KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

中国が利下げや景気刺激策観測

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日経平均は本日反落。期近のWTI原油価格が時間外で15ドル割れまでグングン下がる一方、為替の円安が進み強弱感が対立。下げ渋りの動きを見せましたが、10時以降は再度力尽きる動き。アメリカが関税の90日間猶予を発表し、中国も利下げや追加景気刺激策が出るのではという報道があったものの、軟調スタートになったことが嫌気されています。売買高は11時時点で4億株台と低調。


投資判断は「やや買い」。今回はまた余計な個人的提言。不快に感じられる方は読み飛ばしてください。賛否ありますが、私は引き続き「コロナと共生していく」方向で普段の生活に戻していかないと、より酷い世の中になるとの主張を繰り返します。

それぞれの立場(若いか高齢者か、喫煙者か非喫煙者か、安定したキャッシュフローがあるかないかなど)で意見が異なるのは重々承知で、私の母だって心臓に基礎疾患のある80近い高齢者です。いわゆるトロッコ問題みたいな難題を突きつけられていますが、皆の共通認識は「なるべく多くの命を救おう」ということだと思います。それは私も同感です。医療体制とのバランスで、なるべく時間を稼いで感染を遅らせようという方針もわかります。正論です。

「じゃあ、お前は何が言いたいんだ」と言われそうですが、今の社会の風潮が嫌なのです。外出する人がアウトサイダーのように「皆頑張って自粛しているのにズルい奴だ」と非難ばかりになっている世の中が。多分皆家に籠もってヒマなのと精神的に弱っているので、他人を攻撃しがちなのでしょうね。ちなみに私自身はとっくの昔から在宅ワーカーで、以前から外に一歩も出ない日がそこそこありますので、防御力は高いです。

しかし毎日毎日報道される「コロナにより本日世界で○○人の死者」も大切ですが、その裏で決して毎日毎日報じられないであろう「本日コロナによる経済苦や鬱病で○○人自殺しました」あるいは「将来生まれるはずだったのに経済苦で生まれなくなった命○○名」という事態にも目を向ける必要があります。(ただし私自身への反論として、医療崩壊が起きた場合に本来受けられる治療を受けられずに亡くなった方の数もカウントして比較する必要はあるでしょう。)

先般発表された景気ウォッチャー調査で「数日間客が一人も来ない」「夜逃げしなければならない」という切実な声が日本、いや世界中で響いていることを考えると、総合的に捉える必要があります。少なくとも日本はまだセーフティーネットがしっかり働いているはずですが、にも関わらず皆が絶望的な気持ちになり、そして私のような意見が極めて少数派で発言すら許されないような非国民的な風潮は恐怖ですらあります。
https://www5.cao.go.jp/keizai3/2020/0408watcher/menu.html

「実際に感染者が増えているのだから、今我慢するのは仕方無い」というのはわかります。しかしワクチン開発に少なくとも1年以上かかり、完成したとしても全員にワクチン接種が可能なのは更に時間がかかることを考えると、このウィルスが世界から根絶されることはないのですから我慢にも限界があり、どこかで緩めないと色々なところの問題点が噴出してきます。経済的な話以外でも、家庭内不和や、精神面も含めたコロナ以外の健康阻害がそれに含まれます。

なお、緊急事態宣言が出たことで、少なくともあと一週間は検査数を増やしてでも感染者は増え続けるのでしょうね。緊急事態宣言を出てすぐに感染者が減ってしまうと「何故緊急事態宣言を出したのか」と言われかねませんから。そしてその緊急事態を出してしまった以上、今度は解除のタイミングに政府は責任を負うことになります。この辺りがまた難しそうですが、欧米が先んじて解除に動くでしょうから、それに歩調を合わせるパターンになるのでしょう。

解除が遅れて経済的な打撃が深刻になるほど、後々の禍根も加速度的に伸びます。実際、今回の一件で収入が簡単に断たれてしまうということを衝撃的に認識してしまった以上、より貯蓄癖が強くならざるを得ません。株式市場的には投資に関心が向かうという点も幾分はあると思いますが、全体的に世界の不要不急の消費は急減することになるでしょう。とてもV字回復は望めません。

どこかでかならず経済や未来を考えてバランスを取らないといけなくなってきます。その時に「経済より命が最優先だろ!何をバカなこと言ってるんだ!」という人は、どのタイミングで主張を変えるのでしょうか。

世の中には「命より人生を楽しみたい」と考える人が一定数居て(パチンコやナイトクラブに行く人々、喫煙者や過度な飲酒もそれに含まれます) 、そういう人も多様性の社会の中で共生していて、であれば決して感染拡大は収まらず、我慢も限界点が来ます。そして他人を非難し合うギスギスした世の中になります。

今回の一件で深く感じるのは民主主義や人権のコストです。共に非常に大切なものだということは十分認識していますが、これを比較的無視できる中国はすかさず立ち直り、場合によると将来中国の前に西側諸国がひれ伏す歴史的な大逆転が起こりかねません。そうなると今必死に守った人権や民主主義はあっという間に蹂躙されることになります。先に立ち直った国が、金で相手の頬を叩く力を持つことになるでしょうから。

もっとも、そういった人権を盾に西側諸国も各国中央銀行が無尽蔵に資金供給を続け、政府が景気対策を打っているという前向きな部分もきちんと評価する必要はあります。本当に一日も早く日常生活が戻れば良いと願うばかりです。


新興市場も「やや買い」。本日は両指数共に堅調。アメリカでは特にNASDAQがしっかりしていますが、同じようにむしろ在宅によるIT活用活発化の恩恵がある銘柄が多いこと、原油価格の影響を受けにくいことなどが相対的に強みになっています。加えて引き続き直近IPO株が買われ、決算発表もまだ当面先であることから、新規の売り材料が出にくい状況にあります。

それ以外では東証2部もほぼ変わらず。REITも大きく崩れていません。指数や為替に左右され辛いところはしっかりしており、必ずしも雰囲気が悪く無いという点は評価しておく必要がありそうです。


ポートフォリオ銘柄】
MTG(7806)は続伸。上述のようにマザーズ市場が活況な中で、一応マザーズ銘柄の端くれとして買われる動きになっています。買い材料はそれ以外に見当たらないですが、まあ今更売ってくる人も居ないというところは確かに強みです。


フマキラー(4998)は反発。こちらも特に買い材料が見当たらないですが、朝方から買い気配スタートで一時3月高値を回復。まあこちらはある種コロナ恩恵銘柄でもあり、月足のMACDも3年ぶりに好転してきているので、長期上昇トレンドの過程にあると思います。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。