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日経平均は金曜反発。前日のNYは長期金利が2.66%まで上昇し3年ぶりの高値水準となったものの、ファイザーなどヘルスケア株に買いが入り3指数揃って上昇。一方、中小型株指数のラッセル2000は軟調。
それらを受けた日経平均は朝方こそ買いが先行。SQ値が27122円で決まると、その後は売りに押される展開になりました。中国株が軟調スタートになったこともありマイナス転換する場面がありましたが、最近のパターン通り後場は買い戻しの動きに。27000円は回復できなかったものの、後場の高値圏で引けました。TOPIXもプラス転換。
売買代金は3.1兆円台で3兆円回復。マザーズは1,129億円と一気に閑散となりました。REITは軟調。
投資判断は「やや売り」。金曜のNYは長期金利が2.72%まで上昇したことでNASDAQが軟化したものの、銀行株が買われたことでダウは堅調。半導体株指数のSOX指数は2%超の下落。VIX指数は21.1ポイントに低下。WTI原油先物は98ドルまで上昇。ドル円は124円台に。それらを受けた日経平均先物は27000円となっています。
原油に関してはサウジ方面などで悪材料が出ても上がり辛くなっています。アメリカ政府主導の本気の原油備蓄放出姿勢が効いていますが、そもそもロシア産原油を買わない分のマイナスをカナダとアメリカの北米で補えるというのが認識として広がってきたこと、どういう決着であれOPECプラス会合を通過したこと、ウクライナ情勢に対する慣れや終結期待感も背景にあると見られます。
3月上旬に原油が200ドル、いや300ドルという声も出て来ていたので、もう天井なんだろうとは思います。
アメリカの逆イールドに関しては2年債金利よりも10年債金利の方が上昇して逆ざや解消。やはり10年債の方は来週に入札を控えるので、売られやすい環境にあったのでしょうね(2年債の方は3/28に実施済)。逆ざや解消自体は本来前向きに捉えられてもおかしくない状況でしたが、ここまで株が急速に戻ってきた分の反動が出ました。日本株の方は円安に振れても戻らず、ドル建て日経平均は3/16以来の低水準となっています。
日本株に関しては需給面では新年度相場入りということで、機関投資家のポジションも大きく変化しやすいタイミングです。日本株のみならず3月末の引けにかけてアメリカ株も売られましたが、3月末に意味があるのは日本くらい。つまり日本の機関投資家がアメリカ株のポジションを入れ替えるために起きたのだろうと推察されます。
日本株が下落したので組み入れ比率を維持するために日本株を買う・・・という期待感は薄いです。そもそもアメリカ株も1-3月は下落していますし、債券も下落しています。アメリカで有効な「60/40」とされる「株式60%、債券40%」のポートフォリオもこの1-3月ではマイナス。3月に株価はなまじ戻してしまった分、新たに株に資金が入るというのは、多少はあるかも知れませんけれど、大きくは期待し辛いです。
また配当の再投資買い、権利取りの買いも無くなってしまいました。買い手が居なくなって売買代金も一気に細りました。また少し守りを固めつつ相場に対峙した方が良いのではないかと考えています。
チャート的には日経平均は28000円が意識されたような形。やはり戻りはこの辺りが限界なのでしょう。3月後半は窓をたくさん空けてポンポンと上がり過ぎたところでした。200日線や昨年9月、11月、今年1月、3月の隔月での高値を結んで作られる上値抵抗線に抑えられ、MACDも暗転し教科書通りの反落の展開。
今週の話題は黒田総裁のコメント。やはり先日の岸田首相との会談を受けて「選挙も近いからこれ以上の円安誘導は止めてくれ」と釘を刺されたのだろうと思います。まあ為替変動が急であることは確かですが、125円の黒田ラインをやはり意識しているという感じです。いずれ超えてくる場面はあると思いますが、とりあえず目先は重そうです。
一応アノマリー的には4月は上昇しやすい月ではあります。特に陽線を付ける確率は、リーマンショックの08年以降で見ると、11月と並んで10勝4敗とトップ。これはアメリカが税還付などで4月買われやすいから、という背景があるからとされています。果たして今年はどうでしょうか。
一方、アメリカではダウ輸送株指数が4月に入って10%超の下落。景気の先行指標として見られる指標でもあるのですが、アメリカではサプライチェーンの混乱や人手不足の解消により、この一ヶ月で物流コストが3割超下がっているのだとか。この辺りはアメリカ経済にとっては良い兆候ではあるのですが、この動きがどう判断されるか。
先週末時点の信用倍率は前週3.0倍→4.1倍に上昇。まあ先週が3月優待タダ取りの空売りが膨らみやすい時期でしたから、売り残減少による信用倍率上昇は当然。一方、買い残は3兆円を割り込んでおり、需給は悪くありません。
先週末時点の裁定残高は買い残1.1兆円に対して売り残0.3兆円の差し引き0.8兆円の買い長。前週に比べて0.3兆円減りました。株価の戻りで需給は改善した形。
新興市場は「やや買い」。金曜のマザーズ指数は反発。ただ冒頭で述べたようにアメリカではラッセル2000などが弱かったことなどもあり、売買も盛り上がらず小反発に止まりました。それでもマザーズ指数の方は4月安値を割り込んでおらず、需給バランスはマシな状況。ただ一目均衡表の遅行線や雲の下限などを考えると、来週は売り圧力を避けられないかも知れません。
【ポートフォリオ銘柄】
BlueMeme(4069)は大幅反発。4月は地合が悪い中でもしっかりしていました。そして引け後に出たのは筆頭株主VCらによる三井情報への株式売却。結果、三井情報が筆頭株主になるということです。売出価格は1805円ということですが、VCの市場での売り出し懸念が無くなっただけでも大きいです。長い時間かかりましたが、ようやく買値に戻りそうです・・・。
トヨタ(7203)は続落。一時4%超の下落となりましたが、オーストラリアで部品の欠陥認定や、7日に発表されたTOPIX浮動株比率変更による売り需要の確認、またジェフリーズによる格下げなども重なりました。ただ足元では自社株買いが進行中であり、また円安進捗も追い風ですから、無下に下がっていくことはないと思います。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。