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今日は6月の成績発表です。6月は引き続き欧州問題に振り回され、一時TOPIXはバブル後最安値を更新。ギリシャ選挙やらスペイン銀行救済策やら、少しずつ出口は見えつつある感じで戻りを試した月でもありました。そんな中で私のポートフォリオはどうなったでしょうか。早速検証してみましょう。
買い銘柄
ソネットエンタテインメント(3789)
276500円→315500円(20営業日保有 上昇率14.1%)
引き続きSNS関連株の弱さから、月初はDeNA(2432)の主要株主でもある同社も下落しました。ただ、そのDeNAが今期業績の堅調スタート見通しを見せると、同社を含めて買い戻しの動き。外国人の買いが戻ってきたことや、同業のIIJ(3774)の強さも支援材料に。
なお、孝行息子のエムスリー(2413)は欧州問題なぞどこ吹く風で、高値圏をキープ。しっかりロシア企業やメディサイエンスプランニング(2182)と提携したり、MICメディカル(2166)にTOBをかけたりと、着実に周囲を固めています。
一方で同社の親会社ソニー(6758)はオリンパス(7733)と資本提携が報じられ、実現すればやはり医療分野に進出。ライバルのパナソニック(6752)と有機ELで提携するなど、同社の周りは積極的な動きが相次いでいます。何とか最悪期は脱した感。
みずほFG(8411)
113円→134円(20営業日保有 上昇率18.6%)
欧州危機再燃を受けて、最もダメージを受けるとされる金融株ですが、海外の金融株は軒並み格下げの憂き目に。ところが、ここでも口酸っぱく言ってきた「相対的優位性を持つ邦銀」は一方でしっかり買われる動きとなりました。
加えて次第に欧州危機が遠のくにつれて、世界の金融株に買い戻しが入るのも追い風。テクニカル的には週足の一目均衡表の雲上限137円、遅行線と雲下限が接する138円が気になるので、その辺りまで達するとひとまず一服感が出てきそうです。
ただ私はメガバンク株をこれからの上昇相場の核と位置づけているので、基本この銘柄の上昇ありきで話が進んでいきます。6月から始まった第二上昇波動の帰結は、とりあえず震災直後に開けた大きな窓を埋める160円をターゲットに見ます。
GCAサヴィアンG(2174)
59300円→70700円(20営業日保有 上昇率19.2%)
金曜は証券界のガリバーである野村證券が、一連の増資インサイダーによる不祥事を受けて機関投資家営業などの一部業務を自粛すると発表。期間が短く、またあくまで自粛に止まるためほとんど影響は無いでしょうが、いずれにせよ敵失によって同社の引き受け業務などにプラスに働くことから大きく買われました。
テクニカル的には2/29、3/14、4/27などの高値を結ぶ上値抵抗線を抜けてきたことで、また一つ関門を突破した格好。上値にはまだたくさんの抵抗線が待ちかまえていますが、一枚一枚剥がしていくしかないですね。ちなみに、次の関門は雲下限や75日線もありますが、4/16安値などに見られる75000円だと思います。
一方、相方の日本M&Aセンター(2127)はしっかりで、終値ベースで年初来高値更新。最近はどっちかというとこっちを推したいくらいですが、同社を取り上げていることもあって、浮気はできないですね。まあM&Aセンターに引っ張ってもらうことで、同社も上昇する流れに期待します。
コンドーテック(7438)
402円→513円(18営業日保有 上昇率27.6%)
先月大きな下落の反動もあって、今月は大きく戻しました。結果、今月の上昇率No.1に。足下で復興株の「復興」が始まっていますが、まあこの銘柄に関してはこの辺りまでにしておこうと思います。
三和HD(5929)
306円→344円(20営業日保有 上昇率12.4%)
自社株買いを発表し、金曜の寄り前にToSTNetでの買い付けを実施。買い付け株数も大したことは無いのですが、アナウンスメント効果もあり上昇に。水曜からやけに強かったのは、この買い付けに対する玉集めだったんですね。納得。
それで金曜は逆に反動安も覚悟したのですが、地合の改善もあって高値更新。無事月足の雲下限を突破することもできましたから、これで400円までの道筋は出来上がったようなものでしょう。仕手株相場が続いていることも、仕手っ気のある同社にとっては支援材料。
NEC(6701)
108円→123円(20営業日保有 上昇率13.9%)
途中まではリバウンドが強かった同社でしたが、結局ルネサス(6723)を渋々支援することになったところで、上値が重くなりました。金曜も上昇相場の中で取り残されたような感じ。
テクニカル的には以前指摘した120円がしっかりと下値支持線として機能しており、来週にも上昇第二幕が始まる見込み。140円まではまず固いでしょう。
任天堂(7974)
6/21より 9180円→9250円(17営業日保有 上昇率0.7%)
為替の円安反転を期待してエントリーしたものの、残念ながら大して動かず。まあ大証の銘柄は東証の上昇に遅れて時間差の上昇がありますから、来月十分期待できると思います。ここから。
売り銘柄
ファーストリテイリング(9983)
17770円→15500円(6営業日保有 下落率14.6%)
