KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

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前日のNYは翌日にCPIの発表を控え高安マチマチ。ダウはまた最高値更新となりました。売買代金はやや少なめ。アーム社に引き続き決算を好感する買いが入り、一時42%の上昇。一方、マグニフィセント7は軟調半導体株指数のSOX指数は0.2%の下落。VIX指数は13.9ポイントの上昇。中小型株指数のラッセル2000は1.8%の上昇。WTI原油先物は77ドル弱に上昇。

なお、寄り前に発表されたMSCIの銘柄入れ替えに関しては、大方の予想通りSCREENHD(7735)の新規採用に対して、住友化学(4005)やベイカレント・コンサルティング(6532)など8社の除外が決定。

投資判断は「売り」。ただアメリカがこれだけ強く、上値を抑えられているドル建て日経平均が上がってくるとするならば、またアメリカの金利上昇→円安に振れやすいタイミングでもあることから、高値更新の想定も必要でしょう。節分天井なんて言葉ももはや死語ですし。理屈や客観的に見れば、買い方がかなり優勢な感じです。

また決算が進む中で、日経平均のEPSは足元で低下。合わせて利回りも低下しています。先にも書いたように今がそこまで理性的な相場ではないことは重々承知の上で、それでも突然ハシゴが外れる可能性があることは指摘しておくべきでしょう。ボラティリティが大きくなっています。
https://nikkei225jp.com/data/per.php

「外国人が割安な日本株に食指」というのは最近の論調ですが、一方で円安が続くならば、目減りする日本資産をわざわざ買うか?と思ったりもします。長期保有ならば、当然円売りヘッジも入れてくるでしょうけれど、ヘッジコストだってバカになりません。

先日の日経1面の記事は「アメリカの時価総額が世界の5割」でした。まあそんなもんだろうなとは思っていましたが、改めて示されると確かにインパクトはありますね。もっといえばギガテック「マグニフィセント7」の7社でそのアメリカの時価総額の1/4を占めており、かなりの偏重ぶり。世界中のETFを通じた大型株買いの資金流入や、景気先行き不安感でのある意味米国債以上に安全な資産としての位置付けが、このような潮流を生み出しているのだろうと思われます。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB025XV0S4A200C2000000/

アメリカでも特定銘柄のみ買われ、中国でも小型株が弱いところを見ると、これは世界の潮流です。ETFによる売買が主流ならば(中国は当局にしてみれば指数さえ改善すれば良いので国家隊の買いが小型株に入り辛いので)、個別の小型株には資金が回ってこないのでしょうね。

今の日本株の強さの理由の一つに「東証による低PBR改革の成果」が挙げられますけれど、(その効果が全く無いとは言いませんが)割安小型株が放置されたままの状態であるので説得力に欠けます。少なくとも本筋ではありません。

一方、世界中から資金を集めるアメリカでも地銀株とREITが売られています。REITの下落が他の金融商品に与える影響や、あおぞら銀行(8304)に加えドイツ銀行アメリカ商業用不動産向け損失引当金4倍と伝わりましたけれど、そういった海外の金融機関に与える影響、そしてそれらが他に波及する影響は考慮しておいた方が良いのかも知れません。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN05D220V00C24A2000000/

そのREITは世界的にリンクしている印象です。アメリカの方でひとまず地銀不安は表面的も収まりましたが、金利が反転してきたので、世界中のREITは厳しい動きになっています。この辺りが火種にならなければ良いのですが。

需給面では日本も待機資金が豊富で、また新NISAの効果も続いています。先日外食した際に、隣のテーブルの比較的若いカップルの話声が聞こえ「米国株で30%下がっちゃって・・・」と言ってましたが、この好調なアメリカ株の何でやられたのか気になりますけれど、ともあれ今まで米国株の話題が聞こえてくることなんてありませんでしたが、随分と身近になったものです。先の投資主体別売買動向でも個人投資家が買い越しに転じており、下値は堅い印象です。


新興市場は「中立」。先の投資主体別売買動向では個人投資家が買い越しに転じてきました。厳密には信用買いが増えて買い越しに転じてきたのですが、今の地合が良いことでリスクを取ろうという動きが出ているのは確かです。

そういう意味では出遅れ小型株やグロース指数も動き出すと一気に上がる素地はあり、その場合は相場全体の底上げに繋がりそうです。ともあれ今週のグロース指数は大きく下がりはしないだろうけれど上がりもしないのかなというのが目先の見立てです。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は先週金曜続落。決算を嫌気する流れが続きました。ただネットのブリーダーマッチングサイト運営のシムネット社は順調に業績を伸ばしており、ペットショップからブリーダーとの直接取引が増えている傾向が明確化しています。その場合、同社にとっては大手ペットショップに支払う仲介手数料が削減できるので、一石二鳥の優位性があります。


ブロードメディア(4347)は大幅反発。とりあえず2/8の日中分の下げ幅は取り戻してきました。株価は高値からほぼ半値を実現しており、1000円という節目からも下値達成感は出て来てもおかしくはないと思います。今期で業績の膿出しとし、来期のV字回復を期待したいところです。



・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。