そんなに熱心にテレビを観る方では無いのですが、ここ最近一番はまっているのがEテレの「ねほりんぱほりん」。昨年から始まった番組ですが、なかなかおおっぴらにできない経験を持っている人にスポットを当て、ブタの人形で匿名性を担保しつつ、当事者の名前の声を聞くという番組です正月深夜にたまたままとめて再放送していたのを観て、新年早々テレビ漬けでした
へぇ~という程度の単なる興味本位のテーマから、非常にディープな回まで、毎回毎回飽きさせません。人形の動きも細かいセットも絶妙で、ネットでも結構評判になっています
私が一番衝撃を受けたのは「痴漢えん罪」の回で、一番良かったと思うのは「養子」の回ですね。どちらも内容がかなりディープなのですが、共に良い家族に支えられて、何とか最後はハッピーエンドな結末になっているのが救いです(そうでないとなかなか取材に応じようとは思わないでしょうけれど)。ちなみに一番つまらなかったのが「億り人」でした。自分がその業界の人間だからでしょうけれど
どの回も出演者の話ぶりを上手くブタの人形が再現していて、非常に臨場感があり良く出来ていますNHKに対しては世間で色々文句も多いですけれど(正直、私も衛星放送はほとんど観ないので、衛星の受信料取られるのは嫌なんですが)、最近ほとんどNHKの番組しか観なくなりました今テレビ局で一番攻めてる感じがして面白いのがNHKですね。
まあ「ねほりんぱほりん」に関しては毎週新作を作れる程簡単な構成ではないでしょうから、しょっちゅう再放送で対応できるNHKだからこそできた番組でしょうか。もし観てない人は一度観てみてください