KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

夢工場

全くの丸腰で黒豆獲りにやってきた私たちは、畑の中で明らかに場違いな雰囲気を放っていました(-。−;)せめて鎌を持っていないと枝を切る事もできません┐( ̄ヘ ̄)┌隣の従兄を横目で見やると・・・本当に従兄も丸腰でした(・・;)

「そんなもん素手で根っこから引っこ抜きゃ良いんだよ\(*`∧´)/」
と、ベテランの中のベテランの域に達している従兄は縦横無尽に引っこ抜きます(・・;)それはまるで昔のファミコンのゲーム「夢工場ドキドキパニック」の主人公になったような勢いでした←多分ほとんどわかる人おらん(-。−;)

んなことを言っても初参戦の我々にそんな簡単にできるわけはありません(-。−;)力任せに時間をかけて一個ずつ引っこ抜くのがやっと。ボコッと抜けた土の中からは冬眠モードに入ってるところを邪魔されたカエルやらミミズやらが飛び出してきて、こっちもビックリ(××)

そうこうして引き抜くと、やがて1mの紐いっぱいに括り付けられるだけの黒豆が収穫できました。これで大体15分位のお話。収穫の後は畑から出て、畦道の脇で枝から豆の房を取る作業。別に枝ごと家に持って帰ってからむしり取っても良いのですが、ここで枝を取り除いていけばJAの人が枝部分を処分してくれるようなので、どっちにしても取らないと食べられないのですから、ここで座り込んで枝豆を一つ一つ取って行く事に。

これがすごい時間のかかる作業で、1時間位かかります(-。−;)従兄はすっかり慣れた手つきでさっさと全部取り除いてしまいました。全部取り除くと、それでも実に10Kg程の枝豆の量になります。これで2000円なんて安い!丹波の黒豆の市価が高い事を考慮すると(ネットで調べたら枝付きで3Kgで4000円とか)元は十分に取れます(^^)

しかも「今年の黒豆は大きい!」と従兄が絶賛していたように、冷夏の割にはものすごく順調に育ったようで、実に豆の粒が大きいのです。天気も晴れて日差しも強い位で、非常に満足のいく結果となりました(^^)(もう少しつづく)

さて、非常に満足のいく結果となりたい日経平均は本日反落。前日のNYダウはバーナンキ議長の低金利がまだまだ続く発言を受けて続伸し、年初来高値更新。それを受けた日経平均はいつものパターンで朝方だけ高く、後場には好調だったファーストリテイリング(9983)の下落やアジア株の軟調さに引っ張られる形で下落に。結局は本日の安値圏で引けました。

投資判断は「強気の売り」に。最近の世界の株価の値動きを見ていると日本株の一人負けが露呈している格好。小型株が大型株の公募増資を控えて換金売りの対象になっているという観測もあって、TOPIXは5日続落と10月安値を割り込んで元気が無い状況。NT倍率は再び拡大傾向にあり、本日で11.4倍に。もう少し拡大してから、ほぼ間違いなく収縮に向かうと思われます。その時は両指数共に下落する負のスパイラルが発生します。

そんなわけで、期間は短いかも知れませんが投資判断を「強気の売り」に引き下げました。本来目先1ヶ月程度の緩やかな下落を予想していましたが、一時的にも暴力的な売りが出てくるかも知れません。最近の株価下落は表面上穏やかながらも安値更新銘柄が目立ち「ホンマにこの指数の算出は正しいのか?」と思う程に下落している実感が強いです。

テクニカル的にもTOPIXは52週線を下回ってきましたし、週足の一目均衡表でも遅行線は実線を下回ってしまい、相当嫌なチャートになってしまっています。日経平均の動きがこれに追随するのは必至で、先週末のSQ値も下回ってしまった今、敢えて日本株を買う理由は見当たりません。今週位は強含むと思っていましたが、この弱気地合は相当ネガティブな投資家心理をいかんなく映し出しています。

とにかく今までこれだけ下げ渋ってきたことがむしろ奇跡だったかも知れません。為替もドル安に呼応する形で88円台突入は必至で、相場の柱である日経225構成銘柄にも下げが目立ってきた以上、苦しい展開が続きそうです。寒くなってきた気温以上に相場が冷える事が心配です。

