KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

深雪

ここ富山は突然の大雪です(××)上空にマイナス47℃の寒気が来ているとかでとても寒く、昨日山の方にいるお客さんのところに行ったら間近でストーブが付いていても極寒( ̄Д ̄;;手足が震え出し、マジで命の危険を感じるほどでした。片山右京さんと同じ心境(・・;)亡くなられた方にはご冥福お祈り致します。

ところで前回スタッドレスを入れ損ねた話をしましたが、実はまだ履けていません(・・;)未だスタッドレスレスな状態です(T_T)今朝目覚めるとあっという間に40センチ以上積もっており、タイヤを買いに行く事すらできなくなってしまいました。仕方無いので母のスタッドレス装着車を借りて仕事に行っているのですが、いつになった止むやら・・・

うちの周りは高齢者の一人暮らしばかりなので、それでも融雪装置が付いているところは問題無いのですが、丁度うちの前とお隣さんのトコだけ付いていないのです。私のようなまだ若者に何とか混ぜてもらえる人間は深雪でも強引に歩いて道無き道を突き進む事ができるのですが、既に腰の曲がったお年寄りにはきつく、せめて道を作らないと買い物にも出られません。雪国の宿命です。

それでも昔は世帯に何人か若者がいて、雪かきに対する労働力が担保されていました。それがどんどん核家族化が進んで、老人も自分の身を守るために自ら動かないといけなくなっています。何とか昔の人はバイタリティがありますから、雪かきもへっちゃらにこなしてギリギリ何とかなっている感じではありますが、見ていて少し痛々しくもあります。

そんなわけで今朝は私も頑張って、家の前と隣の家の前を雪かきしました。1時間位すると腰や腕が痛くて痛くて(T△T)しかし雪かきした道を振り返ってみると、また数センチ積もっています(-。−;)その後汗だくになったのでシャワーをしてストーブにあたっていると最高に眠くなってきます・・・

こういう事があるから雪国は嫌だと思われる方も多いかも知れません。私も実際にはそうですしね。でも雪かきで生まれるコミュニケーションもあって、雪という共通の敵に立ち向かう時には、ご近所の協力を無視できません。一方で「隣の人はうちの前に雪を捨てて!\(*`∧´)/」とか「自分の家の前だけやって全然協力的じゃないのよ\(*`∧´)/」とかコミュニケーション不足による弊害もあります。意志の疎通はとかく大事なものです。

さて、意志の疎通を図りたい日経平均は金曜続落。前日のNYダウは金融株を中心に軟調推移。それを受けた日経平均は朝方から売りが優勢に。ただ午後の日銀金融政策決定会合でデフレ阻止の趣旨が出ると追加の金融緩和策への期待から先物主導で下げ渋り。結局は何とか小幅安の水準で引けました。

投資判断は「強気の買い」。金曜のNYダウはオラクル等の好決算を受けて堅調でした。来週は海外ではクリスマス休暇、国内では祝日を間に挟んで年内受渡最終売買日などもあるため、商いはどうしても細ってくるでしょう。為替はドル円こそ90円台と落ち着いていますが、今度はユーロ円が円高傾向にあり、ヨーロッパへの輸出比率の高い家電関連銘柄にとっては頭の痛い材料になりつつあります。

それでも日経平均TOPIX上値を追う展開で、年内は少しずつ上がっていく格好になると思われます。特に新年になると相当強い上昇相場になるものと期待できます。投資主体別売買動向を見ると、相場の方向性を決める外国人投資家の買いが現在こそクリスマス休暇で細っているものの、ここ一ヶ月位は買い越し基調が続いています。その反面逆張りの個人投資家は売ってきています。

そんな個人投資家の、年末を控えた益出し・損出しの税金対策売りが来週で一巡してきます。今までの経験則から言うと、年内受渡最終日を境に年初からずっと下落し続けてきた銘柄に買いが入る傾向が強いです。例えばUSEN(4842)のチャートなんかは特に魅力的です。来週木曜の引け位に買っておけば、金曜の寄りで高く売れるかと思います。

というわけで、個人投資家の売りも新年からは少なくなってくるものと思われます。私は以前から口を酸っぱく言っているように、今月のメジャーSQで相場の方向性は転換したと見ています。それに続いて新資本規制の延長によりメガバンクが揃って大商いとなった事は、明かな相場の転換点を表しているものと見ています。2月位までは大型株のパフォーマンスがとにかく良くなってくるものと思います。

大型株のパフォーマンスがよくなると投資家のパフォーマンスが潤い、その利益で更に株を買って株価が上がるという好循環が生まれます。これは流動性の高い大型株の値が上がれば上がる程効果が現れます。逆に小型株が元気の良いだけだと、一部の限られた投資家しか潤わないので、あまり効果はありません。

ですから繰り返しですが、来年は明るいスタートを切れると確信しています。

新興市場は「強気の買い」。金曜は3指数共に上昇。特にマザーズ市場は売買代金も今年最高をマークし、強い相場展開となりました。アナリストレポートを受けてDeNA(2432)等ネット関連株が上昇し、そのネット関連株の多いマザーズ市場が盛り上がったという構図です。不動産株、金融株ときて最後はネット株で締めた先週でした。それは各ジャンルがとにかく割安で放置されていた事を意味していると思います。間もなくどんな銘柄を買っても上がるような、明るい相場展開になると見ています。

