KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

オレオレカニカニナニナニコレソレ 前編

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先日伯母が例の「カニカニ詐欺」にひっかかり・・・かけましたカニカニ詐欺とはカニを使ってお金を騙し取ろうとする、オレオレ詐欺をもじって付けられた可愛らしい名前ですが、名前に似合わず悪質で、実は歴史も古いようです。それにはこんな経緯があったのでした。

ある日「○○水産というものですが、奥さん、カニいかがですか?お安くしますよ」という電話が伯母は何故突然そんなところからかかってきたのか?と不思議に思いながらも「ああ、そういえば去年函館に旅行した時にカニを買ったから、それでかな?」と言ったそうです。すると向こうも「そうです」というような返事。

最初は断っていたそうなんですが、向こうもなかなか粘ります。まあ勧誘の電話ですから普通粘りますよね。それで「まあ家族皆カニが好きだから良いかな」と思って「じゃあお願いします」と言ってしまったのだとか。

でも電話を切った後に、少し不審に思う点があったそうです。やたら家族構成を詳しく聞き出そうとしたり、勧誘にしてはちょっとしつこ過ぎたり。そもそも函館旅行に行った時にカニを買ったからといって電話かかってくるかな?と。それでやっぱりキャンセルしようと思って折り返しかけたそうなのですが繋がらず。

仕方ないので時間をおいてかけても繋がらない。翌日の朝かけても昼かけても夜かけても繋がらない。そうこうしている間に予定していた長野旅行の日になったので出かけてしまいました

すると家に代引きで運送会社から荷物が届いたそうですそれに同居の息子の嫁さんが応じたそうなのですが、姑から話を聞いていたので「とりあえず今日はお引き取りください」と断ったそうです。

運送会社が去って間もなく自宅に電話が。例の業者からでした。「何で引き取ってくれなかったんですお宅が注文したんでしょ」嫁さんは姑が断りの電話を何度も入れた事について言及し、毅然と断ろうとしたそうです。しかし向こうは「そんな今更ダメだ」「生ものだから早く引き取ってくれ」などと言い、断っても「上司に代わる」とか言って次々と電話口の応対者が入れ替わって、なかなか切らせてくれなかったそうでした。

遂に根負けした嫁さんは「じゃあ明日もう一度届けてください」と言ってしまったそうでした。もう自分が払ってしまえば良いや、と流さてしまったようでした。(つづく)

さて、根負けしたくない日経平均は金曜反落。前日のNYダウは新規失業保険申請件数の予想外の増加等、景気指標の悪化で大幅安。それを受けた日経平均にも朝方から売りが先行。そして前場は臨時の日銀政策決定会合の噂で動き辛い展開に。しかし結局日銀による臨時会合は無く、次第に失望売りに押される形となりました。

投資判断は「強気の買い」。金曜のNYダウは景気の悲観観測から売られましたが、個人的には下げ渋った印象があります。指標ベースでは以前も書いたようにボックス圏相場に突入したのではないかと見ています。ダウで10000〜10600、S&Pで1060〜1120程度の。それらはもう少し下落したところで反転してくるとは見ています。

ところで臨時政策決定会合が無かった事による失望売りに押された金曜の日本株でしたが、結局あったところで出尽くしの売りが出たと思いますから、結果は一緒だったと思います。どうせどんな対策を講じたところで訳知り顔のアナリストに「これでは不十分」と言われるに決まっています。そういう意味では日銀に同情を禁じ得ませんが。

むしろ出ようが出まいが、市場は既に織り込んでしまっているようなので、このまま宙ぶらりんな状態で行ってしまうのが一番プラスなのかなとやや皮肉的な感じで思ったりもします。来週の首相と白川総裁との会談も、ここにきて何だか不透明になっています。

そんな中でもう少しジワジワと円高が続いていきそうな感じです。もし会談があって一瞬円安に振れても、結局戻り待ちの買いに押されて円高になりそうです。ですから最近は相対的に弱ってきた感じもありますが「やっぱり内需系銘柄」ということで、買いが内需系銘柄中心に入ってくるものと思います。

それにしても世界規模で買収話がドンドン出てきました。後述するマカフィーインテルによる買収も、最近の株安によっていよいよ強が弱を飲み込む動きになってきつつあることを示しています。これは世界の株式相場がいよいよ底打ち反転に向かいつつあるシグナルだと認識しています。

それは株式市場にとっては良い傾向ですけど、海外では資源会社のM&Aが件数・金額ベースで大きくなっています。世界的な消費量は新興国が力を付けてきている事で増えており、資源・素材系の会社が大きくなる事で原材料価格が釣り上げられる事になります。いよいよ本格的な資源争奪戦となってくるのでしょう。

