KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

行動経済学で見るスカイプでの実例

今週のお題「2011年、夏の予定」
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以下直近一ヶ月で挙げた銘柄の一例です

混乱続く株式市場に一つの方向性を示します。決してあなたを一人にさせません。

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あまりにも今更過ぎて笑われるかも知れませんが、やっぱりSkypeって安いですよね。特に私のようなiPhoneユーザーはSkypeを使わない理由がありません。今までSkype同士の通話でしか使ったことがなかったのですが、Skype以外の固定電話にかける場合でも全然安いと今更ながら実感しました。

というのも、これも一つの震災商法と言っては失礼かも知れませんが、震災時にSkypeから「安否確認のためにも30分分に相当する80円分の無料通話クレジットをユーザー全員にプレゼント」とあって、初めてそれで固定電話などに電話してみたのです。

行動経済学でも言われる通り、人間は必ずしも経済的な合理性を満たすように消費行動を行っているわけではありません。いくら電話代が安くなるからといっても、皆何かしらの理由や、もしくは何かしらの言い訳を作り、きっかけが無い限り現行のシステムから簡単には乗り換えようとはしません。

昔「マイライン」というものが流行った際に、KDDIや日本テレコムが数銭でも通話料が安くなるように料金体系を設定し、散々勧誘しましたが、大部分の人は「手続きが面倒くさい」「よくわからない」ということで、結局NTTのままにしています。最初に申込書さえ書けば、あとは何も必要がないにもかかわらず。

それと同様に、私も「どうせ普段ほとんど電話しないし、まして国際電話もかけないし・・・」と思っていたので、特にSkypeに関心もなく、普通に携帯を使って電話していました。

ところが、実際にSkypeの無料クレジットで電話をしてみて「操作も簡単だし手続きが面倒臭いわけでもない。通話もクリア。スマホならインカムは必要ないし・・・」と実感。料金もソフトバンクの請求を見ると、なんだかんだで多い月で2000円以上通話料を払っている時がありました。

それがSkypeならば月数百円で済みます。年間トータルすると1万円近く差が付いてくることに。うーん、なんで今まで使わなかったのか。タイムマシンがあったら昔の私を叱りつけてやりたいところです(-。−;)(つづく)

さて、タイムマシンがあったら無敵な日経平均は本日続伸。前日のNYは薄商いの中でギリシャ危機に対する楽観論が優勢となって堅調推移。それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。鉱工業生産指数が予想を上回ったことや、為替が一段の円安水準となったことを背景に寄り付きから昨日の直近高値を上回ってスタート。その後は9750円を挟んで一進一退となりました。

後場は一段の薄商いの中で、14時半までは値幅20円の小動きに。ところが引けにかけて先物主導で買いが入ると、スルスルと上値を追う流れに。9800円にはわずかに届きませんでしたが、高値引けとなりました。

投資判断は「中立」。個人的には浮かれるのは一旦明日まで、というような気がしています。本日の大幅高の本筋はあくまでドレッシング買い、株主総会集中日ということに対する持ち合い解消売りの一時的な停止によるものと見ています。

この辺りは前回述べた通りですが、14時半からの値動きにも裏付けされていますし、現実的にこれだけ上昇しても商いは膨らんできません。

個人的には今晩のNYがプラマイ1%未満の穏やかな推移であれば、明日9800円を回復することは間違いないと見ています。テクニカル的にはTOPIXもいよいよ75日線を抜けてきましたし、一目均衡表の雲も上抜けてきました。遅行線はまだですが、雲も薄いため突破のハードルは低そうです。

ところが、アジア株が軟調な中でも日本株一人が強い印象は、相対的な高値警戒感を呼びそうです。金曜は週末でもありますが、日銀短観が発表されるという重要イベントも控えています。

それまで日経平均が高いということは、日銀短観の数字に対する反応のハードルも上がる、ということになります。つまり事前に期待値が高まり過ぎると、その分出尽くしの売りが強くなってしまいます。

また金曜はドレッシング買いの反動が出易い状態とも言えます。その証拠に、3月の震災以降は月初の第一営業日をピークにして、少なくともその後1週間は株価が弱含んでいます。なので引き続き短観後の動きに注意が必要な状況に変化はありません。

ただ今回は一つ大きな支援材料があって、それは前にも言及しましたが、間もなく震災から75日を経過するということ。丁度来週の月曜がそれに該当し、3/11の株価の代わりに7/4の株価が75日線の計算に算入されることになるので、ほとんどの銘柄の75日線が上向きに転じます。

月曜で75日線を上回っていれば、下支えの強い抵抗線ができることになります。よって超短期的な予報で言えば明日強い→明後日寄り高後弱くなる→週明け以降底堅い・・・と見ています。その先も基本的には底堅いと思いますが、その辺りは後日改めて予想すれば良いでしょう。