ソネットエンタテインメント(3789)は反発。子会社DeNAは上記のように野村の目標株価が従来の倍の81.6万円にまで引き上げられた事を材料視されストップ高の場面も。ところが残念ながら親会社の方にはそれがほとんど波及してきていません。テクニカル的にはストキャスの割安感もあり、短期的には上昇しても良いと思われます。20万円割れは明らかに割安水準でしょう。

みずほFG(8411)は反落。バーゼル委員会の新資本規制延長が正式に発表され、材料出尽くし感や予想よりも厳しい内容という見方が出て、銀行株は揃って売られる展開に。水曜の大幅高で7億株という記録的な出来高をマークしましたが、ちょっと上値にしこりを残した格好になってしまいました。

テクニカル的には75日線や一目均衡表の雲を割り込みそうな格好で、非常に際どいところ。水曜に開けた大きな窓にブラックホール的に吸い込まれるのは阻止したいところです。ただ来週22日に三菱UFJ(8306)の公募株受渡が控えている事から、そこを過ぎるまでは売り圧力が強いかも知れません。

それでも上記のように今回の銀行株の反転が相場の方向性を変える力を持っていると認識しています。みずほの出来高7億株は明らかに相場の転換点を示唆するものです。短期的には狼狽売りも出てくるかも知れませんが、長期的には底値圏での大転換シグナルであると、しつこいようですが繰り返しておきます。

ザッパラス(3770)は反発。前述のようにネット関連株が盛り上がった中で、同社にも連想買いが波及してきました。テクニカル的にはパラボリックが暗転して75日線に上値を抑えられていますが、金曜はそれでも出来高を増やして包み陽線を出してきた事から、短期的には反発局面入りへ。75日線を超えてくれば、上値は開けてくるでしょう。

近畿日本ツーリスト(9726)も反発。かろうじて70円突破2度目のトライを阻止できるかという瀬戸際にあります。前回と今回の70円を付けた日の出来高を見ると、それぞれ30万株以上出来た日が4日間存在し、それでも70円の壁を破れなかった点が底堅さを印象付け、ダブルボトム形成の要素となりそうな感じです。ここにきてドルだけではなくユーロも弱くなってきた事が、海外旅行の魅力を高める要因になっています。旅行会社にとっては追い風。

さて、今回は一銘柄買いポートフォリオ入れしたい銘柄があります。ナイガイ(8013)です。

同社は女性用のストッキングなどを製造している会社ですが、木曜の日経新聞で「中国で日本製ストッキング販売店を現在の10倍にあたる60店舗に増やす」との報道があり人気化。低位株という手がけやすさもあって、一気に急騰しました。

ただ個人的にはもっと大きく上がっても良かったのではないかと思う程、個人投資家好みの材料であったし、インパクトだったと思います。上値を抑えた原因は信用買い残の多さで、それが需給圧迫要因だったのでしょう。

翌日の金曜はやはり反動から売られる展開だったものの、下値では買いが入って長い下髭を付けました。お陰でテクニカル的には買い頃の形となり、また短期筋の売りも一巡して、需給は随分と改善されてきているものと思われます。

業績は11日に発表した通り、今期は赤字転落見込みです。この辺り中国で店舗が増えても簡単に改善はされないでしょう。それでも株価は将来の期待を反映するものですから、ユニチャーム(8113)のように国内の需要が頭打ちなら海外での需要を見込むのは極々自然な流れでしょう。中国という未だ発展途上部分の多い地域では、女性の美に対する欲求がまだまだ潜在需要として残されていますから。

相場環境も後押ししそうです。毎年年末年始は手がかり難から低位株が物色される傾向にあります。特にクリスマス休暇前後の薄商いは個人投資家のフィールドとなるため、動きはより一層目立つものと思われます。ただ筆者は来年年始は大型株も買われる相場になると見ていますが。それでも値動きの良さが目立てば、必然的に投資家が付いてくるでしょう。

個人的な唯一の懸念材料は未だ多い信用買い残です。ただ1000万株を超える出来高が連日続いているため、その懸念は多少和らいできています。また丁度6月中旬が今年の高値だったのですが、その期日通過日は半年後である先週にピッタリ符号してきます。テクニカル的にも日足・週足共に各移動平均線を抜いて、上値は軽い状態です。

目標株価は70円。月曜の寄り付きからポートフォリオ入れとします。

以下ポートフォリオの値動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→840円 目標6000円

ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→192700円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2130円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→603円 目標1000円(200分割考慮)

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→900円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→179円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→9600円 目標2万円

東芝(6502) 8月18日より 455円→495円 目標700円

ザッパラス(3770) 12月7日より 157100円→155500円 目標18万円

近畿日本ツーリスト(9726) 12月7日より 75円→72円 目標85円

売り銘柄

近畿車輛(7122) 12月6日より 725円→664円 目標550円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。