先週の土曜から巷は3連休でしたが、そこに私は有休を1日加算して、3泊4日の関西旅行を計画しました。嫁との泊まりがけの旅行は新婚旅行以来のイベントでしたから、事前に色々と準備して、その過程も一つ楽しさでもありました(^^)4日あればあそこに行って、ここも行こう・・・
うちの姪が丁度大阪の大学に行っているのですが、この3月で卒業し部屋を引き払ってしまうという事で、その前に姪の部屋に泊めてもらって、宿泊費を浮かせようというのが今回の計画の根幹にありました。ところが、私たちは全然気付いていなかったのですが、実はこの3連休の最初の土曜が丁度姪の大学の卒業式だったのです。なのでそれに出席するため親である姉と祖母である母がやはり大阪に行って、そして土曜は姪の部屋で泊まるとのことでした。
私はそれを出発の2週間位前に知ったのですが、最初は「ふーん、じゃあワシらはその後の日曜から泊めてもらえば良いやー」と簡単に考えていて、仕事がものすごく忙しかった事もあり、代わりの宿探しは後回しにしていました。
そして出発の一週間前。そろそろ土曜に泊まる宿を予約しておかんとなー・・・と思いたちました。現代の最新テクノロジーであるインターネットを駆使してこちとら楽々予約さー、ふんふん♪っと・・・おや?ここは満室か。じゃあこっちは?あら、また満室。そしたらこっちは?・・・げげっ、また満室(××)
春休み期間の、そして3連休というゴールデンな休日の並びでホテルはどこも予約でいっぱい。全く無警戒だった我々に手痛いしっぺ返し( ̄Д ̄;;空いているのは超高い高級ホテルか、逆にバックパッカー御用達の一泊1000円程の激安宿泊施設のみ(-。−;)
およそ3時間位かけて、必死に探しましたよ。奈良がメインの旅行の予定だったものですから、最初は奈良中心に、そして大阪にまで範囲を広げても全く無い┐( ̄ヘ ̄)┌たまに「見つかった!」と思ったら、日にち指定を間違えていたとか初歩的なミスをしたり。
そして遂に見つかりませんでした(T△T)大阪に星の数程ホテルあるけど、一ヶ所も我々を受け入れてくれんのかぇ・・・このままでは野宿です。まだ寒いこの時期の野宿は有り得ません。仕方ない、姪の部屋1ルームだけど、何とか我々も混ぜてもらって5人で寝泊まりってーのは・・・
「ダメ」
とは厳しい母の一言(-。−;)
「そんなもん無理に決まってるでしょ\(*`∧´)/」
ひっでー母親┐( ̄ヘ ̄)┌息子夫婦が路頭に迷いかけてるのに・・・(T△T)実の親にまで受け入れを拒絶され、ライオンの母のような厳しさを前に、途方に暮れる我々でした。(つづく)
さて、途方に暮れる日経平均は金曜続伸。前日のNYダウは堅調推移でしたが、米国債の入札不調を受けて値を消す展開。それを受けた日経平均は為替の円安傾向を受けて朝方から輸出関連株中心に買いが先行。前場は10900円を挟んでの値動きに止まりましたが、後場はアジア株高を受けてジリジリと上値を切り上げる展開に。一時11000円乗せも実現し、リーマンショック後の高値を更新。引けではわずかに届きませんでしたが、高値圏を維持しました。
投資判断は「買い」に。来週は権利獲りの動きの反動や達成感も出て、ちょっと勢いが落ちると思われます。なので投資判断を一段階下げました。ただそれも来週に限った事で、1日の日銀短観や第一生命(8750)の上場などを通過すれば、再度騰勢を高めてくるものと見ています。来週は非常に良い調整のタイミングと言え、ドレッシング買いも恐らくはほとんど見られず、買いそびれた投資家の最後の買い場が到来するでしょう。
テクニカル的にはやや過熱感が出ていますし、騰落レシオも引き続き高値圏です。金曜のNYダウは連日の小幅高に止まりました。日経平均の配当落ち分は70円程度と言われており、一日でそれを埋めてきたら相当強い相場と言われますが、正直今回は無理でしょう。出来高が20億株をようやく越えてきたのは少し明るい材料ですが。
そんなわけで来週は調整の週になると予想します。と言っても下値は10750円程度までかと見ています。そして再来週からは再度騰勢を高めて、5月中に12000円を目指すような明るさを持っていると思います。ですから繰り返しになりますが、来週が最後の買い場と思って良いでしょう。
新興市場は「強気の買い」。金曜は高安マチマチ。マザーズ・ヘラクレスは調整が続いています。ここまで順調に上がってきていたので、今回の調整は許容範囲内。こちらももう少しだけ調整が続きそうです。ただやはり休むのは来週の前半位までで、その後は騰勢を強めてくるものと見ています。
東証1部銘柄が強くなってきたら、資金も奪われて新興市場は終わり・・・という事は無いと見ています。というのも、テクニカル的には各指数共に三角持ち合いを上放れてきましたし、以前にも書いたように月足では24ヶ月線を上抜いてくる事がほぼ確実です。ようやく4年に渡って下落し続けてきたライブドアショックの呪縛から抜け出して「これから」本格的な上昇トレンドに突入です。
