KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

相場見通しと注目銘柄

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足下の株価急落は投資のチャンス!
間もなく天与の買い場がやってきます。
今の内から情報を集めて、反転のタイミングに乗り遅れないようにしましょう。

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日経平均は金曜続伸。前日のNYは翌日のバーナンキ議長発言を控えて警戒感の強まりから反落。それを受けた日経平均も売りが先行。ただ為替が77円台で安定しており、円安による輸出産業の下支えもあって下げ渋り、前日終値を挟んだ値動きとなりました。更に菅首相の退陣正式表面が相場を下支えしたとの声も。

一方日本でもバーナンキ議長発言を警戒する動きが当然出て商いは低調。引けにかけてはショートポジションの解消の動きから少し買われ、ほぼ高値圏での引けとなりました。

投資判断は「やや買い」に。注目のバーナンキ議長発言を受けて金曜のNYは朝方警戒感から大きく売られ、通過後は大きく買われました。結局大方の事前予想通り具体的なQE3についての発言はなく「FOMCで複数の景気刺激手段があり、その検討を続ける」としたことで結論は9/20、21のFOMCまで先延ばしになった感じです。

それでもここ最近での市場の最大の関心イベントを通過したことにより、演説前後では風景が一変。各指数共にプラス圏に浮上し同時にVIX指数は急降下となりました。その後もプラス圏をきちんと維持できたことで、GDPやミシガン大消費者信頼感指数の数字なども全て込み込みで一山超えた感じになりました。

ただ来週もここまでの余波でやや大きめの上下動を繰り返しながら、日米共に少しずつ下値を切り上げていく相場を予想します。来週も月末・月初ということでそれなりに重要イベントが控えています。EUでは29日にはトリシェECB総裁によるユーロ圏債務危機打開策について証言、31日にはドイツがギリシャ第二次金融支援と欧州金融安定化基金(EFSF)機能拡充案に関する同国政府方針を決定する予定。

他方アメリカでは30日にFOMC議事録の内容公表、1日には8月ISM製造業景況指数、そして2日には雇用統計が控えています。そんなわけで一気に強気の買いとはせずに、とりあえず一段階だけ上げて「やや買い」としました。

日本株とNYの騰落率を直近高かった7/22の終値との比較で見てみると、ダウの11.0%、S&Pの12.5%、NASDAQの13.3%に対して日経平均は13.2%、TOPIXは13.0%の下落率となっています。ダウ以外の数字ではそれ程割安感はないように映り、ドル円がその間2円程度円高になったことを考慮すると、外人さんの目には日本株はしっかりしているように映るかも知れません。

それでも爆心地であるEUやアメリカに比べて本来もっと買われてしかるべきです。この辺りは昨年のギリシャショック時にも言えましたが、結局日本も同じ程度かそれ以上に売られる傾向がありました。片方では安全資産としての円資産買いとかいったふれこみで円が買われているにもかかわらず、違和感が大きくなっています。

来週は引き続き海外動向に左右されながらも、その違和感が是正されていく動きになると見ています。国内の重要イベントである民主党の総裁選は、おそらく先ほど挙げた海外のどのイベントよりも小さな影響しかありません。これで良いのかどうかはわかりませんが。

新興市場は「強気の買い」。金曜は2指数共に堅調。東証1部銘柄がしっかりしていたので、素直に新興市場銘柄も買われる動きが出ました。DeNA(2432)やグリー(3632)がしっかりしていたことで、ネット株にも少し買いが戻ってきた印象。ただ足下は為替が円安に向かい、相対的な魅力は東証1部銘柄の外需株の方が大きいような印象。

ポートフォリオ銘柄】
ソネットエンタテインメント(3789)は反発。このところは弱い相場が続いていましたが、金曜は子会社エムスリー(2413)の上半期好調報道を背景に75日線からの反発が確認できました。テクニカル的にはとりあえず下値で包み陽線が出たことで、相場のターニングポイントを示現。アメリカ株の落ち着きもあって、目先はこのまま上昇トレンドが継続していくものと見ています。

ジェイアイエヌ(3046)も続伸。同社が運営する「JINS」の中国での3店舗目の進出が伝わりましたが特段大きな反応はありませんでした。中国企業が運営する商業施設への出店は初めてということで、同社の海外展開の新たなるチャレンジでしたが、全体相場の強さが同社の高値圏を維持した格好。何とか来週には目標達成といきたいところですね。

