KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

金環三結

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相場が続く限りチャンスは無限大。
一度お試しいただければと思います。


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今日は日本の大イベント金環日食が朝からありました。25年ぶりとのことですが、この前もあったような気が・・・と思ったら、それは3年前の皆既日食だったんですね。私が起きると既にやや薄暗くなっていました。残念ながら富山では金環日食までにはならないようですが、最大で92%欠けたようです。

私は当初そこまで関心が無かったのですが、実際に起きてみると見たくなります。しかしサングラスなどの用意がありませんでした。直接見るとまぶしくて、とても見ていられません。

それでも強引に直視すると(注:良い子は真似してはいけません)、何となく欠けているのがわかりました。そして目を閉じると目に焼き付いているのですが、それがパックマンのように右側の方が欠けているのがわかりました。その後しばらくしてまた懲りずに見たら(注:良い子は真似してはいけません)、今度は下の方が欠けているのがわかりました(^^)

昔は中学校で手鏡状の黒いプラスチックで太陽の観察をした覚えがありますが、何となく懐かしさを覚えました。付録にメガネを付けた本が売れたようですが、なかなかボロい商売だと思ったり。ただ本日以降は全く売れないんでしょうけれど。

まあ最近は地震やら竜巻やら、自然が人間に対して厳しい面が相次ぎましたが、久しぶりに皆がワクワクする話題で良かったとは思います。昔なら不吉だといってパニックだったんでしょうけどね。


さて、金環日食アノマリーもあった日経平均は反発。金曜のNYが弱かった中で、週末の大幅安の反動もあり朝方から買いが優勢。「ギリシャのユーロ離脱を避ける」というG8首脳の結論がユーロ相場を下支えし、それで一息つける状況になりました。

ただ日経平均はほぼ終日プラス圏で推移する一方、TOPIXは弱めの動き。日経平均の指数寄与度の大きいソフトバンク(9984)やファーストリテイリング(9983)といった銘柄が恣意的に買われ、薄商いの中で先物対して都合良く操られていただけという見方も。

出来高は15億株、売買代金は9000億円割れと閑散で反発に実感もなく、買われる銘柄は仕手株が中心。TOPIXは終値ベースで年初来安値更新となりました。


投資判断は「中立」。週末のG8は結局経済的に大した結論も出せず「成長と財政再建の両立で合意」と言った当たり障りのない落としどころに。そりゃ誰しもそうありたいと思っているけどじゃあどうすんの?という程度の結論しか出せませんでした。

株価水準的にはいつ反発してもおかしくない状態が調っているのであれば、上昇の推進力を得るためのエネルギーは貯まっている段階ですから、あとは着火のきっかけ待ち、というところです。そしてG8での着火は失敗しました。

となると、そのきっかけは明日から日銀政策決定会合がありますが、多分火曜には何も出てきません。上手くいけば水曜に出してくれるかも知れませんが、期待はあまりしない方が良いと思っています。

しかしその23日水曜にはEUの非公式首脳会議が開催される予定となっていますから、こちらに期待をかけることができそうです。こちらは火の元ですから、何らかの好材料が出る可能性が高いと思われます。

そんなわけで、一番効率が良さそうのは水曜に何らかの買いポジションを持つことではないでしょうか。上手くいけば日銀も何か出してくれるかも知れませんし、二つ好材料が出れば、一気に売り方を払拭することができるかも知れません。

ですから、今週の動きとしては水曜の前場段階が底と見ます。それまでに為替が落ち着いてくれれば言うことは無いですが、ドルはともかくとしてユーロの方の円高が止まりません。私はドル円は歴史的な円安トレンド入りしていると見ていますが、ユーロに関しては何とも言えないと思っています。

とにかく買いオンリーで相場に向かうのであれば、今できることは損失拡大を防ぐこと。今ダメージを受けて株式市場から退場するのは非常に勿体ないです。以前から言及しているように、株価は景気と連動するというよりも資金需要に連動する、という言い方の方が正しいのです。

