春のご陽気な風が心地よい千保川クルーズで、水の流れる音だけを聞きながら桜舞い散る中をゆっくり下っていきます
すると、どこからともなく景気の良い太鼓や鐘の音が風に乗って聞こえてきます遠くで祭りでもやっているのかな、と思っていると、その音が段々と近づいてきます
次の瞬間、支流から一艘の船が現れて、我々の近くに寄ってきましたそれはチンドン屋を乗せた船富山県は全国チンドンコンクールを実施したりしているのですが、そういう流れもあって、チンドン屋が我々参加者を楽しませてくれる仕込みがしてあったのでした
しかし私の中でチンドン屋と言えば、小学生の時に誰からともなく始まった悪口「あほ、だら(※富山弁でバカとかの意)、チンドン屋」くらいしか印象がありません当時チンドン屋というものが何かわからず、語呂が良かったので使っていましたが、今となっては全く失礼な話ですチンドン屋という職業が差別的に扱われていた過去の話ですが、今ではそんなチンドン屋も文化遺産的な感じになっていますね時代が変われば変わるものです
そんな粋な演出も交えつつ、川を下ること30分我々は終着地点に着きましたボートが岸壁に着くと、堤防を上って待機しているバスに乗り込み、今度はここまでくる途中にやたら盛り上がっていた公園に向かいますそこでコーヒーやお菓子などのサービスを受けたり。別のチンドン屋の演奏もあって、花見気分を盛り上げてくれていました
その公園から川を見下ろすと、我々の次のグループがやってきました我々が使ったボートが早くも回収されて次のグループに渡った様子。時間が色々と押したりしていたようですが、大体1時間に置きに一日計7回催されています
また、なんとこのクルーズで結婚式を挙げているカップルも登場チンドン屋だけでなく、川沿いを花見しながら散歩している人たちにも祝福され、非常に幸せそうな様子でしたこういう結婚式も良いですねお幸せに
そんなわけで、存外全体的にほんわか感が漂うクルーズでした1000円で半日楽しめ、非常に大満足のイベントです高岡にこの時期お越しの際は、是非体験してくださいちなみに今年は4月11日、12日に行われるそうです
次回もまた桜シリーズが続きます(つづく)