KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

部屋とドラクエと私 その2

初代ドラクエ発売日当日。当時小学生の私は学校が終わるとダッシュで帰宅。近所のおもちゃ屋に「入荷していますか!?」と事前に確認の電話を入れて、友達と一緒に買いに向かいました。当時私は自転車を持っておらず、自転車の友達と並んで走っていったのですが、当初は期待と喜びを胸に全力ダッシュで併走していたものの、次第に息切れ( ̄Д ̄;;結局友達にお金を渡して自転車で先に買いに行ってもらい、私はその帰りを待ってプレイする体力を温存する事にしたのでした。なので実は私は、あんなにワクワクしたソフトの購入の瞬間には立ち会っていなかったのでした(;^_^A

そんなドラクエ第一作目は、当時はあまり評価されていませんでした。発売当初の売上ランキングでも残念ながら2位スタート。その後ジリジリ順位を下げて、結局一度も首位を取れず。前年に発売されたメガヒット作スーパーマリオブラザーズに比べるとインパクトが弱く、正直大ヒットという感じではありませんでした。ただ発売前に週刊少年ジャンプのレビューを見ながらニヤニヤしていた当時の私にとっては、他人がどう評価しようとお構いなし。面白いものはダレが何と言おうと面白いのですから。

当時私の家にはものすごい友達がたくさん来て、家の前の道路が自転車で塞がってしまい、学級会でも「てけてけ君の家に遊びに行くな」と議題に挙がった程だったのですが、ドラクエ見たさにより一層友達が集まって来る事になったのでした。最高20人がやってきて、学年の男子の半分が集まってきた程。そんな皆が注目する中でプレーするドラクエは最高でしたよ(^^)

それからドラクエは2,3と続き、ご存知のように段々社会現象化していきました。そしてドラクエ1を評価しなかった世間に「勝った」と思いました(;^_^A勿論私はそれら全て購入し、クリアーしてきました。ただ私にはライバルの友達が居て、2・3共に「最初にクリアー」の栄光は彼のもの。私は2番手でした。少し悔しかったですが、ゲームも楽しめたし、それはそれで良いかなーと思っていたのでした。(つづく)

さて、2番手に甘んじたくない日経平均は本日10営業日ぶりの反発。前日のNYダウは著名アナリストが「銀行株には15%上昇する余地がある」との見方を示したことで金融株中心に買い戻される展開。それを受けた日経平均は待ち望んでいた買いのきっかけが到来した形になって、朝方から買いが先行。明日には1500億円規模のインデックス買いが入るという噂も流れて後場も一段高。加えてアジア株の堅調さも後押し材料となって終日堅調推移。7月に入って初めてプラスで引けました。

投資判断は「中立」に。今週位は比較的底堅く推移しそうな感じがします。9000円割れはとりあえず今週は無いと見ています。上手くいけば今月末まで割れる事はなく、9000円台のボックス圏をキープできるかも知れません。それもこれもアメリカの金融機関の決算次第なのですが、相変わらず外国頼みとは情けない限りの情勢です。

テクニカル的にはストキャスも好転してきたことで、一旦は短期的なリバウンドを狙っていく動きになると思います。ただしあくまでも自律反発の域を出なさそう。投資家の内心は上値に不安があり、今回のジリ安の局面の中で戻り売りができなかった投資家のやれやれ売りが頭をしばらく抑えそうな感じがします。何と言っても出来高が22億株とイマイチ膨らんでいないので、そう捉えざるを得ません。

新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に反発。ただ昨日の下げは久しぶりに暴力的な感じにとらわれた下げ方でした。あそこまで個人投資家のパニック売りが起きる必要性は感じないのですが、一応前回も書いたように新興市場も調整中の段階です。ただ実は昨日くらいに一気に投げ売りが出たら、調整も案外早く終わるのかなという気もします。今回の上昇相場に乗り遅れた人は、多分昨日の下げでやっぱりまた及び腰になって結局買えないのでしょうが、これがラストチャンスだと思う気持ちで買いに向かうべきだと思います。

ダイハツ(7262)は反発。本日は為替が落ち着いた事により、自動車関連株の反発が相場を主導しましたが、同社は昨日の包み大陰線の後で尚切り返してきており、相当程度に強い上昇相場を示唆しています。本日発表の信用倍率は0.11倍とまた圧倒的な売り長に拍車がかかっている状況。ある程度全体相場が下向きになっても、上昇トレンドは維持できそうなバックボーンがあります。

みずほFG(8411)も反発。昨晩のアメリカ上昇の主因は、前述したようにアメリカ金融株の買い戻しだったことから、日本の金融株にも買いが集まる展開に。加えて今晩から本格化するアメリカの銀行決算に注目が集まる状況。この辺りやはりアメリカ銀行の決算が集中した3ヶ月前と状況は同じと思われ「事前期待で買われ、中身を見て落ち着く」感じになると思います。つまりこの後、金融株が好業績だったとしても、無条件で買い進まれるわけではなさそうです。

ただ本日発表の信用残高では、同社の売り残高は5月中旬と同水準にまで貯まってきました。これは今週価格決定する公募に応募する筋の「売り建て→取得価格を安くして公募株ゲット→現渡しで決済」という取引の一環であると思われます。今回の下落波動は、無論全体相場の軟調も背景にありますが、大部分は信用売りによる需給悪であった証明でしょう。であれば上値の重石要因が無くなる明後日から(価格は恐らく明日で決まり、引け後に発表されると思われる)本格反転となるでしょう。明日が最後の買い場になると見ています。

野村HD(8604)は大幅反発。今までの下落の反動が出て、本日は銀行株よりも証券株の方が買われた一日でした。ただし中身は自律反発の域を出ないでしょう。市場ではサントリーキリン(2503)の合併のFA(ファインシャルアドバイザー)選定が証券会社にとって特需となると見られていますが、競争は激しいと見られており、最大手である同社も難しい戦いを強いられそうです。

昨日より買いポートフォリオ入れとなった竹内製作所(6432)は大幅続伸。予定通り決算通過後のアク抜け感が台頭しているような格好です。昨日は下値で十字線を形成し、本日の大幅高でパラボリックも好転。テクニカル的にはまたとない底入れ状態を表現しています。目標株価までは既に目と鼻の先まで来ていますが、達成はほぼ間違い無いでしょう。

昨日より売りポートフォリオ入れとなったスクウェア・エニックスHD(9684)は続落。こちらも予定通り材料出尽くし感が漂って、本日の相場展開でも逆行安となっています。筆者も買ったドラクエ9は予想以上の売れ行きのようですが、逆にこれ以上の材料は望みようもなく、下値の抵抗ラインも次々と割っているようですから、トレンドは明らかに下向きと言えそうです。

以下ポートフォリオの値動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→726円 目標6000円

ソネットエンターテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→193400円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1703円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→642円 目標1000円(200分割考慮)

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→1003円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→198円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→11590円 目標2万円

幼児活動研究会(2152) 5月24日より 1390円→1440円 目標2000円

竹内製作所(6432) 7月11日より 798円→869円 目標900円

売り銘柄

野村HD(8604) 7月9日より 727円→714円 目標600円

スクウェア・エニックスHD(9684) 7月11日より 2140円→2040円 目標1900円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。