KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

3連休を控えて方向感に乏しく

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日経平均は金曜反発。前日のNYは軟調。それを受けた日経平均は朝方から売られて始まりましたが、SQ値が8678円で決まると、それを下支えとして底堅い動きに。イタリア国債の格下げなどもありましたが、前引け前に出た中国のGDPが予想通りの数字だったことからの安心感もアジア株中心に拡がりました。

後場は少し買い進まれる場面もあったものの、連休前の換金売りも出て次第に値を消す展開に。結局7営業日ぶりの反発でわずかに4円高。一方TOPIXの方は7日営業日続落と、未だ弱い動きが継続。売買代金もSQを含めてギリギリ1兆円乗せと、閑散なままでした。


投資判断は「中立」。金曜のNYも7営業日ぶりに反発。デリバティブ取引による巨額損失で業績への懸念が強かったJPモルガンの決算が、それでも黒字を確保していたことなどから、金融株中心に買い戻しが先行。中国のGDPも安心感に繋がった様子。

チャート的には何とか下値支持線を割り込まず、緩やかながらも下値切り上げ型を維持していますが、ちょっとこの辺りはまだ安心できないところです。引き続き来週も出てくる決算の数字を見てみないと、世界経済の牽引役であるアメリカ株も、いつ底割れするかわかりません。

一方で日本は3連休ですから、現時点でシカゴ225先物は8800円台を回復していますが、月曜の海外動向も気にしないといけません。一応先週の下げからのリバウンドが引き続き期待できるため、特に来週も大きなイベントはありませんし、引き続きしっかりとした展開は想定しています。

ただし今は商いが薄い中で方向感に乏しい状態。引き続き上がったら下がり、下がったら上がりの展開が続くものと思われます。為替は残念ながらやや円高に振れており、上値は重い印象。ですから、来週はしっかりとした反発が期待できるとしても、チャート上の75日線を明確に越えてこないうちは安心できないでしょう。

個別銘柄では底割れしてしまった銘柄もちらほら散見されますが、大部分の銘柄は6月安値を下回っていませんから、反発のタイミングとしては良い頃合いです。引き続き需給の良い内需株中心に買われる展開になると思われます。

これらを勘案して、来週の日経平均は引き続き8700円〜9000円でのレンジ相場になると見ています。


新興市場は「強気の買い」。金曜は両指数共に堅調。マザーズでは引き続きサイバーエージェント(4751)を筆頭に、主力株が強く。それに比べてJASDAQの方は大人しかったですが、東証1部に比べるとしっかりという印象。

日本も段々決算本格化シーズンが近づいてきて、日経などでも業績観測記事が目立つ時期になってきました。そうなると大型株市場には手を出し辛いため、相対的に個人投資家が入りやすい新興市場が引き続きしっかりしているものと見込まれます。


ポートフォリオ銘柄】
三和HD(5929)は続落。前後場の寄りで比較的出来高が膨らんだのですが、特に動きはありませんでした。一方、同業の文化シヤツター(5930)や東洋シヤツター(5936)は共にしっかりで、比較的値を上げています。

背景にはここ最近しっかりしている建設株との連動性や、残念ながら九州で続く豪雨被害を受けて、防災絡みのシャッター株が買われるという流れがある様子。最大手の同社は買いが続きませんでしたが、テクニカル的に320円辺りは3月以降の抵抗線が出来ているライン。足下が再度の買い場だと思います。


クロミル(3730)は続伸で年初来高値更新。内需好業績株でもありますが、需給の良さが一番の買い材料となって900円を回復してきました。大きめの板もパクパク食べられて勢いのある感じ。一気にとはいかないかも知れませんが、少しずつ上値を切り上げて、目標株価まで着実に歩を進めています。


金曜寄りより買いポートフォリオ入れとなった丸紅(8002)は反発。ちょっとタイミングが早い気もしましたが、結果的に上手く底値を拾えた感じになっています。引き続き穀物相場が高止まりしており、穀物商社の同社には強い追い風が吹いている感じ。


【注目銘柄】
サイバーエージェント(4751)は続伸。こちらは前回も当欄で取り上げましたが、9日の有料メルマガでの配信以後、引き続きしっかりの値動きに。日証金でも貸株がどんどん膨らんでいますから、このまま目標株価まで一気に突き進んでもらいたいところ。マザーズ指数のチャート形状が良いのも追い風に。


DeNA(2432)は反発。こちらは今月頭に有料メルマガで取り上げ、上昇率は一時10%を越えましたが、投資期間終了となった金曜引けの時点でも10%近い上昇率をキープすることができました。6月にクルーズを取り上げ以後、SNS関連株を積極的推していましたが、その期待に十分応えてくれたと思います。