実際にバブルの時代も有り余るお金があったから、皆持て余して「財テク」に走って日経平均も4万円近くにまで上がりました。今は世界の通貨供給量が5年前の1.5倍にもなっていますから、やはりお金を持て余している状態。いつバブルが発生してもおかしくは無いのです。

日本は残念ながら日銀の政策の結果、緩和されているといっても通貨供給量が5年前から5%程度しか増えていません。ですから、我々の周りでお金が余っているという実感は湧きません。実際に企業の現金保有残高が増えているので、個人の感覚ではいくら「お金がじゃぶじゃぶ余っている」と言われても、イマイチピンときません。

ただ、逆に言えば「あるところにはある」わけです。それは我々個人投資家のところではなくて、企業や海外ということになります。

ですから、これらの潤沢なお金を持っているところが株式市場に投資せざるを得ない「持たざるリスク」が高まって来たら、日経平均が4万円を超える可能性だって十分あると思います。これはいつ実現するかは全くわかりませんが、決して夢物語でもありません。

・・・また、余計なおしゃべりが過ぎましたが、言いたいことは悲観的な状況下で周りに流されることなく、チャンスが来たらちゃんと飛び乗る準備の必要性を言いたかっただけでした。政治がダメならせめて企業がM&Aや自社株買いなどで、株式市場に資金をばらまいてくれれば良いのですが。


新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に堅調。マザーズ指数は先週末のアメリカfacebook上場が期待外れに終わったことで関連株が売られ、朝方弱い動きを見せていましたが、地合が落ち着きを見せる中で買い戻しの動きが出てきました。

ただ値上がり率ランキングなどを見ても、反発力は今ひとつの印象。市場全体の商いが薄い中では買い戻しの動きも限定的で、JASDAQの売買代金は126億円と今年最低でした。決算も一巡してきましたが、本格反転にはやはり東証1部の落ち着きが必要なようです。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は続落。地合の悪い中で引き続き売りに押されました。特に欧州の銀行株がまた格付け機関の格下げ圧力に屈する中で、日本の銀行にも連想売りが働く流れ。邦銀に波及する意味がわからないのですが、各機関投資家のポートフォリオ内でのリバランスの結果、とばっちりを受ける格好なのでしょう。

週足での一目均衡表では雲下限まで達していること、またストキャスが割安圏にあることから、下げ止まるならこの辺り。逆にここを割り込んでしまうと下値支持が昨年末の上場来安値水準98円まで見あたらなくなることから、今が正念場と言えそうです。


売り銘柄のファーストリテイリング(9983)は反発。先週末も暴落の中で比較的しっかりした値動きを見せていましたが、本日もしっかり。上述したように、個別の業績云々というよりは、指数寄与度の高さに目を付けて薄商いの中、日経平均の動きを左右しようとする筋に良いように操られている格好。

一目均衡表では再度雲入りを果たしてしまい、ストキャスも好転に。市場との逆相関性が強いですから、相場が上昇トレンドに戻った際には売られていくでしょう。ただそれまでは引き続きしっかりした動きが続きそうでもあります。


【注目銘柄】
チャームケアコーポレーション(6062)は大幅高。こちらは金曜の朝の有料メルマガにおいて
「とりあえずまともな株は買えませんが、一方でまともではない株はデイトレ的に買われる素地があります。個人的には以下の記事が気になりますから、チャームケア(6062)の動きは注目だけしておいてください。
http://www.nsjournal.jp/column/detail.php?id=297405&dt=2012-05-17 」
と他人のふんどしで相撲をとってみました。結果、金曜はあの地合で堅調に推移し、本日は大幅高に。

今の地合、買いで取りに行くのであれば、あまり選り好みできるような状況ではありません。無理に買いに行く必要は全くありませんが、割り切る覚悟があれば銘柄が絞れる分、案外勝率は高まるのかも知れません。


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他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。