マレーシア話の続きです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20150205.html
マレー文化村を出ると、再度バスに乗り込んで移動しますバスは途中、97年に日本がサッカーワールドカップフランス大会に初出場を決めた「ラルキンスタジアム」の前を通過していきました日本人観光客が喜ぶので、敢えて通過していくんでしょうけれど、残念ながら私あんまりサッカーに詳しくないのでイマイチピンときませんでしたサッカー好きにはたまらない聖地なのでしょうね
で、次の目的地はろうけつ染めの見学を出来る土産物屋。さっきのところでもろうけつ染めはチラッと見ましたが、こちらでもっと本格的に見られるということでした。無地の手拭いの上に筆を使ってロウを塗り、図柄を描きます。そこで染料を塗りつけて、ロウを落として水洗いして・・・とすると、立派なろうけつ染めが出来上がり色々な種類のろうけつ染めが売られていました
まあこうやって目の前で行程を見ると、ちょっと買ってみたくなります日本の伝統工芸などもそうですけど、実際に作っている行程は見せられるなら見せた方が良いと思いますね。どうしてこの作品にこういう値段が付くのかが理解できますし、ストーリーが見えてくることで思い入れも深まるというものです
今回のろうけつ染めは値段もお手頃でしたから、とりあえず2枚ほどお土産として購入。嵩張らなくて良いですしね。で、あともう一つくらい何か買おうかな・・・と物色していると、店のおばあちゃんに呼び止められます。「象革、財布」と薄い財布を奨められます。
ふーん、象の革かー・・・と思って見ていると、突然ライターを取り出して、財布を炙り出します「象革だから燃えない。良いよー」とアピール。確かに全然焦げてもいません。象革強し
財布も軽くて薄くてお手頃な価格だったので、それじゃと一つ購入。「二つ買ったら安くするよ」と言われましたが、まあそんなに要りません
で、お金を払った直後に思ったんですけど、財布が燃えるシチュエーションなんて早々無いですよねちょっと実用的・・・と一瞬思ってしまったのは思い過ごしでしたまあ、土産も欲しかったし良いですけどね
ふと振り返ってみると、もう私の他誰も居ませんでした私以外誰もお土産を買わずにさっさとバスに乗り込んでしまった様子なんて見事なまで「しぶちん」なグループなんだ、と思いましたが、まあ私も人のこと言えませんからね(つづく)