KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

うぇるかめ 中編

前回のカメの産卵話の続きです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/man-dollar/KA.Blog/20100825.html

そんなわけで約1時間のカメの産卵に付き合うと、カメラを持つ手も痛くなって、しゃがんでいると足も鬱血してきて大変でした(T△T)映像はそのエッセンスをぎゅっと濃縮して約10分にダイジェストに編集してあるので、まだご覧になられていない方は下手なカメラマンの映像を見てやってくださいm( _ _ )mペコリ

それはともかく一連の産卵行動に感動した我々は「よくやったカメ(T△T)」「でかしたカメ(T_T)」と声をかけ、カメが掘に帰るまでを見届けようと思いました。これも映像の最後の方を見ていただくとわかるのですが、階段の脇で卵を産んだカメは、一段一段頭から落ちるように下りていきます。見ていて大変痛々しい( ̄Д ̄;;

卵を産むために掘りからここまで這い上がってきました。しかし今度は逆に階段を下りていかないと脇にある堀まで結構高さがあるので危険なのです。にしても以前にどこからここまで昇ってきたのかが不思議ですが。正に母は強し。

ところが、3段位下りたところでカメは諦めたのか、今更我々の存在に気付いたのか、急に方向転換して堀の方に向います。その動きが意外に早いのです(××)カメが鈍いなんて誰が言ったのでしょうか(・・;)

ササッという感じで石垣の上の方まで来ると、何とそのまま一気に数メートル下の堀にダイブ!!(××)よく見えなかったのですが、落下の過程で一度石垣にぶつかったようで「ガキッ」という音が聞こえました。その飛ぶカメのアクロバティックさに驚いて興奮した我々の声も、思いっきり映像の中に入っています(;^_^A

間もなくカメはすうっと堀に浮上して、我々に無事を告げました。そうしてどこかへ帰っていきました。産卵シーンを丸々見られて突然恥ずかしくなって逃げたのかも知れませんね。まあその辺はご容赦ください、カメさん(;^_^A(つづく)

さて、ご容赦いただきたい日経平均は金曜続伸。前日のNYダウは軟調で1万ドル割れ。それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。しかし昼休み時間中に、本日引け後に菅首相直々に経済対策に言及すると伝わると、買い戻される展開に。東京太田の町工場を視察してからの発表という事で、円高に対する対策が期待され一時9000円を回復する場面もありましたが、今まで散々裏切られ続けた警戒感もあって、引けでは9000円回復はなりませんでした。

投資判断は「強気の買い」。ようやく政府も突っつかれて重い腰を動かしつつあります。日銀も金融緩和決定へという報道も出てきて、円高に一定の歯止めがかかりそうな下地は出来上がってきました。具体的に決まるまでもう少し時間がかかりそうですけど、一度反転した貯まった円買いポジションの巻き戻しから、一気に円安が進みそうです。市場の出来高も少しずつ戻ってきましたし、トレンドの転換点もそろそろ近いと言えましょう。

9000円を割れてきたら今度は7000円とお約束の悲観論が台頭してきましたが、そこまで下落するにはもう一段の世界不況が必要になってくるでしょう。今の業績や利回り等々、諸々の指標を考慮すればとんでもない数字と言えます。本当に今の市場を支配しているのは「理性」ではなくて「感情」だと言うことです。確かにいつの世も感情で動くのでしょうが、理性の割合がかなり小さくなっているようです。

金曜のNYダウはGDPの改定値が予想ほど悪化しなかった事を好感して買い戻される動きが出て1万ドル回復となりました。その「感情」という部分が世界レベルで改善する兆しが出てきました。

そこでまたいつもの論調ですが、背景にはM&Aの増加もあります。アメリカではデルとHPの3PAR買収合戦が熱を帯びてきています。国内でも大手を中心に目立ってきました。日本企業が外国企業をドンドン買収すれば、実需レベルでも円売り圧力になります。

またもっと言えば他社を買わずに「自社を買収」する、すなわち自社株買いも有効な一手でしょう。自社株買いも「近々ファイナンスの予定が無い」というメッセージを市場に送る事にもなりますし、配当などの支払いを押さえる事もできます。また今の市場では囃される可能性が高く、効果は高いと思います。

日銀の為替介入も企業の自社株買いも、親元が市場に入り込むという意味では同じものとも言えます。しかし私は為替の介入に関しては否定的(効果が無い)ですが、企業の自社株買いには肯定的です。だってそれぞれの流通量や意味合いは大きく異なりますからね。私は各企業が今の株価でよく我慢して上場維持しているなという気すらします。

