KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

湖北工業(6524)がストップ高に迫る!

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日経平均は本日続伸。前日のNYは引き続きウクライナ情勢の不透明感からNASDAQは高かったものの、ダウとS&Pが軟化。Teslaの大幅高を始めとしてGAFAM系が揃ってしっかり。一方、半導体関連株は弱く、VIX指数は再度30ポイントを超えました。WTI原油先物は一時97ドルに接近。ルーブル急落からの退避から、ビットコインは15%の急騰。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。いきなり26800円を回復するとそのまま次第高の流れになり、27000円回復の場面がありました。マザーズ市場が連日の大幅高となり、リスクオンの流れに拍車がかかる形。ただ中国株が売りに押されると、日経平均も25日線タッチなどの達成感もあり上値が重くなる形。

後場はやや押し目買いが優勢も、27000円手前で重く。後場の安値圏まで押し戻されています。売買代金は14時15分時点で2.1兆円台と最近の中ではやや低調。


投資判断は「中立」。先週、祝日明けに早速ウクライナに攻め込んだロシア軍。アメリカが「23日夜間にも」と警告していた通りの展開になりました(正確には24日明け方)。

先に書いていたように、正直私はロシアは「攻める攻める詐欺」だと思っていたのですが、パラリンピックが開幕する前に始めてしまいました。うーん、実は結構中国が間に入って止めると思っていたのですが(パラリンピックもありますし、資源高は中国が一番困るので)、国家単位の動きは私ごときの人知では計り知れませんね。すみません。

先週は色々ありましたが、結局週間でアメリカ株はプラスで終わった週になりました。ただVIX指数自体は高止まりしており、未だ余談を許さない展開であるには相違ありません。繰り返している通り、ウクライナ問題はあくまで短期筋が材料にしているだけで、本筋はあくまでアメリカの金融政策にかかっていると思います。その証拠として先週週間での指数は横ばいというわけです。

その金融政策に関してはウクライナ問題で利上げの程度が抑えられるのではないか・・・という観測が出ているようでもありますが、むしろウクライナ問題で商品市況が高止まりしているわけですから、恐らく景気を冷やしてでもインフレを抑えようとしている政府、中央銀行の姿勢は変わらないでしょう。むしろ加速する可能性の方が高いように思われます。

そもそもウクライナという遠い国の話で、かつ経済的な結びつきも小さいのに景気が悪くなる可能性は小さいです。むしろ残酷な言い方をすれば、武器商人の国であるアメリカの景気はロッキード社などを通じて、また原油や小麦などの商品生産者を通じて業種的には良くなる可能性すらあります(※非情な言い方は受け入れられ難いかも知れませんが、物事の善悪や倫理観はここでは論ぜず、あくまで株式市場や経済の話に限っています)。

そしてそのウクライナ情勢を巡る思惑はシーソーゲームが続いています。そもそもロシア軍が攻めの手を緩めたわけではなく、当然ながらウクライナ側も徹底抗戦を続けて首都キエフを死守。ロシア軍も相応の死者を出しているということで、戦況は泥沼化に向かいつつあります。この辺りは、株価の位置に応じて都合の良いニュースがピックアップされているだけに思います。

原油に関しては14年に100ドルを付けて以来の大台超え。当時もやはり14年3月のソチでの冬季オリンピック中にクリミア半島を併合し、原油が100ドルの大台を維持し続けました(公平を期して言えば、11年の東日本大震災以来原油需要の高止まりを背景に100ドルは超えていましたが)。

ただそれでアメリカの逆鱗に触れ、シェール革命が勃興。7月以降はシェールの増産とシェア維持を狙うOPECの減産拒否で一気に原油が下がりました。今回はシェールを再拡大できるかどうかがまた焦点になってくるのでしょうが、これまで投資を絞っていた手前、どれだけ早期に増産できるかが焦点になってきます。

いずれにせよ、原油も高い、物流費も高い、部品も届かない・・・であれば、消費者や需要家の需要面は自然に減衰せざるを得ません。そうなった時に各商品バブルはいつまで保てるのか。益々FRBは舵取りが難しくなってきたのでしょうね。

日本株の方はご存じのようにとっくに厳しい状況です。まあ首相があんな感じなのでお手上げという状況でもあるのですが、一方で不支持が逆転したとはいえ、未だに支持率は高め。

そもそも支持率が下がった理由は感染が拡大してきたからであって、株価が下がったからではありません。日本人の総意として株高が求められていないことがハッキリしたので、一概に岸田首相だけを責めるのも違うのかなという気はしてきました。さっさと辞めて欲しいという気持ちは変わりないのですが。

日経平均TOPIXもチャートはMACDが暗転し明確な売り転換。日経平均の方はボリンジャーバンド-2σも拡大し始めました。一方、TOPIXの方も無事ではありません。注目しているトヨタ(7203)が明確に75日線下放れ。そう簡単にドドドっと下がらないとは思いますが、少しずつ売りが強まっている印象です。

なお、先々週末時点の裁定残高は買い残4,931億円に対して売り残344億円で差し引き4,587億円。前週に比べて2,287億円の増加。一気に需給が悪化した感じになっています。この辺りの解消売りも足元の売り圧力に繋がっているのかも知れません。


新興市場は「中立」。本日は両指数共に堅調。特にNASDAQの強含みも背景にグロース株の買い戻しが続き、マザーズ指数はまた7%以上の上昇率に。指数連動型ETFである東証マザーズETF(2516)は500円という節目で踏ん張りました。先にマザーズは6ヶ月連続安が過去最長と指摘しましたが、今回新たに6ヶ月連続連続安となりワーストタイ記録に。

まだ記録を伸ばしてマザーズ最終月を締めくくり、立つ鳥跡を濁すパターンとなるかも知れませんが、一つ月替わりで流れが変わる可能性はあるかも知れません。そもそも、まずマザーズが復活し、小型株や個人投資家が戻ってこない限り日経平均などの反発も無いと思っています。まだ底打ちが確認できているような雰囲気では無いのであくまで打診買い、割り切れるのであれば触ってみるのはアリだと思います。


ポートフォリオ銘柄】

BlueMeme(4069)は大幅続伸。無事1/5の年初の水準に戻して来ました。ただ特に商いが膨らんでいるわけでもなく、まだ評価はきちんと定まっていないような感じはあります。急な戻りが起こったのと同様に、急な反落まだ十分あり得ますから注意が必要です。


【注目銘柄】

湖北工業(6524)は連日の大幅高。こちらは2/22のブログでも書きましたが、有料メルマガで買いで取り上げ。目標株価7000円としたところをクリアして、ストップ高にも届きそうな場面がありました。いつもこういう銘柄ばかり取り上げられれば良いのですが。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。