KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

引き続き薄商いで追加金融緩和待ち

今週のお題「夢」
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日経平均は金曜続落。前日のNYはフランス国債格下げの噂などが響いて軟調。それを受けた日経平均も朝方から売りが先行。手掛かり難の中で下値を拾う向きも限定的で、場中に決算を控えたJFEHD(5411)の売りが上値を重くする流れに。

そのJFEHDは後場に決算を発表。中期経営計画も発表されたものの、利益計画は良いとして設備投資過剰懸念が強まり、結局は下値に沈んだままでした。週末要因も手伝って、閑散相場の中で売買代金はまた1兆円割れ。一日の値幅も50円程度でした。


投資判断は「中立」に。先週末のブログで「来週いっぱいは堅調な相場展開が見られる」としましたが、確かに週足こそ陽線にはなったものの、力強さを感じられるものではありませんでした。

来週は週末に日銀金融政策決定会合を控えています。今度こそは追加金融緩和があると見られており、株価の中にはだいぶ織り込まれている可能性があります。この辺りは10日の政策決定会合時にブログでも書いたように、私も27日に追加金融緩和が発表される可能性が高いと見ています。

あればあれで規模でサプライズを見せなければなりませんし、万一無かったら株価は急落の恐れがあります。ですから、ちょっと来週は前半引き続き様子見気分を強めつつ、更に個別の決算も見届けたい環境になると思います。

また、やはり世界の株式市場は先月などと比べると神経質になっています。「フランス国債が格下げされる」という流言飛語が飛び、そしてそれに「反応してしまう地合になってきた」という部分が問題だと思います。そんな意味合いを込めて投資判断を一段階引き下げて「中立」としました。

金曜のNYは個別企業の好決算を受けてダウ、S&Pは上昇。しかしNASDAQは東芝(6502)下落のきっかけとなったサンディスクの悪決算などを受けて軟調とマチマチでした。シカゴ225先物は9600円ということで、月曜の日経平均はさしあたって小高いスタートになることが予想されます。

ただ、日経平均のチャート的には引き続き日経平均TOPIX共に25日線と75日線に挟まれて方向感の出にくい環境になっています。買い先行で始まったとしても上値の重い展開になりそうです。やはり来週末の金融政策決定会合というきっかけ待ちという見方が妥当でしょう。

それを過ぎると素敵なゴールデンウィークに入りますが、ここ最近は株式市場にとっては魔のゴールデンウィークとなっています。日本は昨年は震災後ということもあって大きな下落はありませんでしたが、アメリカでは4/29を直近のピークとして6/15まで下落。

10年は4/26をピークとして、5/6にフラッシュクラッシュ。やはりヨーロッパの債務問題が懸念され、6月まで下落が続きました。

09年は良かったとして、08年は5/2を高値に7/15までの下落。07年も良いとして06年は5/10高値の6/13安値。隔年で5月上旬頃(向こうはゴールデンウィークでも何でもない)から下落しているとアノマリー的に捉えられ、今年は下落となるかも知れません。

となると、アメリカ相場の影響を大いに受ける日本株も安穏とはしていられません。特に足下では日本株と連動性が高いとされるNASDAQで、AppleGoogleの株価がfacebook上場を控えて換金売りに晒されている状態です。

特にAppleはここまで過熱気味でしたから、その影響度合いの大きさも気になるところです。時価総額が直接市場に与える影響に合わせて、そのシンボルストック的な意味合いも無視できません。

そしてアメリカ企業は比較的好決算を出している割合が大きいのですが、横ばいを保つのがやっとという感じ。「欧州債務危機が再度高まったから仕方ない」というわけではなく、逆に言えば「欧州債務危機による不安が入り込む余地ができてしまった」という点の方が問題と思います。

昨年末からアメリカ株が無条件で強かったのはQE3に対する期待感のみではありません。これら企業業績の回復を先んじて織り込んでいた結果と言えるでしょう。その結果が今の決算を受けた株価の反応であります。

この先QE3が出ても期待感が織り込まれていることもあって、強含んだとしても上値をガンガン追っていく形には成り辛いと思います。であれば、決算通過後になかなか株価を押し上げる材料が見出し辛く、一旦は水準調整を余儀なくされる可能性が高まりつつあるのではないでしょうか。


新興市場は「強気の買い」。金曜は高安マチマチ。ここまで比較的しっかりしていたマザーズはやや売られ、JASDAQの方はしっかり。結果双方共に東証1部よりはしっかりしていた印象ですが、マザーズは400ポイントを手前に上値が重くなりつつある感じです。

ちなみに金曜はウチヤマホールディングス(6059)がJASDAQに新規上場。初値形成後はしっかりしましたが、初値は公開価格を下回っての船出。流行の介護関連で低PER、PBRなのですがちょっと意外な弱さでした。ちょっと月曜の動きを見て取り組みを考えてみたいIPOです。


ポートフォリオ銘柄】
ソネットエンタテインメント(3789)は続伸。とりあえず終値ベースでは今年の高値を更新してきました。子会社のエムスリー(2413)が前日の好決算見通しを受けて堅調。それに連れ高の動きとなりました。

エムスリーに関しては前回「上方修正の幅は小さいので、特段大きく買われることはなさそう」としましたが、結構がっちり買われました。案外市場は減益も覚悟していたようですね。いずれにせよ、来週の本決算発表で今期どうなるかが両社にとって重要です。


GCAサヴィアンG(2174)は続落。同社はパッとしませんが、前回も書いたように相方の日本M&Aセンター(2127)のチャートが良く、年初来高値を更新してきました。

こちらも共に来週後半に決算を控えていますから、特にM&Aセンターの方は今期見通しも出るので重要。命運はこっちに握られていると言えそうです。


コンドーテック(7438)は反発で600円回復。ここまで日柄調整が続いていますが、商いもイマイチですし正直反騰にはもう少しという感じ。決算前に高まり過ぎるのも反動が怖いですし、一旦は560円程度までの調整は必要か。


【注目銘柄】
セブン銀行(8410)は続伸で年初来高値更新。こちらは11日に有料メルマガにて買いとして取り上げ、以後順調に上値追いの展開が続いています。ここまでの上昇率は10%近くに。

取り上げ根拠はまだ目標株価を上に見ていますから、また達成時にでも掲載しますが色々あります。親会社セブン&iHD(3382)の好業績、直近欧州危機懸念で売り込まれていた金融株の中で国内特化型で影響が薄いこと、チャート形状、需給に関する重要イベントを控えて、等々。

チャート形状に関してはパッと見で新値追いの動きになっていますが、元々JASDAQ銘柄のため、厳密には上場来高値ではありません。ただ金曜高値194円という数字は約2年ぶりの高値水準。もう少し上値を追えば、心理的な節目以外に上値の目処が当分ありませんから、一段の大幅高も期待できそうです。


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他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。