新興市場の場合は空売りができない銘柄が多く、そのためトレンドは一方向に傾きやすい性質があります。実際にバブル状態になってから、今回の下落まではライブドアショックという「たった一度の大転換」があっただけ。今回その「更にもう一度ひっくり返した大転換」が出てきたら、また数年間は上昇トレンドが維持できるものと見ています。
値動きが軽い銘柄が多く、個人投資家にとっては興奮の時代が再度訪れることでしょう。これらは普段株の事なぞ書かない週刊誌が「これからは新興株」という記事を書き始めるまで、つまり素人の方々が注目し始めるまで続く息の長いトレンドになると見ています。
ソフトクリエイト(3371)は続落。権利落ち前の風物詩である「大量の空売」が発生し、出来高急増。ただ前回9月の権利落ち前は出来高7万株越えでしたから、その半分に落ち着きました。これらは優待タダ獲りを狙って、結果逆日歩で痛い目にあった教訓とも言えます。
特に今回は土日を挟んでいますから、これで月曜にとんでもない金額の逆日歩が付いてきたら3倍痛い目を見ることになるので当然でしょう。ちなみに前回は4円付きましたから、1000円のクオカードでは割に合いません。
そんなわけで、今回の権利落ち後の反動は前回ほど暴力的にはならないと見ています。前回は自社株買いの終了と重なったこともあって大幅な下落でしたが、今回はせいぜい880円までが関の山。その後は下落分をきっちりと取り戻し、再度上昇トレンドに向かうでしょう。これが毎回の権利落ち後に見られるなら鉄板銘柄なんですけどね。
ソネットエンタテインメント(3789)は反発。足下では親会社ソニー(6758)を始め、DeNA(2432)やエムスリー(2413)といったグループが揃って高値から反落していたために上値の重い展開が続いていましたが、ソニーが反発してきたため安心感が漂っているところです。こちらは配当落ちも1500円と大したことなく、来週からも巡航速度を維持できそうです。じわじわと下値を保持して上昇トレンド継続へ。
ソフトバンク(9984)も反発。前日はムーディーズによる格付けポジティブへの変更がほとんど好感されずに2200円割れの動きとなってしまいましたが、金曜は一気に取り返してきました。こちらは権利獲りの妙味など皆無に等しく、純粋な割安感是正のための買いでしょう。上値は引き続き重いと見ていますが、全体市場の上昇に引っ張られる形で、下落トレンド入りは回避できるものと見ています。
ダイハツ(7262)は続落。トヨタグループの生産体制再編のニュースにも為替の円安にも反応無し。900円から上値の重い状態が続いています。テクニカル的にはこちらも上値が重そうですが、次第に出遅れ感から買いも期待できそう。来週880円を割らなければ、900円超えを確実にできそうです。
みずほFG(8411)は続伸。配当8円で利回り4%強と高水準なところから、権利取りの動きが活発化する一方で、権利落ち以降の株価の軟化を見込んだ先回り的な売りも膨らみ強弱感が対立。それでも年初来高値を更新してきました。なお来週30日には「日本割安好配当1003」投信が上限1300億円で設定される予定とのことで、権利落ち後も引き続き買い手の存在が意識されています。
以下ポートフォリオの値動きです。
買い銘柄
ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→928円 目標6000円
ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→228600円 目標75万円
ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2229円 目標3000円
メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→690円 目標1000円(200分割考慮)
ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→891円 目標1500円
みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→195円 目標700円 (1000株単元変更考慮)
SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→10260円 目標2万円
コメリ(8218) 1月4日より 2579円→2426円 目標2800円
トヨタ(7203) 3月4日より 3390円→3760円 目標4800円
ヤーマン(6630) 3月11日より 2230円→1841円 目標2500円
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。