福岡旅行話の続きです
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20220513.html
路地の奥まで進むと入り口がありました。ちゃんと暖簾が出ていて「藤丸」としっかり書いてあります。やあ、ここだここだホッと一安心古民家の隠れ家的な雰囲気満点です
障子の引き戸を開けて中に入ると土間になっていて、火鉢に鉄瓶が置いてありました。小さなケースに商品の見本が数点陳列されていますが、知らなければおよそお店とは思えないような雰囲気。かなり趣きがあります。
既に先客が一人いて、お店の人と話をしていたので、火鉢の前に座って待ちます。年配で店主の奥さんのような方でしたが、「うちの主人はアナログで携帯も持っていない」とか、そういう話が耳に入りました。だからHPも無いんですね。他にも何個かデジタルな単語が出てきて、私は何となく「古風な店なのに奥さんは結構よく喋って横文字使うな~」と思って聞いていました
数分後、ようやく我々の番になって予約した旨を伝えます。「少々お待ちください」と店の奥に一旦姿を消すと「これを召し上がってお待ちください」とお菓子を一つずついただきました。「仏手柑」と教えられたお菓子は、柑橘類を切ったら仏様の手のような形に見えることで名付けられたようで、それを砂糖漬けしたもの。これは美味い酸味と甘みのバランスが絶妙でオススメです
私達が鉄瓶のお湯を貰ってお菓子を食べている間にも、次のお客様がご来店。平日の昼間ですが、ひっきりなしにお客さんがやってきますやはり知る人ぞ知る有名なお店なんですね
というわけで無事「清香殿」を買い求めてお使いを済ませて店を出ると、ふと私は突然思い出しました「あぁドラクエウォークの太宰府天満宮のお土産を取り忘れた」折角ここまで来たのに、これじゃ何をしに来たのかわからない(?)
天満宮からこれだけ離れてしまったらもう取れないかな・・・と思ってダメもとでやってみたら、何とかギリギリエリア内で取れました天神様のご加護があったのかな、とデジタル大好き人間の私は思いました(つづく)。