KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

国際のETFVIX短期先物指数(1552)のレポート

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※今回は読者様からETFへのリクエストがありましたので、概要、特性、注意点などに焦点を絞った特別編としてお送りします。

3ヶ月以内投資判断 「未付与」
買いのタイミング  世界的なショック(特にマイナスインパクトが大きいテロ、金融混乱など)が意識されてきた際にヘッジ目的で少し持つ程度
3ヶ月以内株価予想 なし

要点
VIX指数と連動するわけではない点には要注意。
・ヘッジ手段としては有効かも知れないが、基本的には何らかの突発的なイベントが起こらない限りは商品特性上下落する性質がある。ヘッジ目的以外では割に合わない印象。
・空売りも可能であるが、何か有事が起きた際の大きなリスクは承知しておくべき。為替が円安になれば思ったほど価格が下落しないということも。


【概要】
アメリカのS&P500VIX短期先物指数に連動するETF。昨年12月20日に大証2部に上場。国際投信投資顧問が運用。


【連動する資産価格】
シカゴオプション取引所に上場しているVIX指数先物の第1限月を売却し、同時に第2限月を買付けることで残存期間を30日間に固定(一ヶ月後のVIX指数先物に連動するように調整)し、そのサヤ(リターン)を指数化したもの。それにドル円の為替を掛け合わせた円価。


VIX指数とは】
アメリカS&P500指数の1ヵ月間のボラティリティー(価格変動リスク)の予測値を数値化したもの。S&P500のオプション価格を元に算出される。米株式相場の上下へのブレ幅の大きさを確率的な期待値で示し、投資家心理を反映。別名恐怖指数とも呼ばれており、リーマンショック時ににわかに脚光を浴びた。


【特性】
まず注意が必要なのは「VIX指数」と連動するわけではなく、あくまで「VIX先物指数の限月差のサヤ」と連動する商品であるという点。つまり上述のように「一ヶ月先のVIX指数先物」と連動するという点に気を付けなければならない。
(※今回調べてみて、いわゆる著名なアナリストと言われるような人が、単純にVIX指数に連動しているETFとだけ説明して紹介している記事が多いことにショックを受けました。そしてあたかもそれが事実のようにまかり通っています。ここは特に大きな相違点であることに気を付けてください)

実際にVIX指数とVIX短期先物指数の値動きはずいぶん違う。例えば過去5年で、VIX指数は結果的に行ってこいの水準である18ポイント辺りになっているが、S&P500 VIX短期先物指数は約80000ポイント→9200ポイントと約1/9にまで下落。これは後述する「ボラティリティが低い状態では時間的に減衰する」特性によるものと推察される。

では実際にショックが起こった際にリターンが大きくなるかというとそうでもない。リーマンショック時で比較しても、各々リターンは直前の4倍程度と差が無い。理論上はVIX短期先物指数の方がボラティリティが高いため変動率が大きくなるはずだが、プラスの場合でもその恩恵は小さいようである。

原資産となるVIX短期先物指数のチャート
http://www.kokusai-am.co.jp/fncj004/mktInfoChart.do?type=3&symbol=/^SPVIXSTR&per=10&sma=0

VIX指数チャート
http://finance.yahoo.com/echarts?s=%5EVIX+Interactive#symbol=^vix;range=5y;compare=;indicator=volume;charttype=area;crosshair=on;ohlcvalues=0;logscale=off;source=;

S&P500の指数とVIX指数は逆相関の動きをしがちと言われる。それは一般的にS&Pの動きは上昇トレンドは緩やかであるが、下落の場合は急なため、下落時にボラティリティが高くなるからだ。そういう特性を掴んでヘッジ目的で保有されるケースがある。

また同ETFの特性として、市場全体のボラティリティが小さいときは、時間に応じて価格が減衰する点に注意。一般的に目先でボラティリティが高まるような緊張状態に無いと、先物価格は将来の価格である第二限月の方が高くなる。何故なら、より遠い将来の方が不確定要素が大きいからだ。

であれば、第二限月を売って第一限月を買いつけるという特性を持つ同ETFは、平常時には価格が下落していく性質がある。加えて運用会社に支払う運用コストも考慮すると、益々長期保有のメリットは薄くなる。従って長期保有には適さないと言えよう。

現状でVIXに関連性のあるETFは同商品しかないため、世界的な暴落ショックに対してヘッジ目的で保有という意味合いはあるが、以上のことから考えると実用性はやや薄そう。正直、これを保有するくらいであれば、プットオプションワラントなどで代用する方が効率的でありコストも限定できるのかも知れない。

同時に同ETFは為替感応度もあるため、こちらも気にかけなければならない。足下では為替が円高になっていることもあり、一段と下落トレンドが継続している流れに。


【テクニカル】
(同ETFの性質上、また高度に組み合わされた金融派生商品のチャートにテクニカルは通じないと思われるため省略します)


【考察】
空売りも可能な商品であるため、時間減衰のある特性を見れば平時は空売り戦略が有効と考えられる。ところが、実際に何らかの有事が起こった場合のリスクは非常に大きなものになる(実際にリーマンショックが起こった際には指数は4倍近くまで跳ね上がった。であれば、何らかの有事の際には同ETFも連日のストップ高で返済できなくなる可能性がある)。

同社の空売りは、プットオプションの売りと同義と捉えられるかも知れない。細かいリターンを稼ぐことはできるが、動き出した時のリスクがかなり大きいと言えそうだ。また為替変動も加味しなければならないので、これから円安トレンドに向かうと仮定するならば、同ETFも簡単には下がらなくなってくるだろう。

これらの特性を把握した上で、自身のポートフォリオの一部にヘッジ目的で若干加えておく程度であれば、問題はなさそう。特にアメリカでのFOMCや雇用統計、GDPの発表などで予め波乱が囁かれている重要イベント前や、そのほか国際的な緊張感の高まりを感じられるニュースが出た際に仕込むのが効果的と言えそうだ。しかし同ETFで稼ごうという気持ちは持たない方がいいのだろう。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。