KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

○○と煙と私

今週のお題「ケータイ・スマホと私」

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相場が続く限りチャンスは無限大。
一度お試しいただければと思います。


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一昨日は金環日食に湧いた我が国でしたが、昨日はスカイツリー開業が報道各局で盛り上がっていました。連日明るい話題が続くのは、何だか随分久しぶりのような気がします(^^)

私はブログでも書いてきたように、東京に行く度に何度も工事中のスカイツリーを見に行ったので、周りからはものすごいスカイツリー好きのように思われているのですが、実はそれ程でもありません。さすがに3回目に見に行った時はもう飽きてきていました(-。−;)

それでも、地震にも負けずに伸びていくスカイツリーが、今の日本に足りない明るさの象徴のような気がして「工事中の」スカイツリーが好きでした。逆に完成してしまった今となっては、以前ほどの興味はありません。ガンダムで言えば、ジオングに足が付いていない未完成さが良いのであって、パーフェクトジオングには興味がありません┐( ̄ヘ ̄)┌←マニアック

そんなことを言いながら、一番最初の22日正午のチケットを頑張って予約しました。何でも一番を目指すのは良いことですから。

予約ページが開かず、何度もトライしてようやくエントリーしたのですが、結果335倍の倍率で見事落選(T△T)あとは当日天気が悪いことを呪っていたら、見事天気が悪くなり、逆に落選した私の気持ちを晴らすことに成功しました(←小さい奴)。しかしテレビで見ていましたけど、全く展望台から外が見えていなかったですね。もし行けてたらマジブルーでした。

それにしても、開業前の段階で報道関係者やら防災訓練やらで開業前からたくさんの人々が既に上ってしまっていて、22日に行けたとしても決して一番乗りではなかったですね。既に1000人近い人が上っているようなので、あんまり有り難みは無かったようです。逆に東京タワーの解体でも決まったら、一番最後の客を狙うことにします。


さて、解体が始まっている日経平均は反落。前日のNYはギリシャの前首相がユーロ離脱の可能性について言及したことで、朝高かったものの軟化。またfacebookは3日目も続落。

それにしても昔FRB前議長のグリーンスパン氏が議長を退いた後に、リーマンショックについて言及したことで相場を冷やしたこともありましたが、何でお役ご免になった人は余計なことを言いたがるのか。後任に対する嫌がらせでしょうか。

それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。前日にフィッチが日本国債を格下げしたこと、寄り前に出された貿易統計の赤字が予想を上回ったことなどの悪材料が重なって、朝方から売りが集まりました。

それにとどめを刺したのが、日銀の冷たさ。金融政策決定会合では追加緩和は無く、特にリップサービスも無く、それが後場一段と日本売りを加速する要件に。結局そのまま引けまで売りに押され続け、日経平均TOPIX共に安値更新。出来高は19億株・売買代金は1兆円と膨らんだものの、相場の反転を期待するものにはなりませんでした。


投資判断は「中立」。前回「日銀政策決定会合がありますが、多分火曜には何も出てきません。上手くいけば水曜に出してくれるかも知れませんが、期待はあまりしない方が良い」としましたが、ものの見事に何も出ませんでした。そして、残念ながら市場は案外ソレを期待していたこともあって「水曜の前場段階が底」の見方は大外れに。

個人的には無策を責めるべきは政府の方であると思っているので、日銀に対してはそれ程文句はありません。ある種いつも通りの日銀でホッとした程。ただせめて追加緩和をほのめかす言葉くらいあっても良いと思ったのですが。

それよりも、どちらかというとフィッチの国債格下げやら、貿易赤字の拡大やらが痛かったですね。まずフィッチの格下げに関しては、ここで日本国債を引き下げてくるかーとも思ったのですが、それはある種順番がまた回ってきただけとも言えます。

以前から言っているように、格付け機関は世界中の債券を格下げすることで、結局相対的な立ち位置は変わらない状況を作りたいのだと思います。そうやって、各国政府からのプレッシャーを少しでも和らげようと。

ですから、本来こんなニュースには反応する必要がありません。ただ、今のような地合では神経質に過剰反応してしまいます。貿易赤字拡大も、地合が良ければ円安→株高に繋がるはずでしたが、全く逆に表れてしまいました。

それにしても、震災直後の昨年4月よりも赤字額が膨らんだというのはなかなかショッキングでもあります。金環日食やらスカイツリー開業やらの浮かれ気分の陰に隠された漠然とした閉塞感が、今の株式市場をなかなか反転させてくれません。

やはり今晩のEUの非公式首脳会議に何らかの期待をかける他ありません。今は相場が不安定ですから、悪いニュースが出た次の日には良いニュースの出る餅つき相場的な雰囲気を出してくると思います。従って、とりあえず今晩の海外では反動高を期待しても良さそうです。

逆にここで肩すかしとなると、またアメリカさんに頑張ってもらうしかありません。そしてそのアメリカさんが転ぶと、また世界は深い深淵にたたき落とされることになります。

なので、買いポジションは控えめにしておくべき地合です。しかしながら、全く無くしても昨日のようなちょっとしたリバを取れずに苦い思いをします。そういう意味合いで、ポジション的に「中立」程度に、ウエイトも程々に買いも欲しいというのが今のスタンスです。


