KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

フランスのEU離脱懸念高まる

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金曜の日経平均は反発。前日のNYは高安マチマチ。NASDAQS&Pは連続の最高値更新。PPIが予想に下落し、早期利下げ期待感の高まりから長期金利は4.25%に低下。NVIDIAも実質的な最高値更新となり、半導体株指数のSOX指数も最高値を更新。マスク氏への8.8兆円の巨額報酬が認められたTeslaも2.9%上昇。引け後に決算を発表したAdobeも時間外で14%の急騰。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。SQ値が38535円と5月の38509円を何とか上回るところで決まると、その水準に達しないまま下げ渋りの動き。前引け前には前日終値近辺まで戻し、日銀金融政策決定会合の結果に備えました。

そして昼に日銀金融政策決定会合が現状維持で決まり、国債の減額もひとまず方針だけで、具体策は次回会合まで持ち越しということで、株はプラ転。不動産株が買われる一方、失望感に繋がった銀行株などは売りに押されました。ただ日経平均は39000円到達後上値が重く、後場の安値水準で引けました。売買代金は5.4兆円台とメジャーSQのため活況。REIT指数は反発。


投資判断は「売り」。金曜のNYはまた高安マチマチ。ミシガン大学消費者態度指数が予想を下回り昨年11月以来の低水準に。NASDAQは5営業日連続の最高値更新。ただ商いは閑散。長期金利は4.22%に低下。政局不安のフランスのCACは2.7%の下落。WTI原油先物は78.5ドルに上昇。それらを受けた日経平均先物は38460円となっており、週明けの日本株軟調なスタートが予想されます。

まずアメリカの方は総じてしっかりですが、またアメリカ一強、もっと言えばマグニフィセント7だけが強いという感じの動きになっています。ただアメリカの異様な強さと政局不安に起因したヨーロッパの弱さは気になります。

FOMCについては、もう少し地合が悪ければ「一気に利下げが年1回になった!」とネガティブサプライズとなり、アメリカ株はもっと急落したはずです。それを「いや、中央値が1回になっただけで、平均を取ればどちらかといえば2回と受け取れる」と市場が冷静に判断した形で救われました。NASDAQS&Pは窓を開けて最高値更新。

チャート的にTOPIXは5/31の急伸で空けた窓を埋めに行く形で6月の安値。NT倍率は6月に入ってから連日上昇する動きとなっており、特にTOPIXの弱さが目立っています。半導体が弱いだけでなく、バリュー株の弱さが際立つ形。
https://nikkei225jp.com/data/nt.php

REITに関しては引き続きパッとしない動きが続いています。ただ今週の日経1面に「首都圏マンション工期が10年で3割長く」とのことで、建物の供給が難しくなっていることを紹介していました。それを受けて特にマンション供給に強みのある不動産株は一旦売られる動きになりましたが、賃料の安定という意味でREITにはプラスに作用しそうな話です。

先週末時点の裁定残高は買い残2.5兆円に対して売り残0.4兆円の差し引き2.1兆円の買い長。前週に比べて1,175億円減りました。

6月第1週の投資主体別売買動向では外国人投資家は現物を1,986億円の売り越し。先物も1,394億円の売り越しで、計3,380億円の売り越し。信託銀行(年金)も1,304億円の売り越し。この辺りで先週のTOPIXを押し下げた模様。一方、事業法人が2,921億円の買い越しということで、やはり自社株買い頼みの構図。個人も2,861億円の買い越しで抗いました。

そしてグロース市場に関しては外国人投資家は90億円の売り越し。案の定、まだまだ続きますね・・・。


新興市場は「中立」。金曜のグロース指数は続伸。朝方は売られて始まったものの、寄り底で切り返し、高値圏での引けと強い動きが継続。売買代金も1,317億円と活況。前日に本決算を発表したアストロスケールHD(186A)やCore指数に採用されている大型株中心に売られましたが、その他の銘柄で持ち直しました。来週もこの流れを継続できるかどうか。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は反発。前日に大きめの下落となりましたが、下げ分を取り戻す反発になりました。もう少しで包み陽線となるところでしたが、まあ大体成立という形で良いでしょうか。来週からの反発相場に期待します。


売りポートフォリオファーストリテイリング(9983)は反落。NASDAQ高を受けてソフトバンクG(9984)が1万円を回復するなど、他の指数寄与度の高い銘柄が強い分、リバランスで売られたような形。これで3連続陰線となり、元々流れも弱いです。上値の75日線も下落に転じており、夏日が全国的に続く中でも冴えない展開が続きそうです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。