こうなってくると弱いのが我が日本。とりあえずもうしばらくは大丈夫でしょうけれど、将来はデフレなんて遠い昔の話になってくるのかも知れません。政府がしっかりしていれば外交的に解決できるのでしょうけれど、その頼りなさは世界一かも知れません。物価が高騰すれども賃金は上がらず、という最悪のパターンになる可能性があります。むしろデフレ万歳と喜んでおかないといけないのかも知れませんね。

新興市場は「強気の買い」。金曜は3指数共に軟調。折角足元では良い雰囲気で戻ってきていたのですが、金曜は東証1部銘柄の失速に歩調を合わせる形となりました。つまらないですね。ただ今回の反転のきっかけとなったと思われるサイバーエージェント(4751)は続伸で堅調でしたし、後述するソフトバンクも強かったですから、個人投資家の意欲はそこまで衰えていないとみます。来週からは東証1部に比してまた強い相場展開が期待できそうです。先日から展開しているM&A話が世界的に拡大してきているのも、新興市場にとってはプラスと見ています。

ポートフォリオ銘柄】
ソフトクリエイト(3371)は反落。ただ最近は意外に上値を攻める動きがあります。そろそろ優待権利取り銘柄は買われていく頃合いで、昨年も8月下旬から、今年も2月下旬から騰勢を強める動きとなりました。となるといよいよ来週から上昇力が増してきそうです。週足の一目均衡表の雲も下方で厚く、下値不安は薄そう。また相場環境にほとんど影響されないところも強みです。

ソフトバンク(9984)は続伸。全体相場安の中、引き続き受給妙味を囃した買いが続いています。8/12の下落で空けた窓も一気に窓埋め完了。テクニカル的な各指標も買い転換し、5日線に乗った動き。再度高値である2600円台を目指す動きとなりそうです。

ソディック(6143)は反落。ただ工作機械銘柄は金曜の下落相場でも強く、引けでは失速したものの下げ渋る感じが見られました。ツガミ(6101)などは上昇。既に株価は十分先んじて下落していた分、先に割安感が見直された格好になっています。同社のテクニカル的にもMACDが好転目前ですから、下値は固いと見ています。


【注目銘柄】
トレンドマイクロ(4704)は続伸。ウィルス対策ソフト大手のマカフィーインテルに買収されるという報道から、国内関連株に対して買いが集まる格好に。私自身ウィルス検索事業は競争過多により衰退事業だと思っていて万年売りの銘柄だと思っていましたから、この報道はかなりポジティブだと思います。買い戻しのきっかけに繋がります。

私と同じように考える人が多く居て、実際に空売りしている人は多いようです(私自身は売り持ちはしていませんが)。信用倍率は1倍割れの売り長銘柄。最近は売られ過ぎ銘柄のリバウンドが流行りですから、同社の反発も当分続きそうな感じです。

というか、やはりウィルス対策事業は最早買収されるしか道は無いと思います。必要とされる業種ではありますが、無料で対策ソフトがたくさん出回っているご時世で、わざわざお金を払って購入する人は余程ソフトが気に入っている人か、最初からバンドルされていたのを無関心に継続している人か、お金を払っている事で「安心感」を買っている人か、のいずれかでしょう。有料だから性能が良い、無料だから何かあったら心配、というのは「Free」な今の世の中ではナンセンスです。事実、業績は昨今急激に落ち込んでいます。

なわけで、同社も例えばNECやソフトバンク、はたまたシマンテックとかいったPCメーカー、有力IT企業や同業に買収される可能性に含みを持たれます。範囲は広そうです。無借金でキャッシュフローも良いですから、可能性は結構高いと思われます。むしろ事業価値が高いうちに、早ければ早いほど有利な条件で買い取って貰えるというものです。

ジアース(8922)は反発。こちらは木曜引け後に有料メルマガにて下値抵抗線の存在と昨日安値を割り込んだ水準等を理由として11510円以下の買いとしましたが、見事に寄り付き直後11510円を底値に急反発。目標株価12320円に5分で到達してしまいました。なので本当は11500円の買い板を全て消化してから上がっていくと思ってたんですけど、完璧過ぎてほとんど買えませんでした。残念。考え方は間違いなかったのでしょう。

最近はこの手の少し仕手っぽい銘柄の当たりが良いです。市場環境も薄商いでそういう環境ですから。ただこういう銘柄は期間限定ですから、流行りも今月いっぱいが関の山だろうなとも思います。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。