KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

西村君侍

突然ですが皆さんコピー機で「両面コピー」ってどうやってとるかわかります?いや、操作の話ではなくて、構造の話です。コピー機を開けてとる場合はわかりますが、コンビニ等でコピー機の上に紙を置いたら、自動的にシュルルと紙が吸い込まれていってとるタイプのがあるじゃないですか?あれで両面とる場合、どうなっているのかわかります?

だってスキャンする場所はご存知のようにコピー機のガラス面片側しかないのです。という事は機械の中で自動的にひっくり返してもらわないといけません。しかしコピー機の蓋のあの薄さで、A4の紙がペロッってひっくり返るスペースって無いじゃないですか?それでも片面を読みとった紙がもう一度吸い込まれていき、ちゃんとひっくり返って出てきます。一体全体どんな手品を使っているのやら┐( ̄ヘ ̄)┌

・・・という事を実は私長年悩んでいたのですが、先日たまたま会社にコピー機のメンテに来ていた業者さんに勇気を振り絞って聞いてみました。すると蓋をカパッっと開けて「ここの穴に吸い込まれて、ローラーでグルッてなると・・・ほらひっくり返った」とタネを明かしてもらってスッキリしました(^^)なるほどー。もやっと、もやっとしていたものがスッキリ!スッキリ!でした(ちなみに文章では説明し辛いので、まだもやっとされている方がいらしたら、是非業者さんに聞いてみよう!)。

・・・という感激を会社の同僚に伝えようとしたら「えっ、そんなの当たり前じゃん(・・;)」って言われました。えぇ!?そんなに皆わかってたんですかね。皆さん、ホントにわかります?またまたー、知ったかぶりしてんじゃないの?(-。−;)←失礼な疑惑の眼差し

なんか世の中の当たり前的な事が、いつの間にやら皆理解してて、自分だけ取り残されてたような感じがする事って他にもありません?私は中学生の時に塾で突然先生に「9月って何日まである?」と質問され「えーと、31日までですか?(;^_^A」と言ったら「君は(西向く士)って知らないのか?」と言われ、教室の皆に「はははは(^^)」と笑われた苦い記憶があります(-。−;)

今まで何となく「ニシムクサムライ」という語呂は聞いた事がありましたが、それが「2、4、6、9、11(士を分解すると十と一になるから)」の月以外は31日という意味だった、という事はついぞ知らず。そんなに常識的な事なの?学校でも誰もそんな事教えてくれてないよ(-。−;)ワシが風邪で休んでいた時に習ったとか?

そんなわけで、私は未だに「今月って何日まであるっけ?」と考える時に、頭の中で「えーと、西向く侍だから・・・」との思考を経由しないとアンサーが出てきません。ちょっとしたトラウマです。(寅年だけに(-。−;))

さて、トラウマにしたくない日経平均は本日反発。前日のNYダウは好決算を期待された金融・ハイテク等の個別銘柄が上昇した事で反発し、高値更新。それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。朝方発表された機械受注の数字は予想よりも悪かったものの、為替の落ち着きや、昨日の下落もあって反動高。加えて昨日大きく下落した中国株の反発や、海外投資家勢の主力銘柄買いと見られる動きがあり、買い安心感に繋がる展開。メガバンクの強さも市場を牽引し、日本も高値更新となりました。

投資判断は「強気の買い」。まだ買いの手を緩める必要は無さそうです。テクニカル的にはMACDの暗転が阻止されたところが、更なる一段高を示唆しています。明日はいよいよ11000円に到達→来週は一服というようなシナリオが一般的でしょうか。概ね予定通り来ているような印象を受けます。

特にNT倍率の格差解消は予定通りという感じです。年末にも言っていましたけど「双方の指数共に上昇する形で10倍台にまで格差が解消される」と引き続き見ています。株価がどんどん上がって「持たざるリスク」に焦った日和見投資家が、出遅れ株を選好して物色してくることでしょう。その流れがあれば、この上昇はまだまだ裏付けられます。

新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に堅調。どちらかといえば新興市場全体が出遅れと認識されて、強い動きを見せているようです。日経JASDAQ平均はV字回復を体現中ですし、新興市場はここからが本番という動きになってきそう。明後日でライブドアショックから丸4年となります。そろそろ許されても良いのではないでしょうか。

ソフトバンク(9984)は大幅反発で高値更新。原因として挙げられたのは昨日のグーグル中国撤退報道により、アリババ傘下の中国ヤフーが躍進できるのではないかという期待感。昨晩はグーグルのライバル百度の株価が上昇していましたから、連想買いに繋がり易かった様子。ちなみに中国ヤフーの検索シェアは現在1%程度だとのこと。

正直その辺りの業績への影響は軽微で「単なる材料」以外のものにはならないでしょう。他にもCSやドイツ証券の業績予想上方修正・目標株価引き上げ、外国人投資家による出遅れコア銘柄買いが理由として挙げられている様子。

ただ一番大きかったのは結局テクニカル的な煮詰まり感だと思います。1/6のブログで「間もなく突然の大幅高を見られる」としましたが、既に上昇するための燃料は積まれていて、後は発火剤のみが必要だったという感じでしょうか。明日は強弱感の対立する動きになりそうですが、基本的にはまだまだ上を目指せると思っています。

みずほFG(8411)も大幅反発。増資の選択肢として日本初の株主割当増資(ライツ・イシュー)も検討と報道され、公募増資と同様に希薄化は免れないものの、大株主が持つとなかなか売られないという事から、需給不安は緩和されるとの見方が一般的。またライツ・イシューを利用する場合は手続の煩雑さから、4月以降になるとの見方も、目先の需給不安解消に繋がりました。

また日経で「全銀協がコア資本に繰り延べ税金資産の算入容認を要望」と報道された事やアメリカ金融株高もメガバンクにとって買い材料に繋がった模様。ようやく出遅れ銀行株に買いが入ってきました。株価は12/16の資本規制延期報道以来の高値水準にまで回復。チャートは丁度「V字」となってきており、勝利を確信しているかのようです。あれ以来連日強気コメントを書いてきましたが、ようやく少し報われました。

ただライツ・イシューに関する材料効果は本日で息切れでしょう。これからの上昇要因にはテクニカル面での優位性・出遅れ感が際立ってくるかと思います。空売りも入ってきており、需給の回転は良好。当面は週足の一目均衡表の雲下限225円レベルまでの上昇を目標にしています。

コメリ(8218)は続伸。全国的に大雪の状況で、ようやくホームセンター業界への追い風が吹いてきている格好です。テクニカル的には昨日からストキャスも好転して短期的には反発機運。逆日歩も引き続き点灯する程の売り長の状態ですから、きちんとした上昇トレンドに乗れば恐い物知らずでしょう。

・・・というわけで本日も時間の関係上ここまで。とにかく仕事の忙しい時期なものですから、あまり書けなくてすみません。あまり文章が推敲できていない点もご容赦ください。

以下ポートフォリオの値動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→859円 目標6000円

ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→199800円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2370円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→725円 目標1000円(200分割考慮)

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→940円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→186円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→10000円 目標2万円

東芝(6502) 8月18日より 455円→540円 目標700円

ザッパラス(3770) 12月7日より 157100円→144400円 目標18万円

ナイガイ(8013) 12月20日より 51円→48円 目標70円

コメリ(8218) 1月4日より 2579円→2510円 目標2800円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。