新興市場は「強気の買い」。金曜は3指数共に堅調。本日はミクシィ(2121)が買われ、ここ最近のネット大型株の循環物色が本日は同社に向かったようでした。非常に市場環境が明るくなってきましたが、JASDAQの値上がり率上位を見ると低位株がズラリと並んでおり、正直まだあまり良い雰囲気とは言えないのかも知れません。

ポートフォリオ銘柄】
ソネットエンタテインメント(3789)は続伸で高値引け。テクニカル的には一目均衡表の雲を無事抜けだし、非常に良い形になってきています。足元ではネット関連優良大型銘柄が買われる動きで、同社にも買いが波及した格好になっています。直近高値も抜いてきたので、次の目処は23万円となってくるでしょう。25日線と75日線のゴールデンクロスも間近。

ダイハツ(7262)は続伸で年初来高値更新。予定通り売り方の買い戻しを巻き込んで上値を突破してきました。同社と状況が良く似ているのがエイベックスGHD(7860)ですが、同社も空売りが多いところに年初来高値更新という事で、売り方の悲鳴を糧に上昇を続けています。

それはそうとして次なる節目を探さないといけないのですが、やはり1100円というレベルまでは節らしい節はありません。円高でも関係ありませんし、円安になれば自動車株という事でやはり買われます。今一番流れが良い銘柄。

みずほFG(8411)も続伸。ただ朝方は一時131円を付けて公募株受渡時の年初来安値に面合わせ。非常に瀬戸際な感じです。既に国際石油開発帝石(1605)が公募価格割れ、第一生命(8750)も10万円割れ、と投資家の雰囲気を悪くする連鎖が続いていますが、その最終的な砦が同社の130円割れという事になります。

一旦割れるとアルゴリズム取引などで120円前半位まで一気に落ちてしまうのでしょうね。逆にここで踏みとどまるとダブルボトムの形成という事になり、非常に先高感が高まります。踏ん張り所。

吉野家HD(9681)は朝安後切り返し。朝方から売りが先行して、一気に10万円割れとなりました。円高・内需銘柄として買われてきましたが、今日はその反動が出た格好に。またアメリカでは牛肉価格が穀物の高騰から上昇、コスト高懸念が高まっているという事が嫌気されています。

ただ投げ売りが収まると次第に買われる展開に。売り方が買い戻しのチャンスと見た事と、市場全体のムードが好転してきたところで戻してきました。トレンドは崩れてしまいましたが、まだ円高も止んだとは思えないので、もう少し様子見が良いと思います。

【注目銘柄】
ソースネクスト(4344)ストップ高。先日はEvernote社との提携、金曜は百度との提携とネームバリューの大きいところとの提携を次々と発表しています。EvernoteiPhoneを使っている人にはお馴染みのアプリを提供しているところで、非常に人気があります。

ちなみにEvernoteは多機能で無制限に容量のあるメモ帳という感じですが(というわけで名前がEver(無限の)note(ノート)なのですが)、これからのスマートフォンの拡大によって、益々ユーザーが増えそうなところです。百度は中国の検索で7割のシェアを持って、グーグル無き後の中国のネット検索需要を集めています。

前回のEvernote社との提携の時は、以前から話が出ていた事もあって特段何とも思わなかったのですが、金曜の百度との提携は少しビックリでした。しかも両方とも午後1時に出たという事で、投資家にとってはなかなか面白い材料を投げ込んでくれたものだと思います。

こういうケースの場合は1回目のストップ高の振るい落としのほとんどを吸収している形になるので、強い相場が形成されそうです。一過性の材料とは思わずに、積極的に買っていって良いでしょう。落ち着いて押し目を拾いたいところ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★☆★☆【銘柄診断】リクエスト受付中!

あなたのご希望の銘柄レポートを以下のような感じで作成します。
↓過去のレポートはこちら
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/man-dollar/report.html

▼下記よりお申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/man-dollar/service2.html


またテクニカル的な分析を元に「損をせず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガ【テクニカルで1銘柄】もお申込を受付中!
1ヶ月2,980円〜長期割引もあります。
是非是非下記URLからご確認後、お申込ください。

↓サンプル版
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/man-dollar/sample.html

忙しすぎて銘柄をチェックできないあなた、てけてけをあなたのアナリストとして雇って分析と時間の投資経験を手に入れませんか?


※なお、最近多数のお申込をいただいているのは大変有り難いのですが、ご登録された携帯アドレスにPCメールが受信できない設定になっておられ、こちらからのご案内がお送りできないケースが生じております。心当たりのある方は再度PCメールなどでご登録いただきますよう、宜しくお願い致します。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。