KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

連休明けも落ち着いた値動きに

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日経平均は本日続落。連休中のNYは米中対立の再燃が嫌気され、連休前に比べるとトータルではやや軟調推移となりましたが、NASDAQは横ばいレベルでした。昨晩は4月ADP雇用統計の数字が出て雇用者数が2000万人超の大幅減となったことが嫌気される形。ただ下落幅は限定的で、NASDAQはプラスでした。WTI原油は連休中に直近限月で26ドルを回復する場面も。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。昨晩ドル円が一時106円割れとなったものの、東京市場では106円を回復の動きに。ほぼ寄り付きを安値に一旦はプラス圏にまで買い戻される動きになりましたが、中国財新のサービス部門PMIが44.4と予想の50.1を下回る着地で上値も重く。全般的に大型株の弱さが目立ちます。売買高は10時45分現在で5億株台と低調。

投資判断は「やや買い」。世界的に落ち着いてきた新型コロナの感染ですが、残念なことに第二波は必ずやってくると思います。それは覚悟する他ないです。スペイン風邪の際は第二波は半年後の秋頃→第三波は翌春にまたやってきたそうですが、当時と医学の発達や世界の情報共有力は高い反面、活動がグローバルに全世界に渡っていることを考えると、同じようになるかどうかはわかりません。

ともあれ、それまでになるべく多くの集団免疫を獲得し、できればエビデンスのある治療薬が見つかっていればまだダメージは小さいとは思いますが、ウィルスが変異することで第一波より大事になる可能性も捨てきれません。

ただそうでなくとも皆「対応」に慣れたでしょうし、社会的な考え方も変わってきているでしょうから、今回の第一波の衝撃に比べるとマシではないかとは思います(マシといってもとてつもなく影響は大きいですし、改めて食らう絶望感もありますが)。

足元で感染者数が増加しても株価は復調しているのですから、感染者数が減少すれば当然更に株価は戻るはずです。ただそれが改めて増加に転じてくるとやはり株価には大いなる失望に繋がると思います。今のところまだ減少すらしていないので、しばらく株価の復調局面は持続しそうです。

繰り返しですが、今の株高は決して景気の先行きを楽観しているものではありません。あくまでFRBのバランスシートの大きさに比例した分の上昇圧力によるものです。直近でFRBのバランスシートは2月時点の4.2兆ドル→6.7兆ドルまで拡大。FRBは米債購入ペースの減速を発表しましたが、それでも着実に増加していますし、そもそも米債以外のBB格付けのジャンク債まで買っています。最終的には10兆ドルまでと言われており、まだまだ拡大は続くでしょう。

コロナショックの影に隠れて本来逆オイルショックでもあるのが今の市場の現状ですが、超短期的には原油市況も落ち着きを取り戻しています。

イカーヒューズのリグ稼働数は二ヶ月で半分以下になりました。逆にまだ稼働しているところがあるのかという気がしないでも無いですが、まあケインズさんによれば「穴を掘って埋める作業を繰り返すだけでも経済効果がある」だそうですから、国が支援してくれるのであればそれを実現しているのかも知れませんね(皮肉です)。
https://jp.investing.com/economic-calendar/baker-hughes-u.s.-rig-count-1652

一応、リグの稼働数と生産量が必ずしも比例しないのですが(1基あたりの産出能力が増えているので)、リグが減れば生産量が減るのは間違いありません。

原油関連のイベントとしては5/10にもOPECの緊急会合と伝わっており、5/10まで紆余曲折あるとは思うものの、結局産油国がどうあがいても物理的に原油の貯蔵量がアチコチでピークアウトしてくるとどうしても原油生産量を減らさざるを得ません。

一方、経済活動再開がトレンドになってくると、出遅れるわけにはいかない各国こぞって経済活動再開を進めてくると思いますから、そうなると一時的に需要が急激に回復する段階が訪れると思います。その場合、短期的な需給が急激に引き締まり、原油は一転急騰することになるのでしょう。

口酸っぱいですが経済や業績的には当然買えるような状況にはなっていません。ただ株式的には指標や決算が悪くても既にわかりきっているので、今更大きく売られることはありません。そしてVIX指数が35ポイントを割ってきたこと、また過去最高の積み上がりとなった裁定売り残はかなり大きいと思っています。

少なくとも後者のおかげで、株価は容易に下値を売り込むことはできません。実際、WTI原油先物が史上初のマイナス価格になったにも関わらず大きな混乱は起きませんでした。

その裁定売り残の巻き戻しが本格的に出るのは「Sell in May」が起こらないという認識が拡がってくる(もう前倒しで起こってしまい、二番底警戒感もピークを過ぎた)5月下旬以降になるのではないかと思います。

5月下旬は延期された決算が出揃ってくるタイミングであり、その辺りでは日本も含めた世界の経済活動緩和が少しずつ出てきているであろうこと、原油市況にも一定の戻りが見られるであろうこと、また全人代もあり中国での景気刺激策が出るであろうことから、改めて売られるようなタイミングではないので、買い戻しの動きが強くなってくると見ています。


新興市場も「やや買い」。本日は両指数共にしっかり。特にマザーズ指数は800ポイントを回復し、コロナ前の水準を取り戻しています。引き続きアンジェス(4563)が活況で大幅高となる他、時価総額最大のメルカリ(4385)も大和証券による目標株価引き上げを受けて牽引。東証1部の小型株も牽引しています。大型連休を無事通過し、個人投資家の買い戻しの動きもあるようです。


ポートフォリオ銘柄】
日本KFCHD(9873)は反発。5日に地元のケンタッキーに行ったのですが、開店前から長蛇の列になっていました。特にソーシャルディスタンスが意識されているので、列は長くなりがちですね。私の周りでも連休中にケンタッキーを利用したという人も多い様子。

最近思うのは、例えば持ち帰りでマクドナルド(2702)は「格好が付かない」けれど、ケンタッキーならば格好が付きますね。間も無く出てくる月次はショッピングモールなどの閉鎖の影響は免れないでしょうけれど、どの程度ダメージを抑えられるかどうかに注目です。


ホクト(1379)は続伸。安定的な値動きが続き、日足の主要な移動平均線全てが上昇に転じてきました。来週の決算発表を受けて2000円の節を上回ることができれば、過去5年続いた緩やかな下落トレンドは終わる下地は出来ました。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。