KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

10月の成績発表

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本日は10月の成績発表です。10月は9月末の半期末で売りが出尽くした感じになり、全般的に強い月でした。しかし11月に入ってからまたアメリカの金利上昇が長引く懸念から改めて売られる動き。そんな中、私のポートフォリオは一体どうなったでしょうか。早速検証してみましょう!


【買い銘柄】

アニコムHD(8715)
567円→579円(23営業日保有 上昇率2.1%)

地合に合わせて戻りも見せましたが、11月に入ってから地合に合わせて上値が重く。主体性が無いですね。アメリカではペット保険大手のTrupanion(TRUP)が売上増も赤字拡大で時間外で売られる動き。この辺りが特に外国人投資家の連想売りを誘っている印象です。ただ結局はプラスで終わりましたし、アイペットHD(7339)の方は着実に買われており、これらの評価格差が気になります。


ブロードメディア(4347)
1006円→967円(23営業日保有 下落率3.9%)

2Q決算が芳しく無く売られる動き。ただ先に説明したように、例年2Qが弱く、下半期で稼ぐ季節性があります。もっとも、株価は例年年末にかけて売られやすいアノマリーもあり、結局今年もそのパターンに陥りつつあります。それでも過去の業績進捗に比べれば随分と進捗率が高く、教育事業の新校開校効果も考えれば、通期上ブレ着地は必至だと思います。


BlueMeme(4069)
1629円→1930円(23営業日保有 上昇率18.5%)

先月下落した分、今月は反動高で結局ほぼ行って来い。これまで概ね1500円~2500円の水準での往来が続いており、4月以降は三角持ち合いを形成。来週の決算で上放れを期待したいところですが、足元はIT系銘柄が決算後に売られる傾向が強いので、ちょっと不安感はあります。


ヴィッツ(4440)
995円→927円(23営業日保有 下落率6.8%)

今期の大幅減益見通しを受けて下落継続。9月下旬に「自動運転レベル4、23年4月公道走行解禁へ」というニュースから自動運転関連株が買われる場面がありましたが、結局終値ベースで年初来安値を更新しており、今年は一貫した下落トレンドに。うーん、なかなか下げ止まりませんね・・・。正直諦め気味ではあります。


巴川製紙(3878)
765円→767円(23営業日保有 上昇率0.3%)

ここから巻き返しで行けるか・・・と思ったところで、11月に入ってから失速。キヤノン(7751)がプリンター事業の苦戦で決算後大きく売られ、関連株が一斉安。半導体関連も足元では減速が続いており、同社も今回は上方修正が無さそうです。ただPERやPBRで見た割安感は強く、大きくは下がらないと思うのですが。


トヨタ(7203)
1876円→1985円(23営業日保有 上昇率5.8%)

決算を嫌気して売られる動き。自社株買いも効かず、為替も円安トレンドが足踏み気味とあっては苦しい状況です。節目の2000円水準で踏ん張れるかどうかが焦点。現状、かつてのライバルTeslaの株価が低迷しており、日本株買いの流れがもう少しハッキリすればフラグシップとして上昇すると思うのですが。


Deere & Company(DE)
333.9ドル→395.09ドル 円換算48331円→57920円(23営業日保有 上昇率19.8%)

今月はシレシレっと急反発。これだけアメリカ株が弱い中でもドルベースで18%も上がり、更に円安進捗で円評価を大きく引き上げました。中間選挙前に票田である農家に対するリップサービス期待感なども背景にありそうです。お陰で買値を一気に上回ってきましたが、ドルベースではとりあえず決算までは400ドル辺りが限界でしょうか。今月は出来過ぎな気がします。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
0.20(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。


ちなみにその間
日経平均 9/30終値 25937円→27199円(23営業日 上昇率4.9%) 0.21(%/営業日) 
TOPIX  9/30終値 1836→1915 (23営業日 上昇率4.3%) 0.18(%/営業日)

今月はベンチマーク並。国内株は総じてイマイチでしたが、Deere社の持ち直しに助けられました。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数1282.3ポイント
今月は全く銘柄の入れ替えをしなかったので、物足りない成果。今月はもう少し機動的に動きます。


市場全体の投資判断は引き続き「買い」。オプション建玉を見ると、11月限月は27000円水準の建玉が一番大きく重なっていますが、数は少なめ。そもそも清算日が中間選挙直後なので、狙いは定まりにくいでしょう。

一方、気が早いものの12月のメジャーSQに清算が来る限月のものは28000円が一番盛り上がり。配当なんかを考えると28250円辺りを軸に目指していける感じに思われます。

ドル円は150円で上値が重くなっていますが、過去のパターンからも日本の決算シーズンが迫ると円高に振れやすい傾向があります。ですからこのまま150円が大天井・・・とまでは考えていません。これだけ歴史的な円安トレンドか出来上がって、少なくともダブルトップを付けてからでないと誰も上げ止まりを信じ切れないでしょう。

毎度の言いぐさですが、グロース市場に注目しています。特にグロースCore銘柄は10/13の逆CPIショック以降の戻りが8.7%で、他の様々な主要指数の中で最も強いです。だからこそ余計に売り方の買い戻しに過ぎない相場なのかも知れませんが、一方で外国人投資家の日本株参戦意欲を推し量るバロメーターにもなっていると思います(グロースの小型株は外国人は買わないので)。加えて個人投資家の復調も意味します。

もう一つ先週特筆すべきはREITの動きでした。先々週末のウォールストリートジャーナルの記事以降、明らかに高利回り商品のREITが買い直される動きになりました。じゃあ不動産株が買われているかというとそんなことも無いところが面白いところ(まあ決算も近いので仕方無いでしょうけれど)。こちらはビットコイン同様に、現金→金融商品の流れを示すバロメーターと言えます。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文に貴重な時間を割いていただき、誠にありがとうございます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。