っていました。そして本来は昨年中に出る予定だったものが延期延期で明日ようやく発売という事になりました。しかし時既に遅し。筆者の気持ちはiPhoneに向かってしまっています。こういう人も結構いるのではないでしょうか。両社の勢いの差が表れている象徴だと思われます。

メディカルシステムネットワーク(4350)は続伸。年初来高値を更新してきました。この銘柄にしては出来高も増えてきて、少し勢いついてきた格好。月足で見た場合に非常に良い形をしており、長期的には30万円も目指せる雰囲気。

ダイハツ(7262)は続伸。為替の円安により自動車株全般に買い戻される中、やや弱い状況と言えるでしょう。同社はほとんど為替の影響を受けないため、こういう局面では相対的に弱くならざるを得ません。ただ信用倍率は相変わらずの低倍率で、逆日歩も発生中。上昇トレンドは揺るがないでしょう。

みずほFG(8411)は続落。為替の円安が全体相場のムードを作り上げている中、金融株はやや蚊帳の外という印象です。優先株の転換価格が先日決定したのも同社にとっては一つ材料を失った格好か。ただストキャスで見た場合に割安感が出ていますから短期的な底打ち場面は近いものと思われます。

任天堂(7974)は反発。しかし円安の本命銘柄の割には弱い動き。すっかり一時期の勢いは失ってしまった格好ですが、じっくりとした上昇トレンドは変わっていませんから腰を落ち着けて見守りたいところ。

アクセル(6730)は続落。40万円台からの攻防から失速し、遂に40万円台割れ。支持線となっていた25日線を割り込みMACDも下落基調。ちょっと弱さが目立つ状況になってきました。残念ながら傷口が拡がらないうちに明日の寄り付きで損切りとしたいと思います。新興市場安に抗いきれず・・・という感じです。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→935円 目標6000円

ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→389000円 目標75万円

オプトロム(7824) 2007年5月25日より 59円→47円 目標80円

ソフトバンク(9984) 10月5日より 2400円→1900円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 10月15日より 117000円→133000円 目標20万円

新光証券(8606) 3月24日より 325円→360円 目標450円

ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→1220円 目標1400円

みずほFG(8411) 4月15日より 433000円→549000円 目標75万円

任天堂(7974) 4月20日より 56800円→56500円 目標7万円

SEH&I(9478) 5月28日より 13300円→14600円 目標2万円

アクセル(6730) 6月4日より 410000円→396000円 目標45万円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。