メイコー(6787)は反落。こちらは以前「5日線を越えてきたら、一旦買い戻し撤退」としたので、木曜で超えたことが確認され金曜の寄り付きで撤退となりました。目標まではいきませんでしたが、済し崩し的に売りに回った割には前回の買いでの損失を一定程度補填できたので由としましょう。

この先は一旦25日線辺りまで戻ったあとに再度売りのタイミングを計る場面になってくるかと思います。またタイミングがきたら取り上げたいと思います。

【注目銘柄】
第一商品(8746)は大幅高。こちらは木曜から有料メルマガで取り上げ、買値とした461円に二日間タッチしたあとに大幅高となりました。そして金曜の値動きを見て急遽495円で売却指示。夜のNYに備えてリスクヘッジの観点から、7%超の幅が取れたところで利確していただきました。

そんなわけで成功銘柄となったので、以下に取り上げ根拠を記します。
「△第一商品(8746) JASDAQ 売買単位100株
471円 出来高200400株

8/25買値 461円以下
9/2までの売値目標 550円(※26日場中に495円売りに変更)
損切り 445円割れ

商品先物取引業で大手。足下では金の高騰が話題になり、商品業界はにわかに活気づいている。5日に出した第一四半期決算は前期比大幅な増収増益を達成。ただし中間期の営業利益進捗率が27%と会社計画達成には厳しさが残る。この部分は四季報でも指摘されている通りだが、個人的には足下の活況により中間期は何とか達成可能なものの、下期は状況にもよるが厳しさが残り、未達の可能性が高いと見る。

それでも四季報予想を元にしたPERは5倍台でPBRも1倍割れ。割安感は強い。同業他社のほとんどが赤字(岡藤(8705)、小林洋行(8742)、その子会社のフジトミ(8740)、豊商事(8747)全て赤字。辛うじて黒字転換のエース交易(8749)のみ)の中、安定した業績を残して健闘していると言えよう。

株価は5日の昼に決算が出ると、失望感から値を消して長い上ヒゲを形成。そこでのしこりが解消できないまま25日線を割り込むとそのまま75日線まで一直線の下落。7/27の年初来高値からの下落率は実に4割近くに達している。そろそろ反発のタイミングを伺えるものと思われる。

まず下値には75日線が位置し、RSIやストキャスなどは極端な割安感を示している。一目均衡表では本日雲下限をザラ場では割り込んできたが、終値ベースではかろうじて雲の中に残った形。一度割ってしまったので再度割り込みやすい形にはなっているが、75日線とのセットで大きな下押しは無いと考える。

その他の指標はそれぞれまだ下落相場の継続を示唆しているが、ここまでの下落に熱(=出来高)がなく、決算以後は直近1ヶ月平均の出来高の半分以下にまで減少している。薄商いの中で下落していることで、一度反発すると戻りは価格帯出来高の多い600円辺りまで大きなしこりが見あたらない形になる。

需給的にはまだ陰線が連続しており高値の売りが出尽くしたようには見えず、信用買い残も増える一方。ただし逆にそのしこり解消のための上げが一度あってもおかしくない局面、水準にあると見る。下げ過ぎ自律反発銘柄が買われやすい地合も下支えに。

買値はもう少しだけ下落継続と見て、終値から10円安い461円以下で。上値は下落してくる25日線なども考慮して、ここまでの下落率の半分辺りと見るのが妥当。損切りは6/20の高値445円割れで。」

もしQE3に近い金融緩和がアメリカであるようならば商品市況の先高感が強まり同業界にとってもプラスですし、業界再編の動きなども期待できるので、落ち着いたところではまた狙っていきたいとも思っています。

そんな有料メルマガは以下のURLからご確認の上、お申込ください。おかげさまでここ最近連日のように引き合いがあり、この相場反転タイミングを皆さん虎視眈々と狙っていたんだなと感じます。今年もまだ何度か買いで入るのに絶好のタイミングがあると思いますが、足下が一つ大きなポイントであるのは間違いないと思います。

また円高でFXが、証拠金引き上げで先物や商品がやり辛くなっている一方で、金曜の日経にもあったように松井証券信用取引の即時決済を導入するとあって、個人投資家の資金はこれから株の方にウエイトが上がってくると思います。株取引を新規で始める方にとってもチャンスの時期が到来していると思います。

http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/service1.html

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。