防衛大学校入校話の続きです
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200416.html
ブロックの4年生の長は見た目は飄々とした感じでしたが「鬼のカッター総長」と言われる、44中隊で2年生に最も恐れられていた人でした
カッターというのは詳細はまた後日に回しますが、短艇という10人で力を合わせて漕ぐもの
その競技会がGW前に行われるのですが、それを終えて初めて「一人前の奴隷」に昇格します
(成人していれば喫煙も許されます
)。
その1年間の総仕上げとも言える防衛大学校4年間の中で、最も辛い行事のリーダーが我々のブロック長でした
だから中隊の2年生全員が恐れていた番長的な存在
2年生全員が緊張するのは当然です
一応、その夜は(表面上は)非常に和やかな「新入生歓迎会」。私を含めた新入生は気楽な感じで4年生や3年生と話します。しかし私の上着全開の作業着姿を見て、「あぁっ
」という声が出ない表情のまま2年生全員の表情が凍り付き、青ざめてしまっています
最大限の容儀が求められる中でチャック全開という、最大限の非礼の姿がそこにありました
しかし3年生、4年生はニヤニヤと笑って「なんだそれ?
」と言うに止まっていました。とりあえず表面上は。その約1時間の新入生歓迎会の間、2年生はずっとヘビに睨まれたカエル状態でした
サッパリ状況がわからないうちに新入生歓迎会はスタート
ジュースやお菓子が振る舞われ、(表面上は)和気あいあいとしたものでした
私は呑気に自己紹介で何かウケないかと「私の父が藤子不二雄と同級生で・・・
」と言ったものですから、ブロックの中で私のあだ名は「フジオ」になりました
対番は何か失礼な発言が出ないかとヒヤヒヤだったことでしょう
そんな感じでその日の夜は更けていきました。消灯ラッパが流れ、(基本的には)一斉に部屋の電気が落とされます
対番が敷いてくれたベッドに入りながら寝よう・・・と思ったら、対番ら2年生が部屋にやってきて「夜話」タイムとなりました。(つづく)