6/21より 15260円→15880円(6営業日保有 上昇率4.1%)
前回「月次とメジャーSQが変化点」としましたが、ズバリ的中し急落。その後調子に乗って再度取り上げましたが、最近はまた日経平均を押し上げる原動力に利用されています。
来月はいきなり6日に決算が予定されており、同時に発表されるであろう6月月次と合わせて、あまり良いものではない(投資家の期待値に届かない)と思います。16000円に上値を抑えてもらって、その時を待ちます。
以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
0.73(%/営業日)という結果が出ました。
計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。(ただしファーストリテイリングに関しては、2回分の取引を一回分にまとめて算出しています)
ちなみにその間
日経平均 6/1終値 8440円→9006円(20営業日 上昇率6.7%) 0.33(%/営業日)
TOPIX 6/1終値 708→770(20営業日 上昇率8.8%) 0.42(%/営業日)
今月はベンチマークに大勝。先月大負けした分の雪辱を果たすことができました。来月もこの調子で頑張ります。
そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。
KA指数354.9ポイント
となりました。先月が過去2番目のやられっぷりでしたが、今月はその反動から過去3番目の好パフォーマンス。これで何とか再度400ポイントに向けた道筋ができましたから、ここから巻き返していきたいと思います。
さて7月の相場見通しですが、投資判断は一旦「やや買い」に落としておきます。金曜は後場から突然急騰。不発に終わると思われていたEU首脳会議で進展が見られ、日経平均は一気に9000円を回復。
それを受けたNYも大幅高。チャートの崩れが気に掛かっていましたが、一転大陽線を引いたことで需給が好転し、下向きかけたトレンドを逆転させています。シカゴ225先物も9120円となり、2日新甫の7月は買い先行の良いスタートとなりそうです。
ひとまずこの6月以降のTOPIX最安値更新後のリバウンド相場は、9500円を目指しているものと見ていますから、まだ道半ば。最上位に上げたのが9日で、その後一貫して強気に押してきましたが、9000円を達成したことで、ちょっとだけ勢いを減じると見ます。
愚痴らせてもらいますが、総悲観の中で強気強気と言い続けるのは本当にパワーのいることなんです。根拠もバッチリ書いているのは過去ログなどを見ていただければわかることなのに、何故か一見さんにネットでバッシングされたりしますしね。ただ、こういう報われる瞬間が来た時に「ざまーみさらせ!知らん人!」と思えるのが幸せです。
それはともかく、イメージとしてはまだ上昇トレンドは続くと見ているので、強気姿勢自体は何ら変わるものではありません。
むしろ、私はここからの先高感にかなり強い確信を持てるようになってきました。というのも、珍しく日本国内の要因に因るものによって。それはすなわち消費増税と、日本に眠る資源の存在についてです。
まず消費増税に関しては、前にも言及したように「我々がどう思うかは別として、株式市場のメインプレーヤーの外国人投資家にものすごく安心感を与える材料」だからです。これでとりあえず日本国債を売るべき理由が消えました。欧州があんなに緊縮財政でもめている中で、日本は歳出カットよりも歳入増を選べたのですから。
将来的な成長不安は別として、少なくとも目先、これで格付け機関に日本国債を格下げされる隙を与えずに済みそうです。ということは安心して日本を買うことができる。そしてそれは安心して国際的に優良な金融株を買うことができるようになる。銀行株が上がれば株は上がる、という連鎖が生まれます。
そしてもう一つは日本の海洋資源。まだまだ実際には未知数であくまで期待段階の話ですが、まず18日に日本海に眠る「面積では海外の大規模油田に匹敵する油田の存在の可能性」が報じられました。
続いて28日には「日本で220年分余りの消費量に匹敵するレアアースの存在」を確認されました。こちらは確認が取れ、後は取る技術を確立するだけのため、油田よりも大きな話であると思われます。
これらの持つ意味は「日本は資源の売却で膨大な借金をインフレの力を借りずに返済することが可能かも知れない」という事実です。今世界の国々で実質的に無借金な国と言えばオーストラリア。それは鉄鉱石を始めとする豊富な資源のお陰です。
つまり、日本はこれらの資源を「埋蔵金」として、財務体質を一番円満な方法で改善できる「希望」が見えたこと。これが株式市場にとって一番重要なポイントです。
ぶっちゃけ石油もレアアースも、この先代替品の発達によって、必ずしも現在の価格を維持できるとは限りません。まして実現にまだ数年かかります。
また実現したとしても、円買い要因になって痛し痒しとも言えるかも知れません。いずれにしても、株式市場は夢を買う市場。取らぬ狸の皮算用相場を期待しても良さそうです。今買わずにいつ買うのか。これが今の相場に最も適したセリフだと思います。
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。