KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ひとまず反発で一息

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日経平均は本日反発。前日のNYは調整一巡感から反発。特に中小型株指数のラッセル2000が2.4%高と3/1以来の上昇となりました。VIX指数は17.5ポイントに低下。長期金利は1.55%に低下。ロックダウン解除により会員数の伸びが予想を下回ったことでNetflixは急落。WTI原油も世界3位の需要国インドでの感染拡大や在庫の積み上がりを嫌気して61ドル割れの場面も。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。まずは昨日急落分の窓埋めの動きに。TOPIXは75日線での攻防となっていますが、本日は寄り天を回避できた形。中国株が堅調なスタートとなったことなども安心感に繋がっています。売買代金は10時45分現在で0.9兆円と低調。


投資判断は「中立」。アメリカ市場は薄商いの中で強かったです。好調な雇用統計を受けても、FRBもまだ緩和姿勢の変更は打ち出さず。出てくる経済指標がとにかく良いので、これで買わなければいつ買うのかという状況になっています。中国なども経済指標が予想を上回ってはいるものの、IMFの見通し上方修正でも明確なようにアメリカの回復具合が群を抜いているので、中国株の買いはたかが知れているという具合です。

個人的には高値更新が続くダウやS&Pよりも注目しているのはNASDAQの方。三尊天井の右肩の方はクリアしてきて、次のターゲットは2月中旬に付けた高値14100ポイント辺りを超えられるかどうか。ここを超えてくると、また新しい上昇波動の始まりと言えそうです。

足元のコロナ再拡大の恩恵がまたGAFAM株に向きそうな一方、世界的に高まる増税議論において矛先がこれらメガテックに向いているのは周知されており、上抜くとしてもまず決算を見てみる必要がありそうです。本日の日経1面ではEUによるAIの包括規制案も報じられています。

ドルインデックスは新年度相場以降下落が続いています。Apple株も含めて受渡日ベースでの新年度相場入りとなった3/30から流れが変わってきているところが多くあります。そのドルインデックスの弱さを受けてドル円円高方向に振れています。短期筋のドル円ポジションは前週とほぼ変動が無いようですが、着実に円高圧力がかかる日々。
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/

そのドル安を受けてドル建て取引の多い商品市況にも上昇圧力がかかっています。原油を見ているとそうは思えないのですが、原油の方はOPECによる減産縮小や世界的なコロナ感染拡大による需要減の動きがあるので、その分で相殺されているだけ。金や銅の非鉄、またコーンや小麦といった穀物の価格が上昇しています。

先月末まで低下していたNT倍率はあっさりと15倍台回復。こうして見るとNT倍率は2/25に付けたバブル期以降の最高値15.7倍→3/22安値14.7倍まで丁度1倍低下し、その半値水準近くの15.1倍まで戻して来ています。 NT倍率のチャート分析に意味なんてなさそうですが、もし気にされるのであればそろそろ戻り一服の良い頃合いと言えるのかも知れません。
https://nikkei225jp.com/data/nt.php

一方、まだ意味のある日経平均のチャート分析では3/24、25の足で作った「アイランドリバーサル」の窓を埋める動き。「アイランドリバーサルの窓はいずれ必ず埋める」という私の経験則はまたしても活かされました。

日経ダブルインバース(1357)のチャートは2月と3月の安値を1円下回る387円を付けたものの、足元また反発してきています。もしこれで3月高値448円を上回ってくるようならば逆三尊の形が完成してしまいます。そうなってくると、いよいよ日経平均は大天井ということになりかねず、上値抵抗線を突破して更に一皮剥けられるかどうかの正念場を迎えています。

新年度も強さが継続しているのはREIT。足元で金利上昇が一服していることも下支え要因ではありますが、インベスコ・オフィス・Jリート投資法人(3298)に対するスターウッドによる敵対的買収報道もREIT全体に対する見直しに繋がっている面がありそうです。こういった買収プレミアを上乗せすることで、資産価値の修正買いが入っている印象。

買収する側は、恐らくは買収後に物件を売却することで、そのサヤを取ろうという作戦なのではないかと。となるとNAV(株でいうところのPBR)1倍に近い銘柄が狙われやすいのだろうと思います。足元ではホテル系が軒並み1倍割れですね。
http://www.japan-reit.com/ranking/all#navr


新興市場は「中立」。本日は両指数共に堅調。本日はIPOが3社あり、とりあえず執筆現在ではビジョナル(4194)が公開価格を43%上回る初値と好発進。時価総額2500億円超の巨大案件ですが、これだけ盛り上がっています。ステラケミファ(4109)子会社のバイオ系のステラファーマ(4888)すら買い気配値付かずの状態になっており、短期資金需要は引き続き旺盛と言えます。


ポートフォリオ銘柄】

MTG(7806)は反発。アメリカでは同業のペロトンがランニングマシンでの死亡事故を受けた当局の使用中止勧告を受けて急落。ただエアロバイクの話でも無いですし、MTGの方は反応が限定的です。また株主優待のページを見ると、トレーニング系の優待に発送遅延が起きているとのこと。この辺りはやはり巣ごもりトレーニング需要が高いんでしょうね。
https://www.mtg.gr.jp/ir/individual/preferential.html


売りポートフォリオ京都銀行(8369)は続落。昨日で無事目標株価6000円を到達して利食い終了となりました。いやー、このブログで売り銘柄で成功するなんて超珍しいです。そういうような市場環境であるということも言えますね。なおアメリカの長期金利にもう少し下げ余地があると思うので、銀行株にももう少し下げ余地がありそうです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。