そんなわけで、久しぶりに取り上げ根拠を以下に記します。

「△DeNA(2432) 東証1部 売買単位100株
2087円 出来高2931600株

7/2買値 2105円〜2150円(ただし特にこだわりは無し)
7/13までの目標株価 2450円
損切り 2020円

【評価】
業績    ○
テクニカル ○
需給    △(上下に真空地帯がありブレやすい)
同業他社比 ○
その他ポイント SNS業界の風向きの変化


SNSゲームサイト「モバゲー」主力。先月出した第一四半期の見通しは会計基準の変更はあったものの、単純比較では売上ベースで前年同期比43.2%増、営業利益は31.9%増と引き続きの高成長を見込む。コンプガチャ停止による影響を半分織り込んでいるものの、引き続き強い成長力を持続。また同時に発表した大規模自社株買いに支えられる形で、株価は急騰を演じた。

今後の業績に関しては、海外展開がいよいよ実を結びつつある感じ。先日も紹介したように「Wall Street Journal 」が取り上げ、今度は日経も逆輸入で取り上げている。最悪期は過ぎて、SNS関連株への風向きは変化したものと思われる。

テクニカル的には75日線に上値を抑えられている格好ではあるものの、下値も2000円辺りで踏みとどまり窓埋め拒否の動き。MACDパラボリックは好転。一目均衡表は雲下限に頭を抑えられている形ではあるものの、雲が薄いうちに上抜けそうな地合に。

遅行線も上空に控える雲が薄いため、上値は軽そう。ストキャスも割安圏に入り、ボリンジャーバンドも+σまで達したことで、ひとまず調整一服感が出てきてもおかしくないタイミングである。

また週足でもMACDの好転が目前に迫っており、一目均衡表でも遅行線が実線を上抜くタイミングで、2190円辺りに位置する26週線を上抜けば上値余地が更に拡がる感じ。

需給面では昨年8月以降の下落トレンドでやや悪い印象。ただ短期的に見ると5月は2000円前後でもみ合い、コンプガチャ問題急落後の全株一致水準もあることから、価格帯出来高の多い水準で下支えが期待できる。

また上にも下にもチャート上の窓が開いている形になっているが、上の窓の方が大きく吸引力がある印象。2150円を超えれば、真空地帯を通ることで一気に上値追いの動きが加速してくるものと思われる。

信用買い残は差し引き160万株で昨年8月以来の低水準にまで改善。また日証金では先週一週間で30万株減っていることから、一段と改善されているはず。信用残高で見る限りは、8月以降の長期的な売りも一巡した印象である。

四季報ベースでの予想PERは9.0倍で、グリー(3632)の7.4倍よりは割高ではあるものの、その他ネクソン(3659)の17.8倍、モブキャスト(3664)の21.1倍などとの比較では割安。一方PBRは3.2倍で、グリーの6.4倍、ネクソンの3.8倍、モブキャストの14.8倍との比較では最も割安である。

買値は特にこだわらないものの、一応金曜高値を抜けて75日線抜けを確認してからの方がベターか。目標株価は上部の窓埋めがなされる2450円に。その水準まで行けば2/13,2/28,4/23の終値を結んで作られる上値抵抗線及び200日線があるので、戻りの限界に達するものと思われる。損切りは金曜安値も割り込む2020円割れで。我慢できれば2000円割れまで」

本当はもう一伸び欲しかったですが、相方のグリー(3632)がチャートが悪く、足を引っ張りました。しかしそのグリーも恐らく次の本決算辺りで反発のきっかけを掴んで、トレンドを転換できるでしょう。金曜引け後にはグリー陣営のKLab(3656)が好調な第三四半期決算を発表してきました。

なので、その前後では出遅れ感の強いグリーも狙えそうです。また有料メルマガで折を見て取り上げたいと思います。


ウエストHD(1407)は反発。こちらは5日の有料メルマガにて、売りで取り上げた銘柄ですが、その後ジリジリと値を下げていました。

そして金曜引け後に第三四半期決算を発表。内容は増収減益で、その減益幅も大きく、大幅増収増益を見込む通期決算には到底及ばないような数字となっています。いくら産業用太陽光発電システムの売上が最終四半期にズレ込んでいるとはいえ、これは下方修正必至な状況と見ます。

私は別に太陽光関連を目の敵にしているわけではなく、パネル自体は普及はして欲しいのですが、太陽光関連株への期待感は過剰と思います。

特に太陽光関連は以前当社をレポートでも取り上げた際にも示しましたが、一般のリフォームなどと比べても利益率が低いので、規模や売上が増えてもそのまま比例して数字が伸びるものではありません。そしていつも決算が出る度にそれが確認されて落ちるのですが、月次という利益の見えない数字の伸びで、期待感ばかりが膨らみます。

結果、株価と適正株価の間の乖離は日に日に拡がっているイメージがあります。それは実際にPERやPBRという単純な数字を見ても明らかです。

週明けはさすがに売られて始まるでしょう。目標株価到達もあとわずかですが、また達成のあかつきには取り上げ根拠を当欄でも掲載致しますからお楽しみに。


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他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。