ところでギリシャではまた大規模なデモが起こっています。それでも世界的に株価が強いところに少々違和感を感じますが、それだけ足下の株価は「下げ止まりたがっている」ということかも知れません。

それにしてもデモを使嗾する輩がいたとして、その人間は空売りを仕掛けたりしているのかも知れません。デモの参加者は彼らに利用されているかも知れない、と気付いているのでしょうか?弱者の味方のふりをして私腹を肥やす。そんな輩がいるとしたら、一番の卑劣漢と言えるでしょう。


新興市場は「強気の買い」。本日は2指数共に堅調。昨日に引き続きネット関連株の勢いが強く、ミクシィ(2121)やサイバーエージェント(4751)といった主力に買いが集まりました。アメリカでソーシャルゲーム大手のジンガがIPOを計画しているということを背景に、関連株が注目された格好。

また本日はJASDAQにSEMITEC(6626)IPOとして登場。このところのIPO下火により公開価格を下回るスタートでしたが、底値から買いが入るとスルスルと値を伸ばし、結局は地合がしっかりしていることもあって高値引けとなりました。ただJASDAQの方は値上がり率上位を見てもまだ低位株が乱舞しているので、雰囲気としてはそこまで良くもありません。

さしあたって東証1部銘柄がしっかりしているので、新興市場のも方も連れ高となっています。結局どこを起点に採るかによって変わってくるのですが、ここ一週間程度で見ると新興市場の方が相対的にパフォーマンスが悪く出遅れ感があるので、東証1部銘柄の買い疲れが見えてくる頃に新興市場への資金流入は加速しそうです。そして、そうやって新興、1部銘柄が交互に買われる地合が、資金循環も良く本当に強い地合とも言えます。


ポートフォリオ銘柄】
ロート製薬(4527)は続伸。地味に上値の重いところを抜けて、需給が好転しています。テクニカル的には75日線までの各移動平均線を突破し、一目均衡表の雲も上抜け。

元々何故ここまで売られたか未だによく分からない銘柄ですが、ようやく反撃の時来たり。895円を超えれば震災後の窓埋めにより、200日線の位置する930円辺りまでの戻りは早いと見ます。

イー・ガーディアン(6050)は反発。今日は全体地合が強い中でようやく引っ張ってもらった格好ですが、足下自律反発狙いの買いが多い状況ですから、いつ同社が次のターゲットになってもおかしくない地合。

ましてSNS関連銘柄が強含んでいる中で、その恩恵を受ける同社ですから、もっとその優良性・優位性が囃されても良いはずです。実は現在のポートフォリオ銘柄の中で一推しの銘柄。

GCAサヴィアンG(2174)は続伸。地合が良いこともありますが、正直思ったより強いです。とりあえず本日は125000円を抜けて第二関門突破にリーチ。以前も書きましたが、意外に為替感応度の強い銘柄ですから、円安基調が実はかなりの追い風になっている印象。このまま75日線を明確に上回ればドカンと来るでしょう。

メディカルシステムネットワーク(4350)は続伸。予定通り寄り付き間もなく780円に達し、無事目標達成となりました。3週間ちょっとで14%近い上昇となったので十分な成果と言えるでしょう。

もし800円を抜けてきたら一段高もありそうですが、同社は信用買いのみの銘柄ですから売り方の買い戻しは期待できず、また日証金ベースでは融資残高が昨日・今日と大きく増えていますから、過大な期待は持たない方がよさそうです。ただし好業績でディフェンシブ性の強い内需銘柄ですから、地合に上手くハマれば上場来高値更新の一段高もあり得ます。


【注目銘柄】
ドクターシーラボ(4924)は大幅高。この銘柄は先般有料メルマガにて取り上げた銘柄ですが、寄り付き直後に急騰し、一気に12%近い上昇となりました。アメリカが強かったことで日本株が強くなり、高値圏で粘っていた売り方がついに堪えきれず損切り→損切りが損切りを呼んでの急騰・・・という図式が正解と思います。取り上げた際にも指摘したように、何と言っても上場来高値更新中なのに貸借倍率が0倍の超売り長銘柄ですから。

そして懲りずに今日もまた空売りがたくさん入っているようで、朝高後は一転売り気配となって若干沈静化しましたが、後場からはまた買いが優勢に。再度40万円に接近する動きとなりました。これは売り禁か何かが入らない限り沈静化しそうにないですね。

これで分割などが発表されたら売り方はジ・エンドでしょうけれど、前回自社株買いが出されたばかりですから、これはちょっと高望みし過ぎというところでしょう。

いずれにせよ明日の寄り付き段階で40万円を超えてみたらまた同じような光景が見られそうです。今朝の動きで味をしめた筋もいるでしょうから、必ず売り方のロスカットの逆指値を見越した買いが入ってくるでしょう。明日の朝の動きにも要注目。

目標株価はまだ上にとってありますから、達成したらまた取り上げ根拠などを記載します。

ところでようやく新しくHPを立ち上げました!また一度覗いてみてやってください。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。