KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

雇用統計で失業率が大幅改善!

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日経平均は金曜続伸。前日のNYは新規失業保険申請件数が予想よりも増えなかったことを好感し堅調。再度高値圏を伺う動きになってきました。

それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。為替が円安に振れていることも後押ししました。ただ昼休み時間中に日銀金融政策決定会合で緩和が見送られると急落し、一気にマイナス圏に。その後は雇用統計といった重要イベントを控えてポジション調整の動きも出て再度プラス圏に切り返して引けました。

ただ結構値が動いた割には売買高は15億株弱、売買代金は1兆円割れと低迷。雇用統計前、3連休前とあって、手がけ辛い動きが出ました。


投資判断は「買い」。そして金曜のNYは、雇用統計で発表された非農業部門雇用者数の増加は予想程度だったものの、失業率が一気に3ポイント低下の7.8%に。これはビックサプライズでした。

大統領選挙前に8%を切りたかったという帳尻合わせのような感じがしますが、とりあえず表面上の数字では労働人口が上昇した上で、しかも7・8月の数字も大幅な上方修正。先月などもADPが良かったのに雇用統計の方は全然少なかったことで違和感が強かったですが、遡って幾分修正された格好に。

ただそれを受けて朝方はしっかりしていたNYも、引けにかけては来週からの企業決算などを警戒した売りが集まる嫌な終わり方に。ダウは07年以来の高値を付けてきましたが、S&PやNASDAQはマイナスに転じました。

また、来週は中国市場が開きます。これが連休中のPMIや、連休前の上昇の反動もあり、ぶっちゃけ弱い動きになりそうで少し怖いところです。貿易相手先のオーストラリアの指標が弱かったこともマイナス材料。

ただ幸いと言いますか、日本は月曜休みなので、とりあえずワンクッション置くことができます。最終的な判断はまた月曜のこれらの動向を見た上で考えたいところですが、基本は今月の最重要イベントを通過したことで10月は上に向かうと見て良いと思います。

次は企業決算に目が向いてきますが、既に日米共に今回の決算期は悪い、という見方が大勢を占めています。それぞれ完全に織り込むにはあと少しの感じですが、無制限の緩和による需給要因も後押しすることで、それぞれ通過後は一段の上昇に繋がると見ています。


ところで個別ではルック(8029)の増資でジ・エンドとなった投資家が多い様子。まあ個人的には「言わんこっちゃない」という感じで、そりゃこれだけ株価上がってれば会社側も増資したくなるでしょう、とも思います。特にルックは03年の大暴騰時代にも親会社のレナウン(3606)に売却されました。そしてそれが完全に相場終了のサインでもありました。

そもそもの加藤氏は業界ではずっと持病の糖尿病による入院説が本命視されており、下記の信憑性が高いとされているブログでもそのように書かれています。ただし真偽の程は当然私が知るよしもありません。あくまで私が知った情報の一つを提供しているだけです。
http://ameblo.jp/kinounoima-kyounoima/

まあこの他また新興市場で幅を効かせているミハイル氏銘柄にしろ、仕手株をやっている人にしてみれば「そんなの関係ねー」って感じで、同意の上での勝負だったはずですが。退場となってしまっては元も子もありませんね。

個人的にはやはり地道に一つずつ予想していくのが確実だと思うのですが、それが嫌だから皆楽なFXのような丁半博打に行っちゃうんでしょうけれど。何にせよ私は思惑・未確認情報に振り回されるのはごめんですね。


新興市場は「強気の買い」。金曜は両指数共に堅調。特にマザーズの銘柄は元気なものが目立ち、一部では外国人の資金が入ってきているという観測も。やはり秋口は東証1部が手がけ辛い中で、新興市場銘柄の季節と言えそうです。低位株物色と合わせて、値動きの良い銘柄に短期資金が集まりました。そしてこの動きはやはりまだ続きそうです。


ポートフォリオ銘柄】
GCAサヴィアンG(2174)は続伸。前日に実に18.5%にも及ぶ自社株消却を発表。9/27のブログでも「自己株消却をやってもらいたい」と書いていましたが、思いが届いた格好に。前日の終値を起点とすれば、理論的には10万円乗せも有り得るはずでした。

しかし結果は小幅高。同社必殺「寄天」が今宵も炸裂しました。確かに東証1部上場が決まった時点で売出をしなければ、もう特に使い道がなさそうなので消却は規定路線でしたが、あまりにも寂しい萎み方。

なお今回の決定はタイミング的に恐らく今月末のTOPIX参入を狙ったものでしょう。消却により発行済株式総数(分母)が減少することで浮動株比率が上昇、それで組入割合が増える、と。そうなれば相乗的に需給が良くなる格好に。

先月末のダイキン(6367)の大型買収のFA引き受けに始まり、東証1部上場、記念配当発表、そして今回の消却と好材料を連発しましたが、長い長い下落トレンドの需給はまだ完全には改善していない様子。

最後は上方修正で締めくくれば、浮動株の低さもあって10年末の大相場再現といけそうですが・・・そこまではさすがに欲張り過ぎですかね。ただ決算発表とセットに消却を発表しなかったということは、それなりに自信のある決算なのだと思います。


