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日経平均は本日続伸。前日のNYは卸売物価指数が予想以上に上昇し、30年債入札も弱かったものの、長期金利は2.7%割れまで低下し一服したことで、ハイテク株中心に買い戻しが強まる動きで3指数揃って堅調。NASDAQや半導体関連株指数のSOX指数は2%超の上昇となりました。決算を受けてデルタ航空が上昇。VIX指数は21.8ポイントに低下。WTI原油先物は104ドルまで上昇。
それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。一時20年ぶりの126円を付けたドル円も125円まで下落。岸田首相が「まん防」を直ちに再発出する状況ではないとしたことなどでAfterコロナ関連株が買われました。また本日引け後の決算を控えてファーストリテイリング(9983)が買われ押し上げる動き。
ただ27200円に達し直近一週間の高値を付けると、達成感から戻り待ちの売りに押され上値が重く。後場も高値圏での小動きに終始しました。売買代金は14時45分時点で1.9兆円台と低調。マザーズは軟調で、1107億円で閑散。
投資判断は「中立」に。ドル円に関しては、個人的には年内のドル円上限は135円辺りで、勢い余って140円もあるかも・・・というイメージです。ただまだそのタイミングではないとも思うのですが。
しかし円安圧力が続きます。日銀が緩和姿勢といっても、現状は指値オペもETF買いも限定的。ステルステーパリングも既に指摘されているように、実際に市中にお金が流れている感じはありません。他方、実はルーブルは制裁前の水準をほぼ取り戻しています。ロシアに対する制裁強化も、これ以上何を強化できるのか不明であり、ここから改めてルーブルが下がるような展開も描き辛い感じです。
https://www.xe.com/ja/currencycharts/?from=RUB&to=USD&view=1Y
であれば今回のウクライナ戦争で世界で一番売られた通貨が円だという事実は相当に深刻。資源高で苦しみ、エネルギーコストの高止まりで国富が流出。コロナ感染が低水準に関わらず経済活動の再開も遅い。「岸田首相が日本に経済制裁を行っている」「何もしていないダウン寸前」というネットの皮肉も、芯を捉えているのかも知れません。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/94129
今週のスケジュールは本日は引けにファーストリテイリング(9983)の決算。台湾ではTSMCの決算。既に1Qの売上が過去最高を更新したのは伝わっていますが、設備投資や受注見通しに注目が集まります。その巨額な設備投資が世界の半導体関連株に大きな影響を与えるというのは言わずもがな。
ヨーロッパではECB理事会。改めて安値に接近しているユーロドルが底打ちするかどうか。アメリカでは3月小売売上高。決算はゴールドマンサックスやモルガンスタンレー。
15日(金)はグッドフライデーでアメリカは休場。ただNY連銀製造業景況指数の発表はあるようです。
チャート的には日経平均が3/23~4/6で、TOPIXが3/22~4/6の足で「アイランドリバーサル」が示現。私の経験則上、空けた窓は(いつか)必ず埋めるという法則から、一定の浮力を期待できます。
あとは日本株以外の問題としてアメリカ株やウクライナ情勢などの外部環境が大きいです。まあアメリカ株は4月は買われやすいアノマリーがありますし、逆イールドやサプライチェーンの解消はプラスです。決算シーズン入りして、金利上昇から金融株が素直に買われるようなら、バリュー株優位→世界的なバリュー株の位置付けである日本株は買われやすいと思います。
安川電機(6506)の本決算は、今期見事な大幅増益見通しでした。ただ前期営業利益は大幅未達で、今期の想定為替レートが120円と前期より9円円安の見込み。市場は一旦売りで反応しました。
円安にも関わらずトヨタ(7203)を筆頭に外需株が総じて上値が重く、折角の125円を再突破してきた円安メリットを享受できていません。引け後に出た3月工作機械受注も好調で、4年ぶりの高水準となった模様。まあ上海のロックダウンがこの先どう影響してくるのか不透明ではあるのですが、もう少し日本の得意な機械株は買われても良さそうな気がするのですけれど。
一方、足元では内需系銘柄の決算シーズンが始まっています。国内最大手小売イオン(8267)は、サプライチェーンの混乱が続く中で4Qは前期比でも増益ですし、今期も増収計画となっています。しまむら(8227)の好決算も含め総じて売られ過ぎの解消に向かうような反応で通過できそうです。本日のファーストリテイリングが無事通過できれば、あとは問題ないでしょう。
グロース株に関しては3月優待権利落ち後以降の出遅れ感を見直す動きが新年度相場になってから出ていましたが息切れ。アメリカの金利上昇がNASDAQに悪影響を与えるターンになってきているので、買いはバリュー株に絞った方が得策に思えます。
そもそも円安は日本企業買収に対して、更に魅力を高める材料になります。バフェット氏がヒューレットパッカードを買ったり、マスク氏がTwitterを買ったりしてアメリカでは株価の反応が大きくなっていますが、日本株も本決算などを通じて被買収価値が意識される展開になると思います。その場合もやはりバリュー株の方に優位性があるでしょう。
あと、TOPIX浮動株比率の変更による影響が例えばトヨタ(7203)への売りや、NTT(9432)やマルシェ(7524)の買いに繋がった模様です(マルシェは普段の流動性が薄いので、少しの金額変動でも株価影響が大きい)。
新興市場は「やや買い」。本日のマザーズ指数は反落。アメリカで長期金利上昇一服からNASDAQやラッセル2000が上昇しましたが、昨日先んじて上昇していた分の反動もあって本日は売られる動きに。ただ昨日は売買代金も1323億円とやや膨らみました。IPOも好調なスタートを見せていますし、下値切り上げの展開は続いてきそうです。
【ポートフォリオ銘柄】
トヨタ(7203)は続伸。ただドル円がドンドン円安に進む割には伸びは弱くなっています。昨日「5月世界生産が計画比で1割減」と伝わったことが響いています。ただ最終的に生産は戻るであろうこと、需要が強いこと、また恐らく本決算後も自社株買いが発表される期待感などで下値は固いと思います。
Deere & Company(DE)も続伸。小麦などの穀物価格はウクライナでの作付け難などがあり、ドル高の環境にも関わらず4月に入ってから改めて反発してきている状況。農家の懐具合も良くなり、農機需要の増が期待できます。更に円安による円評価額の上昇もあり、アメリカ株に日本人投資家の資金が流れるのも当然のような環境です。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。