新興市場は「強気の買い」。しかしながら本日も3指数共に下落で下げ幅が拡大している格好。ちょっと手が付けられません。上記したように小型株を売って大型株のファイナンスに備える、もしくはリスク回避嗜好によって小型株回避の動きになっている模様です。こちらも正直反発のきっかけが見あたらない状態で、日柄調整が終わるのを待つしかありません。グリー(3632)の大型売り出しもネガティブ要因に。

それにしてもグリーの社長は上手いことやったなーという印象を受けています。上場時より全然株価高いですからね。こういう資金調達ができれば、株式市場にコストをかけてでも上場している意味が経営者や会社にはあります。そうなればIPOも増えてきて、将来的には新興市場の活性化に繋がります。

ソフトバンク(9984)は続落。ただ本日の下げの意味は大きく、今日の市場の特徴としては今まで日経平均の牽引役だった同社やファーストリテイリングなどが下落に転じていること。この辺りは全体相場が重い中で、ポートフォリオ内の益出しし易い銘柄の利益確定売りが出ている感じだと見て取れます。

本日の大陰線はかなり暗い暗示で、10/27と11/12の高値でダブルトップを付けた形に。各指標も暗転し、75日線では下値支持線とは成り得ないでしょう。正直目先2週間程度は空売りの方が正解のような形です。1800円までの下落は覚悟しておくべきか。

みずほFG(8411)も続落。下値の支えだった170円を遂に割り込んでしまい、2番底を探りに行く動きに発展しそうです。ここにきてのMACDパラボリック暗転はきつい。先週末の決算でアク抜け感が出るかと思いきや、三菱UFJ(8306)の大型増資報道が重石となって、メガバンク共々苦しい展開に。

いずれ銀行株は相場の柱となってくれる強力な主役銘柄ですが、今はまだその出番ではないようです。私が来年1月〜3月に予想している強い上昇局面ではその片鱗が出てくるかも知れませんが、もう少しバネを縮める必要があるようです。

東芝(6502)も続落。先般まで相場の柱だった同社の凋落ぶりが、今の相場の深刻さを如実に表しています。日立(6501)の大型増資観測が同社にも波及した格好。こちらもみずほ同様に同業他社から横やりが入りました。75日線を割り込んでの一気呵成の下落。ただ同社に関しては悲観しておらず、間もなく反発の手が入ってくるものと見ています。これだけ相場のテーマ性を具現した銘柄も珍しく、需給は一時的に崩れているものの、本質的には「上がりたい症状」のままです。外国人の買いが入ってきた時には戻りも早そうです。

三井海洋開発(6269)も続落。原油市況が上昇しても、同社株は上がってくれません。結局は先週の好決算をチャラにしたような行って来いの値動き。テクニカル的には75日線・25日線に跳ね返された格好で、MACDも見事に好転失敗。ちょっと下値を探りに行く動きに見えます。

ただ日本海洋掘削(1606)が今年最後の(?)IPOとして先日上場承認が下りました。三井海洋開発とニュアンスは若干異なる会社であるものの、それでも同類項として見られる可能性が高く、IPOの上場が近づくと話題視される可能性があります。この辺りに少し期待して良いかも知れません。

ヤクルト(2267)は反落。ただ昨日最高値を更新し、ポートフォリオ内では今一番安定している銘柄。現在、そして目先2週間程度先までの話として、買いで見ていけるのはディフェンシブ銘柄(電力・ガスの他、同社や好業績ネット関連銘柄)しか無いでしょう。安定感に資金が集まれば、こんな地合でももう一段高は十分に想定できます。

そして欄外でいつも紹介しているオプトロム(7824)ですが、昨日はよもやのストップ安まで。ここにきてストップ安まであるとは思いませんでした。皆本当に決算にそこまで期待していたんですね。ちょっと想定外でした。ここまで下がると下値はもう少し警戒をした方が良さそうで、もし24円まで下落する場面があったらいよいよポートフォリオ入れとします。このどうしようもない相場展開が低位株を後押ししてくれるでしょう。毎年年末年始は仕手株のシーズン。

以下ポートフォリオの値動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→830円 目標6000円

ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→185300円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2085円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→599円 目標1000円(200分割考慮)

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→832円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→170円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→10020円 目標2万円

東芝(6502) 8月18日より 455円→457円 目標700円

三井海洋開発(6269) 9月10日より 1933円→1711円 目標2500円

ヤクルト(2267) 10月3日より 2240円→2605円 目標3000円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。