日経平均は反発。前日のNYダウは軟調だったものの、アマゾンの年末商戦でのネット販売好調見通しを受けてNASDAQ、S&Pは堅調。特にS&Pは2年ぶりの高値となりました。
それを受けた日経平均は昨日下落の反動もあって堅調スタート。アジア株が堅調に始まると更に強含み。また中国が欧州の債務問題を支援すると伝わると後場は窓開けの上昇に。直近高値まであと1円にまで迫りました。一方TOPIXの方は高値更新。そのまま買いの勢いは持続し、本日の高値圏で引けました。
投資判断は「買い」。昨日の下落が出遅れ参加者にとって待ちに待っていた押し目になり、需給が好転しました。ただし商いが16億株と細る中では一段の買いも期待し辛い状況。特に明日は祝日前となることから、より一層様子見が強まると思われます。
新興市場は「強気の買い」。2指数は共に堅調。日経JASDAQ平均は16連騰と絶好調。またマザーズ指数も8連騰で今年3月の勢いを再現しています。ただ東証1部が後場強まる中でJASDAQは弱含む場面があり、何とかギリギリ持ちこたえた印象が拭えません。
本日は今年最後のIPO日本メディカルネットコミュニケーションズ(3645)が公開価格の2倍超に当たる1750円で初値を付け、乱高下の後に結局高値圏での引けとなりました。イー・ガーディアン(6050)のセカンダリーの値動きを見ると、やはりこのまま買いが続いていきそうな感じですが、また一つ新興市場の起爆剤が加わった印象です。
それにしても連騰ではJASDAQの方に軍配が上がりますが、指数の上昇率で言えばマザーズの方が圧倒的です。10月の安値から25%近く上昇してきました。今年の春先は2ヶ月半で33%上昇してきましたから、それを考えるともう少し上値余地はありそうなものの、そろそろ警戒感も出てくる頃合いと言えそうです。ただIPOの地合は当時よりも全然良いですから、春の勢いを上回る事も十分期待できそうです。
【ポートフォリオ銘柄】
ソフトクリエイト(3371)は続伸。終値ベースでは高値を更新してきました。しかし買いスタートとはならなかったため、目先は需給も緩和。チャート的には5日線に乗った形になっていますがやや微妙な印象で、日柄調整に入りそうな感じです。
一方アメリカでは今年も年末商戦でのネット販売が増えていると伝わり、日本でも当然同じような傾向が続いてくる見込み。であればECサイト構築トップシェアの同社のビジネスチャンスは益々拡大していくものと思われます。
ソネットエンタテインメント(3789)は反落。本日は上述したように子会社エムスリー(2413)のグループ会社日本メディカルネットコミュニケーションズ(3645)が新規上場。買い気配が続きイー・ガーディアン(6050)に続く今年最後の盛り上がりIPOとなっています。同社にとっては孫会社のポジション。
ただ年初来高値を更新し目標達成感も出る中で、同社は引けでは反落となってしまいました。足元年内は25万円での日柄調整に終始しそうです。それでも本日発表の信用倍率も0.65倍と需給は良好。来年は一段高を期待できそうです。
ダイハツ(7262)は続伸で年初来高値更新。相場の弱い前場段階で更新していましたが、後場に市場が一段高すると合わせて一段高。本日の高値圏で引けました。
本日発表の信用倍率はやや悪化したものの、0.61倍と引き続きの売り長。このままリーマンショック前の上場来高値1397円までまっしぐらに進んでもらいたいところ。
プラネックスHD(6784)は続伸。そして無事6万円に到達で目標達成、ポートフォリオから外れました。テクニカル的には6万円が一つの節目ですが、逆にここを超えると目先節目が無い状態。もし6万円を明確に上抜けた事が確認されれば、再度買いポートフォリオ入れを検討してみたいと思います。
Jフロントリテイリング(3086)は反発。本日の日経で第三四半期の連結営業利益が前年同期比6%増の95億円程度になった見込みと伝わった事を材料視。
婦人衣料の販売は9月以降も持ち直し傾向が続いたものの、主力店の大丸・梅田店(大阪市)が改装工事で売り場を約半分に縮小していること、店舗閉鎖も響き、売上高は3%減の6880億円程度。一方少人数運営による経費削減で吸収し、増益は確保。ただほぼ計画線に沿った内容ということで、買いが広がる展開にまでは繋がりませんでした。
年末年始商戦で小売業がもっと盛り上がるかと思っていましたが、あまり反応がありませんね。百貨店での化粧品売上が2年ぶりにプラスに転じてきた事も、特段無反応な印象。環境が良くなってきたのにこれでは、ちょっと先が思いやられます。とりあえずもう少し様子を見て、ポートフォリオから外すかどうかを検討する事にします。
【注目銘柄】
UKCHD(3156)は大幅高で値上がり率4位。こちらは以前もチラっと紹介しましたけれど、有料メルマガで11/30に取り上げてから着実に下値を切り上げてきた銘柄で、本日無事目標達成となりました。その間上昇率は18.5%。特に自画自賛なのは買値とした865円が的確な底値だったことですね。これがテクニカルで読みとれる数字です。
以下根拠の再掲です。11/29までのチャートと照らし合わせながら確認してみてください。
「ソニー系の電子部品商社で、USCと共信テクノソニックが昨年合併して誕生。9月に公募を実施し、それに伴い株価は急落。その後は8月下旬の安定操作を経て、公募価格840円で一進一退。丸3ヶ月株価はその辺りの価格で固定されていた。
しかし昨日遂に動き出す。寄り付き直後に850円の板が食われると、今までの鬱憤を晴らすかのような大幅高となった。ソニー(6758)の上昇に触発されている面もあるかも知れない。
大幅高により、遅行線も一目均衡表の厚い雲の中に入り込めた。ただし急激に持ち上げられたため、一旦は弾き出されるだろう。これだけの大幅高であれば、前日終値から約4%程度の調整は一般的に起こりえるので、その辺りの下落、すなわち865円辺りまでは手出し無用と見る。
一方で上値はかなり軽そうだ。1100円だった8/10から、900円まで下落した8/24まで、滞在期間わずか2週間。価格帯出来高を考えると、上値のしこりは少なく、また3ヶ月間840円辺りで推移したうちに、随分と整理されてきたのではないかと見られる。
週足で見れば、見事に酒田罫線で言うところの「やぐら」が完成。長期的にも上昇トレンドが確定していると見られる。MACDも好転上昇を見せている。」
これで11月に取り上げた12銘柄のうち過半数が10%を超える大幅高となった事が確定されました。12月も足元なかなかの好成績をおさめております。そろそろ12月も終わりに近づきつつあるので、近々12月分の成績もまとめます。
以下直近11月分の有料メルマガのパフォーマンスをまとめたものです。ご確認の上、お申込をお待ちしております。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/man-dollar/performance201011.html
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(注:ブログ本文にある【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)
5営業日以内で上昇率10%超の大幅高連発中!
以下直近1ヶ月で挙げたもののうち、10%超えをしたものの一例です
(※それぞれの株価は提示値、提示投資期間終値等による実際の売買値です。)
★11/24 インフォテリア(3853) 70800円→80400円 上昇率13.6%
★11/25 元気寿司(9828) 800円→900円 上昇率12.5%
★11/30 UKCHD(3156) 865円→1000円 上昇率15.6%
★12/6 BBT(3776) 71500円→80000円 上昇率11.9%
★12/7 アクセル(6730) 1998円→2240円 上昇率12.1%
★12/15 田淵電機(6624) 104円→120円 上昇率15.4%
★12/16 fonfun(2323) 285円→329円 上昇率15.4%
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