NEC(6701)は小動き。上値追いの動きが続き、朝方は139円まであったものの、上値では売りに押し戻されてしまいました。それでも今週一気に急進してきたにもかかわらず、200日線に跳ね返されずに踏みとどまったところはひとまず天晴れ。

最近はアルゴリズム取引の拡大で、一旦買われ始めると雪だるま式に上昇したり下降したりする傾向があり、明らかに昔の常識では計れない値動きをします。そういう意味では同社の急騰も肯定されている形。

ブログでも8/29以降「上昇のスイッチが入った」と繰り返し言ってきましたが、ようやく本格的にスイッチが入った感じ。ここまでの売られ方から見れば、とりあえず150円くらいまで行ってもらってもバチは当たりません。


【注目銘柄】
夢真HD(2362)は反落。ただ以前から当欄でご紹介していますが、24日から有料メルマガにて買いで取り上げ。金曜で投資期間終了となりました。残念ながら目標には届かなかったものの、地合が悪い中でもしっかり。配当落ちも加味して8.5%の上昇率となりました。

とりあえず無事終了できたので、取り上げ根拠を以下に記します。

「△夢真HD(2362) JASDAQ 売買単位100株
246円 出来高133600株

9/24買値 244円以下
10/5までの目標株価 290円
損切り 235円割れ

【評価】
業績    ◎
テクニカル ○
需給    △ 
同業他社比 △
その他ポイント 秋口以降の建設株への物色

人材派遣を手がけ、建設現場への施行管理者技術派遣が主力。保育所も。今期は大幅な増収増益を見込む。未だ東北の復興需要が本格化しない中で、首都圏での新設マンション工事の増加、ゼネコン各社の技術者不足に対応する形で業績を積み上げ。また今期からフル寄与となる子会社夢テクノロジー(2458)の自動車、ITなどその他のエンジニア派遣もしっかり。

月次動向(※建築技術者派遣事業のみ)などを見ても、下半期は平均25%超の売上の伸び。伸び率は今後鈍化していくのは仕方ないとしても、採用を積極化し、今後も見込まれる消費増税前のマンション建築需要や、東北復興需要などを貪欲に取り込んでいく計画。既に日経報道で来期は営業利益50%増の20億円とも伝わっており、来期もM&Aなどを織り交ぜつつ、急成長持続が見込まれている。

テクニカル的には3/2,5/15,6/14,8/6,8/20,9/5の安値辺りを結んで作られる下値抵抗線と、4/6,4/27,7/17,8/30の高値を結んで作られる上値抵抗線で形成される三角持ち合いを上放れ。足下はその上値抵抗線の延長線と25日・75日線辺りまでの調整の動きになっているところで、反発のタイミングと捉えたい。

MACDは来週にも暗転に向かう流れで、パラボリックは既に暗転。ただ一目均衡表は三役好転の形になっており、遅行線が雲上限に支えられる流れを期待。ストキャスは割安圏を示しつつある。

需給面では長期的にはリーマンショック後の08年の安値以降右肩上がりの上昇が続いており、中期的にも昨年9月からの上昇が顕著で回転が効いていると言える。今年4月頃の出来高が大きく、ここまではその整理に追われてきたが、上述のように三角持ち合いを経て上放れてきたことで、一定量の売りは既に整理されたと見たい。

信用買い残は差し引き320万株と多く、上値の重石要因に。しかし同社の買い残の多さは常態化しているにもかかわらずここまで上伸が続いていること、また4/6の年初来高値からの絶対期日通過が近づいていることから、やがて売り一巡感が感じられる頃合いになってきそう。また10/1よりJ-Stock indexに組み込まれることで(正直わずかながらも)、この先の買い需要も見込めそう。

予想PERは17.0倍で、同業のテンプHD(2181)の13.6倍との比較では割高。PBRも7.7倍で同1.1倍との比較では割高である。ただし人的資源中心の人材派遣業であるため、PBRが高くなるのは当然と言える。

予想ROEは44.0%で、同8.7%との比較では大幅に上回っており、成長力の高さが割高になっている要因にも。配当利回りは1.6%で同1.7%とほぼ同等であるが、9月落ち分の比較では同社の方が上回る。

買値はなるべく25日線などに引きつけるところで。目標株価はGW前の株価水準に。損切りは75日線や上述の下値支持線を割り込む235円割れで」

足下でも建設株がしっかりしており、この動きはもう少し続きそうです。なので、もう少しくらいは上値追いがあっても良さそうです。


任天堂(7974)は続伸。こちらも前回当欄で紹介し「同社を直接狙うというよりは同社と関係の深いメガチップス(6875)や田淵電機(6624)といった周辺銘柄を拾う方が安全」としましたが、以後両社ともしっかりした動き。特に田淵電機は金曜は上昇率10%を越え、大証2部の値上がり率トップ。思った以上の好調っぷりでした。

この2銘柄は共に「寄らば大樹の陰」銘柄ですから、とりあえず任天堂が落ちてくるまでは大丈夫でしょう。しかも両社共にまだ上げの初動。ここからもう一段高期待しても良さそうです。


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他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。