KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

当ブログの決め事

何かイマイチ腑に落ちません┐( ̄ヘ ̄)┌それは最近の出来事。某お菓子屋へ行ってくると言ったら会社の女の人に「じゃあついでにお遣い頼まれてくれない?」という事で注文を受けました。

注文内容は「お茶菓子に使いたいので、500円で適当なお菓子を買って来て。洋菓子が良い」との事。そして私は結局色々悩んだ挙げ句、その店一押し商品のロールケーキ(ハーフサイズ)がピッタリ500円であったので、一つ買ってきたのですが・・・

「えー(-。−;)」という反応。「こんなでかいの、しかも500円丸々使って・・・(-。−;)」と言われました(・・;)え、何それ?私の好意は無駄どころかむしろ大不評じゃありませんか。

そしてその一部始終を隣で聞いてたおばちゃんも私に白い目(-。−;)「普通お茶菓子って言ったら切ったりする手間がかからないものを選ぶべき」と言われました。えっ、私間違ってんの?(・・;)

なんか納得いかなかったので家に帰って嫁に聞いたら「別に悪くないんじゃない?」と言ってくれました。さすが嫁(^^)

それにしても世の中の常識とか非常識とかは非常に曖昧なもので、例えばその職場では私は2:1となって劣勢になり、それを見ていた周りの人達も「そうだそうだ」と言わんばかりに「2」の側に回りました。が、多分これは線引きが不確実な事柄だったから、もしくは「どっちでも良いじゃん」って事柄だったから、そして場の雰囲気を安定させるためには「圧倒的な大差で少数をねじ伏せる」という数の論理で、長い物に巻かれるという易きに人は流されただけだと思うのです。しかしその事によって少数側の私は益々「なんでやねん!\(*`∧´)/」という気持ちが強くなったわけです。

結構こういう事って多いんじゃないでしょうか?そしてそうやってそのコミュニティの常識が決定されていくって事が。多分もう私の職場でこの事を言っても単なる「ひねくれ者」で片づけられて「はいはい、わかったよ┐( ̄ヘ ̄)┌」と言われて終わりでしょう。そんなわけで、せめて私が主であるこのブログでは「お茶菓子にロールケーキは有り!」という常識を明確に定義付けておくことにします。

さて、明確に定義付けたい株式市場は本日続落。前日のNYダウはオバマ大統領がビッグスリーに更なる経営努力を要求、破産法適用の可能性が出てきた事により大幅安。更に各国で金融不安が再燃してきた事が追い打ちとなりました。

それを受けた日経平均でしたが、既にその辺りの悪材料は前日に織り込んで下落していた事もあって、朝方は円安や期末のドレッシング買い期待も背景に比較的堅調に推移。後場直後も堅調スタートとなりましたが、やがて次第に売り物に押される展開。マイナス圏に突入すると期末固有の需給バランスの調整から見切り売りが加速して、結局は本日も安値圏での引けとなりました。

投資判断は「強気の買い」に。何とか年度末時点では日経平均8000円を確保できました。本日の数字を元に多くの機関投資家は一年の成績を決められるわけですが、ベアポジションでない限りほとんどの機関投資家のパフォーマンスは圧倒的に悪いのでしょうね。

それはともかく昨日・今日の下げ方は少々がっかりな感じで、全然下値に実態景気の回復を期待するような強い意志を持った買いが見られなかった事が残念。多少売り買いが交錯し、下値で買い戻す位の気概を見せて欲しかったのですが、売られるがままに加速して下落していきました。

ただこの下げによって、明日の日銀短観に対する悪材料は概ね織り込まれているはずです。数字的に皆かなり覚悟ができているだけあって、ほとんどの場合でアク抜け感が台頭してくるでしょう。明日以降の株価は再び順調な上昇トレンドに乗ると思われます。そんなわけで投資判断を「強気の買い」へと格上げしました。

新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に軟調。全体相場に引っ張られる形となりましたが、前回から述べているように配当・権利取りの動きが終わればそろそろ新興市場株の時代が来てもおかしくないタイミングであると見ています。もう少し大型株のボラティリティが落ち着けば、次第に投資家の目は新興市場に向いてくるでしょう。

ソフトバンク(9984)は続落。残念ながら前回述べたような一目均衡表の雲に自然に入り込んでいくような動きにならず、跳ね返される形となっています。本日の日経によると保有するヤフー(4689)株を一部売却し、ヤフーが自己株消却するのに合わせて保有比率をリバランスするという動きになっています。それによって利益は出ないような形だそうですが、手元資金として130億円程度確保した見通し。正直よくできた子会社を意のままに操っているような感じですが、そういうパイを持っているという事が同社の最大の強みとも言えるでしょう。

ダイハツ(7262)は反発。出来高を伴って強い動きが見られます。昨日は日興シティが自動車セクター全般の投資判断を引き上げし、全体相場の割には自動車株の下げは限定的でした。本日もその流れは続いているようで、同社の目標株価も引き上げられている格好。三角持ち合いもいよいよ煮詰まり、上放れの状況が調ってきました。

みずほFG(8411)は続落。前述したNYでの金融株不安を背景に銀行株は売られる動き。特に同行は永久劣後債の償還を行わないとした事がGSによって嫌気材料視されている模様。同行は「慣行的に行わない」としているものの、利回りが8%以上ある債権を償還したくない程資金調達に自信が無いのでは、と勘ぐられている形です。アメリカでは各金融機関が公的資金の返済を申し出ている一方で、日本の金融機関の方が態度的には悪く見えてくるところです。個人的にもこんな高利の債権はさっさと償還した方が良いと思いますが、やはりそういった事情があるのかどうか。

JUKI(6440)も続落。短期的な資金が逃げ出して値を戻す展開に。ただ本日発表の信用残高では先週末の急騰に合わせて空売りが増加した模様。需給がやや改善する動きとなっています。一目均衡表の雲にも既に入り込んでおり、ここからの更なる下押し余地は小さい模様。

りそなHD(8308)も続落。そして本日寄り付きで無事目標達成となったので、ポートフォリオから外れました。直近買われていた銘柄はここから買う理由も見当たらないので、「鉄板」で下落を追随できますね。直近安値を下回った事から下落波動は完成の模様。ただ信用売り残が多いことから深追いは無しとします。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→650円 目標6000円

ソネットエンターテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→185700円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1256円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→91000円 目標20万円

ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→769円 目標1500円

みずほFG(8411) 4月15日より 433円→188円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→8150円 目標2万円

USEN(4842) 7月15日より 300円→92円 目標400円

日本リテールファンド(8953)  8月31日より 450000円→376000円 目標55万円

JUKI(6440) 11月20日より 99円→78円 目標140円

コニカミノルタHD(4902) 2月5日より 785円→838円 目標1000円

近畿日本ツーリスト(9726) 2月11日より 88円→89円 目標120円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。