新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に軟調。引き続きfacebookの値動きが悪いことからサイバーエージェント(4751)やセプテーニHD(4293)、D.A.コンソーシアム(4281)などのネット広告代理店銘柄やデジタルガレージ(4819)といった主力株が売られました。マザーズ指数はまた年初来安値更新に。

facebook株に関しては直前に売出株を引き上げたこともあって当然の如く売られていますが、個人的にはIPO前に色々facebook株に対して逆風的な報道(GMの広告撤退やZyngaなどのアプリ開発業者離れ)が出たことなどから、多分ヘッジファンドなどが一度買い仕掛けてくるとは思っています。

いずれにせよ一度は上がって高値を追わないと、既存投資家は納得いかないでしょうね。幹事証券のモルガンは、自業自得かも知れませんが直接・間接的に何とか買い支えざるを得ないでしょう。そうすれば、日本の新興株にも少し光明が差す感じになると思います。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は反落。地合も悪かったですが、本日は特にメガバンクは日本国債の格下げを嫌気する動きが出ています。価格下落で売買損が出るメガバンクは、格下げの影響をモロに受ける銘柄ですから。

ただ一方でフィデアHD(8713)や清水銀行(8364)などの地銀も売られ、一概に国債の格下げだけが売り材料視されたわけでもない様子。銀行株全体的にリバランスの動きが出ている格好でもあります。

その流れが顕著に出たのがセブン銀行(8410)の逆行高。以前注目銘柄にも挙げていましたが、この銘柄は債券売買などはウエイトが小さいですから、影響をほとんど受けない希有な銀行としてその存在が際立ちます。本日は値上がり率上位にランクイン。他の銀行株売り、セブン銀行買いの動きが出ていたようです。

個人的には相場反転時にはまた銀行株が買われる流れになると思いますが、まずは外国人がしっかりリスクオンの状態にならないと、なかなか本格反転とはならないようです。もう少し時間がかかりそう。


売り銘柄のファーストリテイリング(9983)は反落。本日は地合が悪い中でまた逆相関的な上昇が出るかとも思いましたが、クレディ・スイスの目標株価14500円に引き下げなどがマイナス材料視された様子。今春夏商戦の懸念が浮上してきたほか、中国事業の収益牽引力は想定よりも緩慢で来期の営業減益を見込むとのこと。

ようやく下げてきた、という感じで、やはりチャートの崩れは誤魔化しようがありません。それでも一目均衡表の遅行線がきちんと雲に入り込むまでは、気が抜けない状況が続きます。


【注目銘柄】
ブイテクノロジー(7717)は大幅安。こちらは昨日有料メルマガで買いで取り上げてしまい、当日いきなり損切りの憂き目に。会員の皆様には大変ご迷惑をおかけしてしまいました。よりによって下落率2位とは・・・。

かつての任天堂(7974)のチャートと酷似していたので、短期リバウンド狙いとしたのですが全くアテが外れてしまいました。ここまで外したのであれば、逆に反面教師として今後の参考に使えると思いますので、以下に取り上げ根拠を恥ずかしながら掲載致します。

「△ブイ・テクノロジー(7717) 東証1部 売買単位1株
187800円 出来高1007株

5/23買値 185000円以下
6/1までの目標株価 220000円
損切り 178000円割れ

【評価】
業績      △(赤字転落リスクも)
テクニカル  ○
需給      △
同業他社比 △
その他ポイント 売られ過ぎのチャート形状

液晶ディスプレー検査関連装置のファブレスメーカー。8日に出した決算は前期も今期も大幅減収減益の数字で、配当も半減。期待のスマホ需要も空振りし、液晶価格の下げ止まりが見られない中で事業環境も悪く、リストラの結果次第では赤字転落も。それを受けて翌日は一時ストップ安まで値を下げる場面があった。

その後は引き続き断続的な売りが続き年初来安値を更新してきたが、本日急反発。ここからの買い戻し場面を想定したい。

テクニカル的には各移動平均線は下回っているものの、乖離率の大きいところ。特に200日線は昨日46.4%の乖離を示し、昨年11月以来の乖離率となっている。ここから一段の下げ余地は小さい印象。5/9に開けた上方の大きな窓(194900円〜226500円)の吸引力にも期待できる。

MACDパラボリックは暗転しているものの、明日にも共に好転しそうなポジションに。一目均衡表では三役暗転の形となっているものの、雲などとは距離があり、上値の抵抗はしばらく感じない印象。ストキャスは割安圏で再好転が期待でき、ボリンジャーバンドは-σさえ突破できれば、25日線までは距離があるため、上値が多少軽い印象を受ける。

需給面では長期下落トレンドの最中であるため基本的には悪いものの、5/9の急落で最も出来高の膨らむ寄り付き185800円を抜いてきていることから、短期的には売り一巡感。信用買い残は差し引き2500株で、今年に入ってからは最も少ない水準にまで改善。投げ売りも進んでいる格好で、1000株程度の出来高が続けば十分こなせるレベル。

予想PERは125.5倍で明らかに割高ではあり、上述のように赤字転落の可能性も。PBRは1.1倍で、東証の精密機器平均1.0倍との比較では大差無いものの、工場を持たないファブレスメーカーであれば1倍を超えるのは当然とも言え、逆に割安と見ることも可能。

買値は本日が大幅高だったため、明日は一旦反動安があると見て。目標株価は窓埋めの大部分がなされる22万円で。損切りは本日安値の178000円割れで」

結果的には4月以降終値ベースで上回ることのできていない5日線を抜けてからにすべきでした。会員の皆様に対しては契約期間無償延長とさせていただきます。申しわけありません。下げ止まりを見極めてから、是非リベンジしたいと考えています。


それでも厚顔ながら、いつも通りの宣伝。

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他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。